19/10/2021
救急救命士募集
救急救命士の主となる業務は患者搬送です。法改正後もそれは変わりません。当院では、病院救急車を使った病院間搬送の実績が十分にあります。「迎え搬送」の質を高めるとともに、ベッドを空けて次の救急患者を受け入れるための「送り搬送」においても、患者の安全を保つことができるような取り組みを続けています。
搬送業務がない時に、救急外来で救急救命処置ができるようになりました。現状はバイタルサインの測定など侵襲性の低いものにとどめていますが、病院外でどのような活動をするかを見据えての院内業務であるべきです。たとえば心肺蘇生で言えば、BLSではなくAHA-ACLSまで受講していることからもわかるように、単なる胸骨圧迫要員としての参加ではないわけです。
医師等からのタスクシフトは、現在徐々に進めている段階です。付添いの家族や施設職員からの情報収集など、医療職としての関わりから始めています。医師事務作業補助の資格を持つような準備をしながら、救急診療を効率よく進めるために何ができるのかを見極めています。
所属が救急センターと、看護部ではないのも特徴で、院外検証を含めた「病院MC体制」が既にできています。若者に教えることも自分の仕事と思える経験者はもちろん歓迎ですが、今はまだできないけれどやってみますという向上心を持った、上手に教わる未経験者の応募も待っています。
救急医療も量より質が問われる時代になってきましたが、当院では10名までの増員をする方針です。病院救命士の北海道でのトップランナーとして、一緒に未来を作っていきましょう。条件等は病院HPなどからご確認ください
https://www.higashi-tokushukai.or.jp/recruit/details/post_14.html
写真は入職当初過ぎて硬い表情のため、実際のイメージとは異なります(苦笑)