千葉大学大学院小児外科学教室

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メッセージ・コメントへの返信は行っておりません。ご理解いただけますと幸いです。 国立大学で2番目に歴史のある小児外科学講座です

【学会参加報告】2026年4月13日から15日にかけて、ベルギー・ルーヴェンで開催された CDH International Symposium に参加しました。本学会は、先天性横隔膜ヘルニア(Congenital Diaphragmati...
23/04/2026

【学会参加報告】
2026年4月13日から15日にかけて、ベルギー・ルーヴェンで開催された CDH International Symposium に参加しました。
本学会は、先天性横隔膜ヘルニア(Congenital Diaphragmatic Hernia:CDH)を専門に扱う国際的なシンポジウムで、新生児科医、小児外科医、胎児治療チーム、基礎研究者、さらには患者家族支援に関わる多職種が一堂に会する、非常に密度の高い学会です。
私は日本横隔膜ヘルニア Study Group(JCDHSG)の一員として、
「CDH患児における気管切開のリスク因子と長期転帰」について発表を行いました。
CDH患児の中で気管切開を要する症例は多くはありませんが、一度気管切開に至った場合の長期予後や、将来的な抜管(decannulation)の可能性については、これまで十分なデータが限られていました。今回は、日本のデータを用いてその点を中心に報告しました。
初めての海外学会での発表ということもあり、発表前はかなり緊張しましたが、発表後には多くの質問やコメントをいただき、内容がしっかり伝わったこと、また関心を持っていただけたことを率直に嬉しく感じました。
CDH診療は、外科手術のみならず、基礎研究、胎児治療、呼吸・循環管理、ECMO、長期予後の評価、さらには成長・発達や家族支援まで、多領域にわたるチーム医療が不可欠です。今回の学会を通じて、その重要性を改めて強く実感すると同時に、日本からのデータ発信が国際的にも大きな意味を持つことを再認識しました。
学会期間中、JCDHSGから参加された複数の先生方ともご一緒することができ、多くの刺激と学びを共有する貴重な時間となりました。
また、学会の合間には、初めて訪れたベルギーの空気に触れる機会もありました。ブリュッセルでは世界遺産のグラン=プラスを訪れ、その荘厳さに圧倒されました。短い時間ではありましたが、学会の合間の良いリフレッシュにもなりました。
今回得られた知見や刺激を、今後の日本におけるCDH診療および研究に、少しでも還元していきたいと思います。
(川口)

新年度がスタートしました。2026年度は新入局の小池先生が加わり、廣川先生が大学院生として戻られました!気持ちも新たに、チーム一丸となって頑張っていきましょう。よろしくお願いします!
13/04/2026

新年度がスタートしました。
2026年度は新入局の小池先生が加わり、廣川先生が大学院生として戻られました!
気持ちも新たに、チーム一丸となって頑張っていきましょう。
よろしくお願いします!

投稿が遅くなってしまいましたが、3月23日に千葉大学大学院修了式・学位記授与式が執り行われ、勝海大輔先生が大学院を修了されました。在学中には、iPS細胞由来の免疫細胞を用いた神経芽腫に対する免疫研究について学位審査発表を行い、無事に学位を取...
10/04/2026

投稿が遅くなってしまいましたが、3月23日に千葉大学大学院修了式・学位記授与式が執り行われ、勝海大輔先生が大学院を修了されました。
在学中には、iPS細胞由来の免疫細胞を用いた神経芽腫に対する免疫研究について学位審査発表を行い、無事に学位を取得されました。
4年間にわたる大学院生活の研究成果の集大成となりました。
勝海先生のこれからのさらなるご活躍を、心よりお祈りいたします。
以下、勝海先生からいただいたコメントです。

3月23日に千葉大学大学院を修了しました。大学院生活が始まる前は、小児外科の諸先生方による研究発表を拝聴したり、基礎分野の論文を読み解こうとしたりしてもなかなか理解が追いつかず、研究テーマの設定に悩むところからのスタートでした。
しかし、神経芽腫に対する免疫研究に従事する中で、次第に基礎研究論文の内容を深く理解できるようになり、自ら実験計画を立てて結果を導き出すという、研究本来の面白さを知ることができました。
時には研究の進捗が思うようにいかず、テーマを途中で変更するなど紆余曲折もありましたが、無事に学位審査発表を終えることができました。
研究が難航し、人手が限られた状況であるにも関わらず研究に専念できる環境を整えてくださった菱木教授をはじめとする小児外科学教室の医局員の皆様、そして日々の研究からテーマ変更の際の計画策定に至るまで、多岐にわたるご助言をいただきました本橋教授、青木先生をはじめとする免疫細胞医学教室の皆様には、多大なるご協力を賜りましたこと、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
4年間で得た知見やリサーチマインドを忘れずに、幅広い視点を持って臨床の様々な課題に向き合い、日々の診療に真摯に邁進して参ります。(勝海)

難波先生の送別会を行いました。難波先生は本年度当教室に入局され、専攻医として一年間大変ご尽力いただきました。当日は前半の指導教官である西村先生にもご参加いただき、和やかな雰囲気の会となりました。来年度は外科研修に出張されますが、今後のさらな...
31/03/2026

難波先生の送別会を行いました。
難波先生は本年度当教室に入局され、専攻医として一年間大変ご尽力いただきました。
当日は前半の指導教官である西村先生にもご参加いただき、和やかな雰囲気の会となりました。
来年度は外科研修に出張されますが、今後のさらなるご活躍をお祈りしております。

【学会参加報告】2026年3月14日に九州大学で開催された「第39回日本小児脾臓・門脈研究会(会長:田尻達郎先生)」に参加し、発表を行いました。光永哲也Modified Warshaw法で切除した充実性偽乳頭状腫瘍の1例私は、膵臓手術の際に...
30/03/2026

【学会参加報告】
2026年3月14日に九州大学で開催された
「第39回日本小児脾臓・門脈研究会(会長:田尻達郎先生)」に参加し、
発表を行いました。

光永哲也
Modified Warshaw法で切除した充実性偽乳頭状腫瘍の1例

私は、膵臓手術の際に課題となる脾動静脈の処理について報告し、フロアの先生方からご意見を伺いました。
小児に特化した研究会ではありますが、成人外科の先生も参加されており、両者の視点の違いを活かした議論が活発に行われていたのが印象的でした。
脾腫が門脈圧亢進症や肝線維化の悪化と免疫異常に関与するという「肝脾相関」の考え方や、成人外科において脾摘後の自家脾移植が想像以上に重視されていることなど、多くの学びがありました。

福岡滞在24時間という弾丸日程でしたが、本場の豚骨ラーメンもしっかりと堪能し、実りある出張となりました。

(光永)

Conference Report
On March 14, 2026, I attended and presented at the 39th Annual Meeting of the Japanese Society of Pediatric Splenic and Portal Hemodynamics, held at Kyushu University (Chair: Dr. Tatsuro Tajiri).

Tetsuya Mitsunaga
A case of solid pseudopapillary neoplasm resected using the modified Warshaw technique

I presented on the management of the splenic artery and vein, which remains a key challenge in pancreatic surgery, and received valuable feedback from colleagues during the discussion.
Although this meeting focuses on pediatric cases, many adult surgeons also participated, and it was particularly impressive to see active discussions incorporating perspectives from both fields. I gained important insights, including the concept of the “hepato-splenic interaction,” in which splenomegaly is associated with portal hypertension, progression of liver fibrosis, and immune dysregulation. I also learned that autologous splenic transplantation after splenectomy is more highly valued in adult surgery than I had expected.
Although my stay in Fukuoka was limited to just 24 hours, I was still able to fully enjoy authentic tonkotsu ramen, making this a very rewarding trip.

(T. Mitsunaga)

【学会参加報告】第41回日本栄養治療学会学術集会2026年2月13日(金)から14日(土)にかけてパシフィコ横浜で開催された、第41回日本栄養治療学会学術集会(JSPEN)に参加いたしました。私自身は今回が初めての参加となりましたが、看護師...
27/03/2026

【学会参加報告】
第41回日本栄養治療学会学術集会

2026年2月13日(金)から14日(土)にかけてパシフィコ横浜で開催された、第41回日本栄養治療学会学術集会(JSPEN)に参加いたしました。

私自身は今回が初めての参加となりましたが、看護師、管理栄養士、理学療法士の方々が非常に多く参加されており、これまでに参加した学会とは異なる多職種連携の熱気を肌で感じることができました。

当科からは以下の2演題の発表を行いました。
・光永哲也 先生
「短腸症候群患児へのノロウイルス感染の影響」
・工藤 渉 先生
「身体計測と体組成データを用いたクラスタリング解析−健康リスクの高い小児集団の特定−」

両発表ともに会場では活発な議論が交わされ、非常に有意義な時間となりました。
また、学会全体を通じて栄養管理に関する最新の知見を得ることができました。
小児外科領域においても解明すべき栄養学的な課題は多く残されており、
本学会で得た知見を、今後の診療および研究に活かしていきたいと思います。
(工藤)

Conference Report: The 41st Annual Meeting of JSPEN
I attended the 41st Annual Meeting of the Japanese Society for Clinical Nutrition and Metabolism (JSPEN), held at Pacifico Yokohama from February 13 to 14, 2026.
This was my first time attending the JSPEN meeting. I was particularly impressed by the strong presence of multidisciplinary professionals, including nurses, registered dietitians, and physical therapists. The meeting provided a unique opportunity to experience the dynamic collaboration among different healthcare disciplines.
Our department presented the following two topics:
Dr. Tetsuya Mitsunaga
Impact of Norovirus Infection on Pediatric Patients with Short Bowel Syndrome
Dr. Wataru Kudo
Clustering Analysis Using Anthropometric and Body Composition Data: Identification of High-Risk Pediatric Populations
Both presentations stimulated active discussions and provided valuable feedback.
Throughout the meeting, I was able to gain the latest insights into nutritional management. In the field of pediatric surgery, many nutritional challenges remain to be addressed, and I hope to apply the knowledge gained from this meeting to both clinical practice and future research.
(W. Kudo)

【学会参加報告】2026年2月21日に京成ホテルミラマーレで開催された第30回 千葉内視鏡外科研究会 に参加しました。当科からは笈田が「小児ロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術の導入と初期成績」という演題で発表を行いました。本研究会では、消化器外...
06/03/2026

【学会参加報告】
2026年2月21日に京成ホテルミラマーレで開催された
第30回 千葉内視鏡外科研究会 に参加しました。
当科からは笈田が
「小児ロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術の導入と初期成績」
という演題で発表を行いました。
本研究会では、消化器外科、呼吸器外科、泌尿器科、産婦人科、小児外科など、さまざまな診療科から内視鏡外科に関する発表が行われ、普段なかなか聞く機会のない領域の手術や工夫についても学ぶことができ、大変興味深い内容でした。
また、途中の特別企画では千葉における内視鏡外科の創成期の歴史について、特別講演では低侵襲手術の発展について拝聴することができ、内視鏡外科の進歩とその歩みを改めて実感する貴重な機会となりました。
多くの診療科に共通する分野だからこそ、他科の先生方の取り組みや工夫を知ることができ、大変刺激を受けました。
今回得られた学びを、今後の診療や研究にも活かしていきたいと思います。
なお、懇親会は子どものお迎えのため参加できませんでしたが、次回はぜひ先生方とゆっくり交流できればと思います。

【学会参加報告】2026年2月6日〜7日に久留米で開催された 第55回日本小児消化管機能研究会 に参加してきました。当科からは川口が、「腸管不全患者における経口セレンサプリメント補充療法と腸内細菌叢解析」という演題で発表させていただきました...
27/02/2026

【学会参加報告】

2026年2月6日〜7日に久留米で開催された 第55回日本小児消化管機能研究会 に参加してきました。

当科からは川口が、「腸管不全患者における経口セレンサプリメント補充療法と腸内細菌叢解析」という演題で発表させていただきました。(栄養素の補充と腸内環境の関係を検討した研究です)
50回を超える伝統ある研究会への参加は今回が初めてでしたが、非常に多くの学びと刺激を得ることができました。特にランチョンセミナーで行われた食道ハイレゾリューション検査に関する講演は、大変興味深く、今後の臨床や研究の参考になる内容でした。

また、前日には久留米大学小児外科主催の懇親会が催され、
美味しい料理とお酒をいただきながら、各大学の先生方と交流を深めることができました。「焼き鳥なのに最初は豚バラから」という九州ならではの焼き鳥文化を体験できたのは新鮮でした。本当に楽しい会でした。

久留米は今回が初訪問でしたが、久留米ラーメンや久留米黒棒も堪能し、たいへん楽しい時間となりました。
最後は雪の影響で飛行機が2時間半も動かず(しかもLCCなので振替なし…)、ギリギリの帰宅となりましたが、これも含めて良い思い出になりました。

川口

[Conference Report]

We attended the 55th Annual Meeting of the Japanese Society for Pediatric Gastrointestinal Motility, held in Kurume on February 6–7, 2026.

From our department, Kawaguchi presented a study titled:
“Oral Selenium Supplementation and Gut Microbiota Analysis in Patients with Intestinal Failure.”
This research examined the relationship between nutritional supplementation and the intestinal environment.

Although it was our first time participating in this long-standing meeting with more than 50 years of history, we gained tremendous knowledge and inspiration. In particular, the luncheon seminar on high-resolution esophageal manometry was highly informative and provided valuable insights for both clinical practice and future research.

On the evening prior to the meeting, we also had the opportunity to attend a social gathering hosted by the Department of Pediatric Surgery at Kurume University. While enjoying excellent food and drinks, we were able to deepen our connections with colleagues from various institutions. Experiencing the unique local custom of starting a yakitori course with pork belly was especially memorable.

It was my first visit to Kurume, and I was able to enjoy local specialties such as Kurume ramen and traditional sweets, making the trip both productive and enjoyable. Although our return flight was delayed for two and a half hours due to snowfall—with no alternative arrangements available—this too became part of a memorable experience.

ーKawaguchi

【論文掲載のお知らせ】 川口雄之亮先生の論文が、国際誌 Hepatology Communications に掲載されました。 Cholestasis-reducing effects of bezafibrate on survivors...
26/02/2026

【論文掲載のお知らせ】

川口雄之亮先生の論文が、国際誌 Hepatology Communications に掲載されました。 Cholestasis-reducing effects of bezafibrate on survivors of biliary atresia with native livers: A prospective phase II trial https://doi.org/10.1097/hc9.0000000000000877
以下、ご本人からのメッセージです。 川口先生、おめでとうございます!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このたび、私たちの研究成果が Hepatology Communications(Impact factor: 4.6)に掲載されました。
Title: “Cholestasis-reducing effects of bezafibrate on survivors of biliary atresia with native livers: A prospective phase II trial”
本研究は、千葉大学小児外科として初めて実施した特定臨床研究による前向き試験です。
胆道閉鎖症術後の患者さんでは、長期的に胆汁うっ滞が持続・進行するケースがあります。
本研究では、bezafibrate(ベザフィブラート)が胆汁うっ滞の改善に寄与する可能性を示す結果が得られ、成人期の胆道閉鎖症患者さんに対する新たな治療選択肢につながる知見となりました。
研究構想の段階から論文掲載まで約4年と長い道のりでしたが、今後の診療にも活かせる重要な成果になったと感じています。
今後も、臨床現場で得られる気づきや課題を研究へとつなげ、小児外科診療の向上に貢献できるよう努めてまいります。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
(川口雄之亮)

[Publication Announcement]
Dr. Yunosuke Kawaguchi’s paper has been published in the international journal Hepatology Communications.
Cholestasis-reducing effects of bezafibrate on survivors of biliary atresia with native livers: A prospective phase II trial
https://doi.org/10.1097/hc9.0000000000000877
Below is a message from Dr. Kawaguchi.
Congratulations, Dr. Kawaguchi!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
We are pleased to share that our research has been published in Hepatology Communications (Impact Factor: 4.6).
Title:
“Cholestasis-reducing effects of bezafibrate on survivors of biliary atresia with native livers: A prospective phase II trial”
This study is a prospective clinical trial conducted as the first investigator-initiated specified clinical research project by the Department of Pediatric Surgery at Chiba University.
In patients who have undergone surgery for biliary atresia, long-term cholestasis may persist or progress into adulthood.
Our results suggest that bezafibrate may help improve cholestasis, providing a potential new therapeutic option for adult survivors of biliary atresia with their native liver.
From the initial research concept to publication, this project took approximately four years. We believe these findings represent an important step forward and will contribute to future clinical practice.
We will continue striving to translate clinical questions into research and advance pediatric surgical care.
Thank you for your continued support.
(Yunosuke Kawaguchi)

ivors of BA with native livers, a condition that has not been previously assessed in any study. Methods: In this single-center, single-arm, open-label, uncontrolled, prospective phase II trial, patients were enrolled from a central registry system at the Chiba University Data Center. Postoperative p...

🎍 謹賀新年 🎍旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さまにとって素晴らしい一年となりますように。  #千葉大学小児外科  #千葉大学病院  #小児  #小児外科  #千葉大学    #例会    #202...
06/01/2026

🎍 謹賀新年 🎍

旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまにとって素晴らしい一年となりますように。

#千葉大学小児外科 #千葉大学病院 #小児 #小児外科 #千葉大学 #例会 #2026年 #新年

12月13日、千葉大学小児外科学講座例会を開催しました。朝から夕方まで、症例報告、臨床研究、基礎研究、教育講演と幅広い演題が並び、今年一年の教室の取り組みを振り返る一日となりました。日常診療で忙しい中、発表に向けて準備を重ねてくれた教室員、...
31/12/2025

12月13日、千葉大学小児外科学講座例会を開催しました。
朝から夕方まで、症例報告、臨床研究、基礎研究、教育講演と幅広い演題が並び、
今年一年の教室の取り組みを振り返る一日となりました。

日常診療で忙しい中、発表に向けて準備を重ねてくれた教室員、ならびに関連施設の先生方に感謝したいと思います。各演題では、スライドが見やすく丁寧に作り込まれており、日々の積み重ねによる成果と、未解決の課題を踏まえて次につなげようとする視点が随所に示されていました。

千葉大学小児外科の例会は、若手医師が指導医とともに準備を重ね、臨床研究や学会発表の何たるかを基礎から叩き込まれる場でもあります。
今回の発表を通じて、そうした伝統が確かに継承されていることを感じるとともに、その積み重ねこそが教室のアカデミックな基盤になっていることを、あらためて実感しました。
議論も含めて、非常に充実した例会でした。

教育講演では、教室の先輩であり私の師でもある吉野薫先生に、「尿道下裂との闘い」と題し、長年にわたる診療経験に裏打ちされた貴重なお話を伺いました。手術に臨む入念な準備や、自分用の手術記録を別に残すといった工夫など、若い世代がすぐに実践できる示唆に富んだアドバイスが数多く紹介されました(私自身も、いまだにその教えを実践しています)。
吉野先生は、研修医の頃に小児外科のいろはだけでなく、医師としての姿勢そのものを教えていただいた指導教官でもあり、このような機会にご講演を拝聴できたことを、大変感慨深く感じました。

今回は小児外科に関心を持つ学生さんや、来年入局予定の2名にも例会から参加していただき、教室の日常や研究・臨床の幅を知ってもらう機会にもなりました。夕方からの懇親会でも、
引き続き教室の雰囲気を自然な形で共有できたように思います。

一年を通して、医療を取り巻く環境の変化や現場の制約が重なる中、決して楽な年ではなかったと思いますが、そのような状況の中でも日々の診療・研究・教育を着実に積み重ねてきた教室員一人ひとりの努力には、あらためて感謝したいと思います。
その結果として、若い世代が着実に力をつけてきていることを実感しています。世代のバランスも良く、これからの数年を楽しみにできる体制が整いつつあります。

日頃よりお世話になっている皆さまに感謝しつつ、来年も教室の取り組みを発信していければと思います。

千葉大学大学院医学研究院小児外科学教授 菱木知郎

#千葉大学小児外科 #小児 #千葉大学病院 #年末の挨拶 #年末

【学会参加報告】2025年12月6日に横浜で横浜市開港記念会館で開催された第52回日本胆道閉鎖症研究会に参加しました。当科からは笈田が・胆道閉鎖症術後再黄疸に対しICG蛍光イメージング下に再ボーリング術を行い再脱黄を得た1例を発表いたしまし...
10/12/2025

【学会参加報告】
2025年12月6日に横浜で横浜市開港記念会館で開催された第52回日本胆道閉鎖症研究会に参加しました。
当科からは笈田が
・胆道閉鎖症術後再黄疸に対しICG蛍光イメージング下に再ボーリング術を行い再脱黄を得た1例
を発表いたしました。
今回のテーマは胆道閉鎖症診療におけるTips, Tricks, and Pitfallsでした。演題は基礎研究から移植の話題まで、胆道閉鎖症における現在の課題を網羅的に拝聴することができ、とても勉強になりました。
会場が横浜市開港記念会館と非常に歴史的な趣き深い建物で、まるで博物館のようであり、本当にここが会場であっているのか戸惑いながら中に入りましたが、中では同じく由緒ある胆道閉鎖症研究会がちゃんと開催されていました。
横浜の街は美しく、お昼ご飯の際に風景を収めてきましたので写真も一緒にお楽しみ下さい。

笈田

【Conference Report】
On December 6, 2025, I attended the 52nd Annual Meeting of the Japanese Biliary Atresia Study Group, held at the historic Yokohama Port Opening Memorial Hall.
At this meeting, I (Dr. Oita, Department of Pediatric Surgery) presented a case study:
"A case of recurrent jaundice after Kasai portoenterostomy successfully treated with redo-boring surgery under ICG fluorescence imaging."
This year’s theme was “Tips, Tricks, and Pitfalls in the Management of Biliary Atresia”, and the program covered a wide range of topics—from basic research to liver transplantation—providing a comprehensive update on current challenges in the field. I found it tremendously educational.
The venue itself was a beautiful and historic building, almost like a museum. I was initially unsure whether it was really the right place for a conference! But sure enough, the long-standing Biliary Atresia Study Group was being held inside its stately halls.
The city of Yokohama was equally beautiful. I took a few pictures during lunch—please enjoy them along with this post!
— Oita

住所

中央区亥鼻1-8/1
Chiba-shi, Chiba
260-8677

アラート

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