01/12/2025
【眠れない時はいかにリラックスできるか】
「布団に入ってもなかなか眠れない」
「頭がずっと冴えてしまう」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
眠れない原因の一つに、交感神経(興奮の神経)が優位のまま夜を迎えてしまうことがあります。
私たちは日中の仕事、スマホの情報、ストレスなどで常に脳が刺激され続けています。
その結果、夜になっても脳と体が“戦闘モード”から切り替わらず、リラックスできないまま布団に入るので、寝れないということですね。
そこで大切なのが 「寝る前にリラックスをすること」です。
ここでは、そのためにできることを紹介します。
■① ゆったり深呼吸
最も簡単で、今日からすぐできるリラックス法です。
ポイントは「頑張って深呼吸しようとしないこと」。
肩や胸に力を入れず、自然なペースでゆっくりと息を吐き、ゆっくり吸う。
呼吸というように息を吐いてから吸ってみましょう。
考えごとが頭をぐるぐる回る人は、息を吐きながら数を数えると、呼吸と数字に意識が向くことで、余計な思考が入り込む余地を減らせ、心が落ち着きやすくなります。
■② 首・耳・目を温める
自律神経は、首の後ろを通っています。
そのため、寝る30分ほど前に ホットタオルを首の後ろに当てる と、副交感神経(リラックスの神経)が働きやすくなります。
ただし、頭は温めるより冷やす方がよいので、注意してください。
また、目の温めもおすすめです。
ただし、目を温める時は 寝る直前に、部屋の照明を落としてからにしましょう。
明るい部屋で行うと、ホットタオルを外した瞬間に光が刺激になって目が覚めてしまうからです。
耳の温めも効果的で、最近は“耳を温めるアイテム”も増えています。
耳全体を包むように温めると、じんわり副交感神経が優位になり、自然と体が緩んできます。
■③ 無理に全部やらなくてOK
ここまでいくつかのリラックス法を紹介してきましたが、
全部やる必要はありません。
大切なのは、
「自分に合うものを1つでも見つけて、毎日の習慣にすること」。
深呼吸だけで眠気がスッと来る人もいれば、
首を温めるだけで一気に眠れる人もいます。
反対に、目を温めるとスッキリしてしまうタイプの人もいます。
いろいろ試してみて、自分に合うスイッチを見つけてくださいね。
睡眠は“自然に任せるもの”と思われがちですが、実は寝る前の環境づくりと体の整え方で大きく変えられるものです。
「眠れない日が多い」という方ほど、今日紹介したリラックス法をぜひ取り入れてみてください。
あなたの夜が、穏やかに切り替わりますように。