有野台薬品【漢方相談】神戸市北区

有野台薬品【漢方相談】神戸市北区 有野台薬品は、漢方・自然薬 健康相談を中心とした「相談できるくすりやさん」です。一般薬・漢方薬・自然薬・健康食品等を扱っております。

 当店は、医薬品・漢方薬・健康食品等の販売を通して、皆様が元気で健康にお過ごしいただけるよう お手伝いさせて頂くことをモットーに営業しております。

 当店では、お薬や漢方薬、健康食品を安全かつ有効にお飲みいただくために、お客様のお話をお聞きし、お客様に最適なお薬や漢方薬、健康食品をご提案させていただきます。
 皆様の健康づくりのパートナーとしてスタッフ一同、親身になって応援させていただきます。

 健康で元気でイキイキ、わくわく明るい人生のために

一人一人のお客様を大切に誠意をもって健康相談いたします。

 病気でお悩みの方には、
 病気が早く治るよう、そして治ってからも再発しない体づくりをサポートいたします。

 今現在健康に過ごされている方には、
 病気にかからないよう、そしてかかっても早く治る体づくりをサポートいたします。

 とりあえず症状を抑えるという対症療法だけではなく、病気の原因をできるだけ取り除いていく根本療法をご提案いたします。

 『原因ありて、結果あり』
・・・結果(今出ている症状)だけにフタをしても、原因の方を取り除いていかなければ 根本的な解決にはならないからです。

 皆様の症状・体質に合ったお薬をご提案し、皆様の健康づくり、幸せづくりにご奉仕してまいります。

ナチュラル志向の“ひとにやさしいくすりやさん”です。

 皆様のこころもからだも、元気で健康に!  
 有野台薬品をどうぞよろしくお願いいたします!

   有野台薬品ホームページ http://www.ariyaku.net/

明日は、二十四節気のうちのひとつ、「大雪」です。 「おおゆき」ではなく「たいせつ」と読みます。 暦の上では、北風が吹き平地にも雪が降る頃とされています。 本格的な冬の到来です。   ⁡冬は睡眠をとることがとても大切な季節です。 動物たちが冬...
06/12/2025

明日は、二十四節気のうちのひとつ、「大雪」です。

「おおゆき」ではなく「たいせつ」と読みます。

暦の上では、北風が吹き平地にも雪が降る頃とされています。

本格的な冬の到来です。




冬は睡眠をとることがとても大切な季節です。

動物たちが冬眠をしたりして休息してエネルギーを温存しているように、
私たち人間もしっかり睡眠をとって、エネルギーを充電しておく必要があるのです。


でも、かなり冷え込んでくると、足が冷えて寝られないという人も多いのではないでしょうか?


そんな方に、昔からの素晴らしい保温の知恵としておすすめなのが、「湯たんぽ」です。

お湯を入れるだけで、一晩ぬくぬくしていられます。


湯たんぽの効果的な使い方は、お腹やお尻、太ももの前面など体幹に近い部分を温めることです。

冷え症は、まずは手足からあらわれます。

寒さを感じると、体は優先的に体幹を温めることに体温を使うので、手足の血流が少なくなります。

なので、体幹を温めると、その結果、手足も温まってくるというわけです。



少し熱いかなと感じてきたら、湯たんぽを体から離して、移動させます。

それでも熱いかなと思ったら、お布団の外に押し出しましょう。

座って使う場合も、同じ感覚で湯たんぽを体から離してください。

汗をかいたら負けです。

寝ている間に汗をかくのはエネルギーや潤いを消耗してしまうからです。

「汗をかく前に移動させる」を心がけましょう。



また、電気シーツなどを使って布団を温かくして寝ているという方もおられると思います。

ですが、一晩中つけっぱなしにすることはおおすめしません。

なぜなら、汗をかいて体温の調節機能を失うからです。深い睡眠もできません。

電気シーツを使うのであれば、

就寝の1時間から30分程度前に、電源を入れて布団を暖めておき、

寝る時には電源を切るようにしましょう。



ゆっくり自然に冷めていく湯たんぽはおすすめですが、

電気シーツやカイロ、靴下の重ね履き・・・

などのやりすぎはあまりおすすめしません。


温めすぎても身体には逆に負担になってしまいます。
潤いを消耗し、逆に血流障害を起こすこともあるのです。


無理に「温める」のではなく、「冷やさない」ということが大事です。


冷やさないように気を付けて、冬も健やかにお過ごしください(^^)



当店では、腎を補い、体の深い所、体の底の所から自然に温めていく漢方薬「レオピンロイヤル」、

ツボを温めて刺激する手軽に温灸ができる「邵氏温灸器」、

体の保温効果が高く湯冷めしにくい松の葉エキスの入浴剤「オンセンス」
などもおすすめしています。

お気軽にご相談ください(^^)

今日11月22日は二十四節気のうちの一つ、「小雪(しょうせつ)」です。 「こゆき」ではなく「しょうせつ」と読みます。  ⁡暦の上では、わずかながら雪が降り始める頃とされ、本格的な冬の到来がすぐそこに感じられる時季です。⁡寒い地方では雪が山の...
22/11/2025

今日11月22日は二十四節気のうちの一つ、「小雪(しょうせつ)」です。

「こゆき」ではなく「しょうせつ」と読みます。



暦の上では、わずかながら雪が降り始める頃とされ、本格的な冬の到来がすぐそこに感じられる時季です。

寒い地方では雪が山の頂を覆い始めます。

比較的暖かい日と寒さの厳しい日を繰り返し、少しずつ本格的な冬を迎えていきます。



すでにかなり寒いですが、

これから本格的に冷える季節になってきますので、体を冷やさないように充分にご注意くださいね(^^)




冷えは万病の元です。

西洋医学では冷えに該当する病名もなく治療法もありませんが、
東洋医学では冷えは病気の原因であると考え重要視します。



私たち現代人は体が冷えてしまう生活を知らず知らずのうちに行っています。


冷蔵庫で冷やした水を飲み、冷えたビールを飲み、冬でもアイスを食べます。
(私も冷えたビールが大好物ですが笑)


コーヒーは冷やす性質をもっています。
ガブガブ飲みすぎていると体を冷やします。


冬でも、夏の野菜・果物や南方産の野菜・果物(例えば、バナナ、トマト、ナスなど)を食べます。
これらも冷やす性質のものが多いです。


白砂糖も体を冷やします。
私たちは砂糖まみれの食品をよく食べています。


そして西洋薬は体を冷やす薬がほとんどです。
特に鎮痛剤には解熱作用もあるので常用していると体を冷やすことになります。
 

また、運動不足で筋肉量も少ないので体に熱が生まれません。

お風呂も湯船につからずシャワーで済ませる人も多いと思います。
シャワーだけでは体は十分に温まりません。


さらに、ストレス過剰の現代人は、自律神経が乱れ血行が悪くなり、体は冷えやすくなります。


地球の気候は暖かくなっていますが、人間の体は逆に冷えてしまっているのです。



ですから、体が冷えないように注意して温める工夫をしましょう。


☆お風呂は、シャワーで済ませず湯舟につかりましょう。


☆飲食物も温かいものをとるようにしましょう。

冷蔵庫から取り出した水は常温くらいになってから飲みましょう。
できれば体温以上のものを飲むのがおすすめです。

ビールやコーヒーは飲み過ぎないように注意しましょう。

日本酒やワイン、紅茶のほうが体が温まるのでおすすめです。

どうしても冷たいビールを飲むときは、おつまみや食べるものは温かいものにするなど工夫しましょう。

体を温める食べ物は、基本的には、北方でとれる食べ物、冬にとれる食べ物、根菜類などです(すべてそうとは限りませんが)。

具体的には、ねぎ、にら、にんにく、かぶら、しょうが、くるみ、シナモン、山椒などです。

余談ですが、しょうがは加熱や乾燥した方が温める力が強くなります(漢方では、蒸して乾燥したしょうがを乾姜といっていて体の芯から温める作用が強くなります)。

しょうがに含まれる成分にはジンゲロールやショウガオールがあるのですが、生のしょうがにはショウガオールがほとんど含まれていません。
加熱や乾燥することによってジンゲロールの一部がショウガオールに変化します。ショウガオールの方が温める効果が強いのです。
ちなみに、生のしょうがは、体内の熱を手足に運び、体は涼しくなりますので、実は夏の方がおすすめの食品なのです。


☆お腹は絶対に冷やさないようにしましょう。

お腹は体の中心です。腸が冷えていると全身の活動が低下します。
腹巻をするのも非常におすすめです。


☆温灸もおすすめです。
当店には、煙も出ない、熱すぎない、跡もつかない、手軽にできる温灸器がありますので、興味のある方はお申し付けください。


☆漢方薬も体を温めるものがたくさんあります。
レオピンロイヤルが基礎薬としておすすめです。

是非ご相談下さい(^^)

08/11/2025

今回は「痩せる漢方薬」というイメージが強い「防風通聖散」についてお話ししました。

非常によく売られている漢方薬ですし、病院でもよく処方されますけども、
実は誰でも彼でも飲んでいいという漢方薬ではないんですね。

防風通聖散を飲むと、たしかにお通じが良くなったりして効果が出ている方もいるんですけども、
これを飲んで体調を崩してしまうっていう方も結構多いんです。
一番弊害が多い漢方薬とも言われています。

そもそも、防風通聖散っていうのはダイエットのための薬というわけではないんですね。
本来は、美味しいものを食べ過ぎたりして体に悪いものがたくさん溜まった状態。体にこもった熱を冷ましたり、悪いものを追い出す、そういう薬なんですね。
油っこいものとかカロリーの高いものとか食べていると、そういったものは熱を生み出しますので、体内に熱がこもった状態になるんですが、
この熱とか老廃物を放置すると、血液がドロドロになって、高血圧や動脈硬化、ひいては脳卒中や心臓病につながってしまうので、
そうならないように熱とか悪いものを追い出しておこうという、そういう薬なんですね。 

では、防風通聖散はどのように熱や悪いものを追い出すのか?

防風通聖散にはこういった生薬が配合されていて、これらが主に4つの働きをします。
1. 発汗(汗をかかせて、追い出してしまう)
   防風・荊芥・麻黄・生姜・薄荷・連翹
2. 清熱(熱を冷ます)
 山梔子・黄芩・石膏・桔梗
3. 利水(おしっこでいらないものを出させる)
 蒼朮・滑石
4. 瀉下(下して便でいらないものを出させる)
   大黄・芒硝・甘草
そういった働きをするんですね。

そういった働きをするので、体質が合わない人が飲むと体調を崩してしまうことになります。
例えば、
汗っかきで体力がないような人が飲むと、余計汗をかかせてしまって、エネルギーが消耗して疲れやすくなったりします。
体が冷えている人が飲むと、余計に体が冷えて体調を悪くしますし、
便秘ではない人が飲むと、下痢をする可能性があります。
ですので、体が虚弱で冷えやすい人、胃腸が弱くて軟便や下痢気味の人、
そんな方は体力を消耗し体調を崩してしまう可能性があるため、飲まないようにしたほうがいいですね。

では、防風通聖散が合うのはどのような人でしょうか?

ざっくり言うと、
食欲旺盛でよく食べて、便秘がちな人。
体に熱がこもっていて、ほてったり、暑がりな人。
おしっこの出が悪く、色が濃いような人。
ダイエット目的で飲む場合は、どちらかというと、太鼓っ腹で、固太りのタイプですね。
色白でブヨブヨした水太りのタイプの人には合わないことが多いですね。

ネットとか通販とかでは体質に関係なく「やせる薬」として販売されていますが、
漢方薬とかサプリといえど、必ず専門家に相談してから購入することをお勧めします。
安全と思われがちなものでも、弊害が起きる可能性がありますんでね。
ご自身の体質に合うものを飲みましょう。

⁡今日11月7日は二十四節気のうちの一つ、「立冬」(りっとう)です。   冬がはじまるよ♪ という歌をつい口ずさんでしまうのですが、この日から立春の前日までが、暦の上での冬です。  日脚も短くなり、冬の気配も感じられるようになって、「冬立つ...
07/11/2025

⁡今日11月7日は二十四節気のうちの一つ、「立冬」(りっとう)です。



冬がはじまるよ♪

という歌をつい口ずさんでしまうのですが、
この日から立春の前日までが、暦の上での冬です。


日脚も短くなり、冬の気配も感じられるようになって、「冬立つ」ともいいます。

近畿・関東では木枯らしが吹き出す頃です。
秋もいよいよ深まって晩秋の季節という感じなのですが、
今年はもうすでに冬のような気候になっていますね。
秋はどこに行ったの?という感じですよね(^^;)



冬は「老化」と関係した季節になります。

老化防止には、まずゆっくり休むこと。

疲れをため込まないようにすることです。
昼寝もおすすめです。

10分程度の昼寝でも午後の能率向上につながります。



冬は、朝はゆっくりめに起きて夜は早寝をします。

太陽の動きに合わせるのです。

早寝遅起きが冬は重要なポイントです。



腎ー膀胱系が弱くなりやすい季節のため、夜間の排尿回数が増えたり、残尿感があったりなど尿の問題が起こりがちです。

こういった症状を持つ人はこの時期からの冷え対策が必要です。

寒いと感じてなくても、立冬から、腹巻をしたり、スカーフやレッグウォーマーなど首回りや手首、足首を温めると、
快適な冬を過ごせます。

首・手首・足首の「三首」を特に冷やさないようにしましょう。



また、身体を温める食べ物をとりましょう。

薬味では、しょうが、ナツメグ、シナモン、八角、唐辛子など。

果物や木の実では、栗、クルミ、桃、サクランボなど。

魚介などでは、鮭、ウナギ、エビなど。

肉類では、羊肉、牛肉、鶏肉など。

調味料では、酒、しょうゆ、黒糖など。

飲み物は、紅茶など。

冷たいものはとにかく温めて食べましょう。

寒さが深まるとともに美味しくなる鍋料理などで身体の中から防寒対策をしていくこともおすすめです。

滋養のある根菜類、タンパク質やカルシウムなどミネラルの豊富なカキなどを取り入れて一家団欒を楽しみましょう。

積極的に滋養強壮の食材を摂り、冬の間に体力を温存していきましょう。




また、冬は寒さと同時に、乾燥の季節でもあります。

潤いを補う食べ物もとりましょう。

調味料では、はちみつ、オリーブオイルなど。

穀類・豆類では、あわ、豆腐、もち米、はとむぎ、黒豆など。

野菜では、黒きくらげ、白きくらげ、里芋、ゆり根、白菜、山芋など。

果物では、梨、リンゴ、柿など。

魚介や海藻では、カニ、エビ、牡蠣、昆布など。

肉類では、豚肉や卵。

こういった食べ物を積極的にとりながら、バランスよく食べましょう(^^)

★今週の言葉★ 楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔でいるから楽しくなる。  ⁡   笑顔は単なる感情の結果ではなく、心を動かし、状況を変える力を持っています。⁡たとえ、無理に笑ったとしても、その表情の変化が心に小さな明かりを灯します。⁡立...
01/11/2025

★今週の言葉★

楽しいから笑顔になるのではなく、
笑顔でいるから楽しくなる。






笑顔は単なる感情の結果ではなく、
心を動かし、状況を変える力を持っています。

たとえ、無理に笑ったとしても、
その表情の変化が心に小さな明かりを灯します。

立ち止まってあれやこれやと考え込むよりも、
とりあえず笑って行動してみましょう(^^)

⁡今日10月23日は、二十四節気の一つ「霜降」です。 「しもふり」ではなく、「そうこう」と読みます。 暦の上では、霜が降り始め冬の到来が感じられる頃とされます。    秋の燥気と霜が降り始めるような寒気のため、咳が出たり、寒さで風邪をひきや...
23/10/2025

⁡今日10月23日は、二十四節気の一つ「霜降」です。

「しもふり」ではなく、「そうこう」と読みます。

暦の上では、霜が降り始め冬の到来が感じられる頃とされます。




秋の燥気と霜が降り始めるような寒気のため、咳が出たり、寒さで風邪をひきやすくなる時期です。


首・手首・足首など、三首を特に冷やさないようにしましょう。



また、ネギやショウガ、わさび、唐辛子など発散を促す薬味や、

ニンニクやキノコなど免疫力をアップする食材を摂りましょう。



急に寒くなりましたが、
風邪、インフルエンザ、コロナなど感染症にくれぐれもお気を付けください。


手洗い・うがいやマスクなどももちろん大事ですが、

結局はやはり、ご自分の体力、免疫力を高めておくことと冷えないようにすることが最も肝心です(^^)


体力・免疫力を日頃から高めたり、身体を温める漢方薬や天然薬もありますのでご相談下さい(^^)

⁡今日10月20日から11月6日までは、「秋の土用」です。  土用とは季節の変わり目で、立春、立夏、立秋、立冬の前、それぞれ18日間程度の期間のことです。  変わり目というのは、変化への対応が必要となり、何かと不調や不具合も起こりやすいもの...
20/10/2025

⁡今日10月20日から11月6日までは、「秋の土用」です。


土用とは季節の変わり目で、立春、立夏、立秋、立冬の前、それぞれ18日間程度の期間のことです。


変わり目というのは、変化への対応が必要となり、
何かと不調や不具合も起こりやすいものです。

この時期は無理をせず、穏やかに過ごすようにしましょう。

変化は「胃腸」に影響を与えます。
この時期は特に胃腸に不具合が生じやすくなります。

胃腸にやさしい消化の良いものを食べるようにしましょう。

胃腸が不調な時には、例えば雑穀のお粥がおすすめです。

胃腸の強化には粟、キビなど「黄色」い食べ物がよいです。

ただし、お粥はちゃんと噛んで食べること。
噛まずに流し込んで食べると逆に胃腸に負担がかかってしまいます。




また、秋は肺(呼吸器系)が弱りやすい季節です。

秋の土用は特に呼吸器系の不調が悪化しやすくなります。

呼吸器系のトラブルがこの時期に出ている人は、
「辛」味の食材を食べるようにしましょう。


例えば、
唐辛子、ニンニク、山椒、大根、ネギ、玉ねぎなどです。

秋は乾燥して気温がだんだん下がってきて皮膚が閉じるので、
皮膚から体内の余分な水や老廃物を発散させることがしにくくなります。

そこで、鼻や口(呼吸器)や大腸(排泄器)が活発になり、
余分な水や老廃物を出そうとします。
鼻水や痰や咳が出やすくなるわけです。

「辛」味の食材には発散させる働きがあります。
辛味は、気を入れ替えるときに役立つ食材なのです。



そして、これからやってくる冬は「寒邪」の季節。
呼吸器が弱い人が寒さにさらされると、風邪を引きやすくなります。


栗やサツマイモなど芋類やキノコ類をこの時期多めに食べましょう。
栗や芋類などの黄色い食材も胃腸を整え気を補ってくれますし、キノコも気を補い免疫力を高めてくれます。


寒い冬に備えて、免疫力が落ちないよう、風邪を引かないように、
秋からしっかり体力をつけておきましょう(^^)

18/10/2025

【東洋医学的】秋バテ 解消法

今回は、**「秋バテ」の対処法**について東洋医学の視点からお話しさせていただきます。

秋バテっていうのは、涼しくなってきたにもかかわらず夏バテを引きずった状態、
あるいは夏の疲れが秋になってからどっと出てしまう状態を指します。


具体的な症状としては、
体がだるい、疲れやすい、食欲がないといった夏バテと同じものに加え、
秋バテではやる気が出ない、憂鬱になるといった精神的な不調も多くなるのが特徴です。
秋はセンチメンタルな気分になりやすい季節でもあります。

<具体的な症状>
□体がだるくて疲れやすい
□食欲がない
□胸やけや胃もたれがする
□なかなか眠れない
□朝スッキリ起きれない
□頭痛や肩こりがする
□めまいや立ちくらみがする
□やる気が出ない
□憂うつになる



では、なぜ秋バテが起こるのでしょうか?


原因は、夏の間に受けたダメージにあります。
夏は汗をかいて、血液が濃くなるため、濃い血液を送り出そうと心臓がフル稼働して頑張るんですね。心臓に大きな負担がかかります。
また、汗を出すために血液が体の表面に集まるため、胃腸などの体の内部は血液が不足してしまいます。

その上、私たちは夏の間、冷たい水分をがぶがぶと摂りすぎるため、胃腸は冷えて弱ってしまいます。

さらに冷房をよく使うことで、体全体が冷えますし、で、内臓も冷えて、体がかなり弱った状態になってしまうんですね。

この弱った体のまま秋口に入ると、体は寒暖差についていけなくなります。

秋は、急な冷え込み、雨の日、台風が多く、気温が不安定です。この不安定な気候や激しい寒暖差により、自律神経が乱れやすくなってしまい、秋バテを引き起こすのです。


秋バテを解消し、元気な体を取り戻すには、夏の間に弱ってしまった胃腸を温めて元気にすることが最優先です。


まず、食事による養生としては、
◦ 冷たいものは避け、温かいものを摂りましょう。
◦ 胃腸を元気にする自然な甘味の黄色っぽい食べ物、芋類とか栗とか豆類などを食べるのがおすすめです。
◦ 果物では、胃腸を整えむくみを解消するいちじく、そして食べたらすぐにエネルギー源になるぶどうなどがおすすめです。
◦ また、秋は雨や台風でリラックスの神経である副交感神経が優位になりやすいため、ダラーんとしてやる気が出なかったりになりやすいんですね。
生姜、唐辛子、ネギ、ニンニクといった少しピリッと刺激を与えるちょっと辛味のある食べ物も料理に取り入れましょう。


運動や生活習慣としては、
◦ 運動も、交感神経を刺激するために少し体に負荷をかけるもの(ダンベル、スクワット、電車の中で立つなど)を行うと良いでしょう。
◦ お風呂はシャワーで済まさず、湯船にしっかり浸かって体を温めてください。
◦ 室内の温度設定は、外の気温との差が5度以上開かないよう意識することが、自律神経を乱さないためのポイントです。
服装もちょっと羽織るものを持っていたり、身体を冷やさないように調節しましょう。


秋バテは、自律神経の乱れと夏のダメージが原因です。
内臓を温め、自律神経を整えることで、体は回復に向かいます。
お心当たりのある方は、漢方薬も是非活用しながら、この秋を元気にお過ごしください。
漢方薬は当店に是非ご相談ください。

日中はまだまだ暑さが残っていますが、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。    明日10月8日は、二十四節気の一つ、「寒露」(かんろ)です。 ※二十四節気とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもの、つまり1年を...
07/10/2025

日中はまだまだ暑さが残っていますが、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。


明日10月8日は、二十四節気の一つ、「寒露」(かんろ)です。


※二十四節気とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもの、つまり1年を24等分したものになります。
二十四節気を知っておくとより繊細に季節の移り変わりを感じることができます。
一年の自然の移ろいを把握し、季節に合った生活養生をするというのも東洋医学のとても大事な考え方です。


暦の上では、朝露も一段と冷たく感じられ、秋も深まってくる頃とされます。

降ったり止んだりする時雨が終わると、ぐっと秋が深まります。
本格的な秋に入り、冬に向けて備える時期になります。


稲刈りが終わるのもこの時期です。


また、キノコ類が市場に出回り、栗を収穫する季節です。

キノコは東洋医学で、もっとも古くから用いられている生薬の一つです。
気を補い、胃の機能を高めますし、食物繊維が豊富で便通も整えます。
β-グルカンが多く含まれ、免疫力アップにも効果があります。

余談ですが、当店で扱っているキノコの生薬、「霊芝菌糸体抽出物」は免疫力アップに非常に優れています。


栗は、気を補う作用が強く、体力をつけ元気にしてくれますよ。




秋は1年でもっとも太りやすい季節。

「天高く馬肥える秋」と言うように、馬も肥える季節ですが、人間も肥えやすい季節になります。


食欲の秋ですので、いっぱい食べたいところですが、食べ過ぎにはご注意ください。




ただ、実りの秋ということで、秋には美味しい食べ物がいっぱいあります。

旬の食べ物を旬の時期に食べるということが自然のリズムに適した季節の養生です。



秋の旬の食べ物はしっかりと美味しくいただきましょう(^^)



ちなみに、旬の食材は、

旬の初めに出てくるものは「走り」、
真っただ中にとれるものは「盛り」、
終わりに出てくるものは「名残」
といいます。


例えば秋の旬といえば、サンマがありますね。

サンマは夏ごろに登場しますが、このころは走り。
まだ脂が乗っていないので、刺身に向くそうです。

9~10月のサンマは脂が乗ってきて、塩焼きが美味。
サンマの美味しさを堪能するシンプルな料理が適します。

そして11月頃に入る頃になると名残。
脂が落ちてくるので、炊き込みご飯、つみれ、煮つけといった手を加えた料理がおすすめと言われます。



食材は、その季節の旬に食べるのが一番美味しく、薬膳的な効果も高くなります。

生命力がとても豊かなのです。

そして、走りや名残よりも、盛りのものほど薬膳的な効果が高くなります。



外食をする時などは「今日のおすすめ」を注文するとよいですね。

よいお店であればあるほど旬の食材が並びます。

美味しく上手に季節をとり入れることができます。



今は一年中、どんな食材でも手に入る時代ですが、

毎日のお食事にもできるだけ旬の食材をとり入れるようにしましょう。

旬の食材にはその季節の不調を予防し、治してくれる力もありますよ(^^)

04/10/2025

【ざっくり解説!風邪の漢方薬の使い分け】

風邪の時に飲む漢方薬といえば、「葛根湯」を思い浮かべる方が多いと思いますけども、

どんな風邪にも葛根湯が効くというわけではなくて、
葛根湯が合う風邪と葛根湯が合わない風邪っていうのがあるんですね。

では、どんな風邪の場合に葛根湯が合うのか?
葛根湯が合わない風邪の場合はどんな漢方薬がいいのか?
っていうのを、ざっくりとお話しさせていただきます。


基本的に葛根湯は風邪で使う場合は、引き始めに使います。
だいたい風邪を引いて1日~2日くらい。長くても3日くらいですね。
だいぶ風邪が進んでしまってからはもう合わないです。

引き始めで、
寒けが熱より強い状態(熱はあってもなくてもいいんですが、寒けのほうが強い状態)、
ゾクゾクと何か寒けがするという感じですね。

これが非常に重要なポイントなんですが、
無汗・・・汗をかいていない状態の時に葛根湯は使います。
汗をかいてからだと葛根湯は効かないですし、余計悪化してしまう可能性があるんですね。

汗をかいているかどうかは、例えば、脇の下に手をつっこんでみてください。
脇の下に汗をかいていたら使えないです。

それと、後頭部とか、首から肩にかけて、こわばりとかコリがある時なんかは、葛根湯はその辺のコリをとってくれる働きが優れているので、非常に葛根湯が合いますね。


次に、引き始めで寒けが非常に強くて、
節々が痛かったり、咳が出ていたり、
こういう場合には麻黄湯という漢方薬を使ったりします。

あと、引き始めで寒けがあって、
自汗・・・汗をかいている場合、
こういう場合は桂枝湯という漢方薬を使います。

それから、寒けよりも熱のほうが強いという場合ですね。
寒けはなかったり、そんなにひどくなくて、
熱っぽいとか、喉が痛いとか、喉がイガイガしたりとか、口が渇いて冷たいものが飲みたくなるとか、
こういう風邪の引き始めの場合も多くないでしょうか?
こういう場合は、銀翹散という漢方薬を使います。銀翹散は一般的な名前で、メーカーによって名前が違ったりします。うちの店では「金羚感冒散」といいます。

これらの漢方薬っていうのは、基本的に汗をかかせる作用がある漢方薬になります。
汗をかいてスッキリしたら風邪が治ったという経験、皆さんあるんじゃないかと思いますが、
漢方の力を借りてそれをやるということなんですね。

風邪を引いたかな?何かおかしいな?っていう時に早めに飲んでおくと非常に効き目がいいです。

参考にして頂ければと思います。

ただ、出来るだけ漢方を販売しているお店に相談して飲まれることをおすすめします。

どんな状態の風邪でも使える「馬鞭草」っていう漢方もあるんですけど、どこにでもは置いてないですが、当店には置いてまして、風邪の常備薬として持っておかれるのも非常におすすめです。

01/10/2025

「漢方はやっぱり煎じ薬のほうがいいんですか?」

というご質問をよくお受けします。

確かに煎じ薬は、生薬をそのまま煮出しますし、その人に合わせて細かく調整できる良さっていうのはあります。
ただ、煎じて飲むという、飲むのにかなり手間がかかりますし、においとか味が強くて飲みにくかったり、それと費用も高めになるので、毎日続けて飲むとなると、結構大変だったりします。

一方で、今よく使われている漢方の顆粒とか、錠剤とか液体のタイプっていうのは、煎じ薬に比べると飲みやすいですし、毎日続けやすいっていう良さがあります。
あと、携帯もしやすいですね。
で、その人の体質とか状態に合わせて使ったり、他のものと組み合わせて使ったりすることで、煎じ薬以上の効果が期待できるものもたくさんあります。
ただ、メーカーによって効果も違ってきたりします。メーカーによって作り方も違いますし、原料の質も違ってきますので、やっぱりこだわって作っている品質の良いものを飲んでいただいたほうが効果はやっぱり良いですね。

というわけで、
どちらも一長一短あるわけなんですけども、

大切なのは、ご本人の体質や状態に合ったもの、そして品質の良いものを、無理なく続けられる形で服用することです。

急性病に対しての漢方は短い期間の服用になりますけども、慢性病や体質改善に対しての漢方は長期間続けて服用することが多いですので、やはり無理なく続けられるものをおすすめします。

ですので、当店では煎じ薬はやっていません。
その方に合った、品質の良い、顆粒や錠剤や液体になったものをお選びしておすすめさせていただいています。
その方が元気で健康になっていただくためのお手伝いをさせていただきますので、是非ご相談ください。

☆今週の言葉☆ いつ来るかわからない不安ではなく、すぐにやれる楽しいことを想像してください。 (矢作直樹)     心配事の9割は起こりません。 未来を案じるより、 今、できることに集中し、 今を生きましょう(^^)
27/09/2025

☆今週の言葉☆

いつ来るかわからない不安ではなく、
すぐにやれる楽しいことを想像してください。

(矢作直樹)





心配事の9割は起こりません。

未来を案じるより、

今、できることに集中し、

今を生きましょう(^^)

住所

北区有野台2丁目1/4
Kobe-shi, Hyogo
651-1321

営業時間

月曜日 09:30 - 19:00
火曜日 09:30 - 19:00
水曜日 09:30 - 19:00
木曜日 09:30 - 19:00
金曜日 09:30 - 19:00
土曜日 09:30 - 19:00

電話番号

+81789811246

ウェブサイト

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