NPO法人 人まち育てⅠ&Ⅰ

NPO法人 人まち育てⅠ&Ⅰ 「野草の魅力・利活用」のみならず、NPOの主な活動である「自然環境保全?

毎年恒例のしめ縄づくり。今回は「スゲ〆縄倶楽部」のメンバーでの開催でした🌿(12月21日のWSは、定員に達したためキャンセル待ちです) 😌参加者のみなさんがお互いに助け合ってくださり、時間通りに無事に完成させることができました。ご参加いただ...
29/11/2025

毎年恒例のしめ縄づくり。
今回は「スゲ〆縄倶楽部」のメンバーでの開催でした🌿
(12月21日のWSは、定員に達したためキャンセル待ちです)
😌

参加者のみなさんがお互いに助け合ってくださり、
時間通りに無事に完成させることができました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

7月に江別でカサスゲを刈り取り、
Tさんの納屋に干させていただき、
10月に束分け・飾りの組み立てを行い、
今回のしめ縄作りでした。

一連の流れを経験すると、
「こうやって刈り取れば、あとでこの手間がなくなるね!」など、
来年以降に活かせることが出てきますね♪

来年も引き続き、スゲ〆縄倶楽部の活動を行います。
スゲ群生地の整備・スゲの刈り取り・しめ縄作り・ゆくゆくはスゲ田作りなどをする予定です🌱
興味のある方はご連絡ください☺️

——
このしめ縄は、輪の部分(頭)だけのリース型ではなく、
「邪気を払う」という大切な意味のある長い足がある形です。
飾りにも1つ1つ意味がありますね🎍🦐

お正月に飾られる伝統的なしめ縄は、
稲わら・スゲ・マコモなど、
地域によってその材料が異なります。
寒冷地の北海道では、スゲ製が多かったのではと思います。
ひと昔前には、スゲが生育するような湿地はあちこちにあり、スゲ笠や蓑(みの)を作るための生活必需品だったようです。
しめ縄は、神様に「示す縄」。
買うなんてせずに、みんな自作していたそう。
しかし、現在ではそのような湿地が消え、
スゲがなかなか手に入らない貴重なものとなり、
しめ縄などを作れる人も減ってしまっています。

ホームセンターで販売されているしめ縄を見てみてください。
ナイロンや外国産のスゲでできたものばかり…
神社にかけられているものでさえ、そのようなものが増えています。
小正月に行われるどんど焼きでは、ナイロン製のものはもちろん焼けません。
外国産のスゲも、緑色の塗料を塗られていることがあるそうで、焼くと黒い煙が出てしまうのだとか。

飾りも、最近はプラスチック製が多いですね。
今回の飾りは、すべて紙製!
以前は海老の張り子を作っていた方もいらっしゃいましたが、
需要の減少で製造をやめてしまったそうです。
(プラスチック製の海老も廃盤になったそうです)
そのため、今は水引でできた海老を使っていますが、
この海老も製造しなくなるようで、
来年はまた別の海老に変わりそうです..🦐

最近は北海道でスゲが採れる場所も減少してしまっています。
6年前に訪問した函館市の道南四季の杜公園では、
棚田の一部がスゲ田になっており、
そこで育てたスゲを採取してしめ縄を作られていました。
7年前に訪問した千歳市の泉郷神社に立派なしめ縄を奉納されている方々からは、
カサスゲが採れた地域の湿地がなくなってしまったと伺いました。
現在はこれまでに採って貯蔵しているものを使い、
アンコには違う地域で採らせてもらったオオカサスゲを利用されていました。

私たちは、この湿地の恵みを継続的に享受し、伝統文化を後世に伝えるため、
スゲ群落の保全やスゲ田などによる材料供給をしていきたいと考えています。

今回の湿地文化体験を通して、
スゲや湿地に少しでも興味を持ってくれた方がいたらとても嬉しいです。

こんな立派なしめ縄を焼いてしまうのは勿体無い気もしますが、
飾ったものを空にお返しするため、必ずどんど焼きに持っていきましょう♪

——
NPO法人 人まち育てⅠ&Ⅰ主催の「湿地の恵み復活プロジェクト」の1つ、
『石狩地域産のスゲによる〆縄づくり』では、
スゲの群生地を探し、春から複数回整備を重ね、夏に収穫し、以前には神社に奉納する大きなしめ縄も作りました(最後の写真)。
詳しくHPの活動報告をご覧ください♪

#スゲ〆縄 #湿地の恵み #スゲ #カサスゲ #お正月 #しめっちネット

今年はいつですか?とお問い合わせが続いております🎍しめ縄作り🎍12月21日(日)午後です!(札幌市内)7月に江別で刈り取ったカサスゲとっても良い香りですよ☺️詳細は決まり次第お知らせいたしますのでご予定を空けておいていただけると嬉しいです🙏
26/10/2025

今年はいつですか?と
お問い合わせが続いております
🎍しめ縄作り🎍

12月21日(日)午後です!
(札幌市内)

7月に江別で刈り取ったカサスゲ
とっても良い香りですよ☺️

詳細は決まり次第お知らせいたしますので
ご予定を空けておいていただけると嬉しいです🙏

札幌市厚別区民センターにて開催した「ヒシを食べてみよう!-ヒシとウポポとアイヌ模様-」2年ぶりの開催となり、たくさんの方々にご参加くださいました。講師は平取町二風谷出身の川上裕子さん。アシスタントは山道さんと森さん。みなさまありがとうござい...
26/10/2025

札幌市厚別区民センターにて開催した
「ヒシを食べてみよう!-ヒシとウポポとアイヌ模様-」

2年ぶりの開催となり、
たくさんの方々にご参加くださいました。
講師は平取町二風谷出身の川上裕子さん。
アシスタントは山道さんと森さん。
みなさまありがとうございました☺️

ヒシは、池や沼の水面に葉を浮かべる、浮葉植物の一種です。
夏から秋にかけて白い小さな花が水面に咲き、
やがて葉の裏(水中)に果実がなります。
アイヌ語ではこのヒシの実を「ペカンペ」(ペカンペ)と呼び、デンプンが多く含まれているため、
湖畔のコタンの人々にとっては重要な食糧だったそうです。

8月に当別町の池で採取したヒシを約500個使い、
以下のお料理を教えていただきました。
・イナキビとベカンベのご飯
・チェプオハウ
・じゃがいもとかぼちゃのラタシケプ
・カンボチャシト
・キトピロのチヂミ
・菊芋の和え物

まずはヒシの実の皮を剥くところから。
皮が硬いのでコツが必要ですが、
慣れてくるとみなさん早く剥けるようになっていました☺️

その後、机ごとにご飯以外の5品を分担して作りました。
みなさんとても手際が良く、時間通りに完成させることができました。
どのお料理も美味しくできあがり、
参加者のみなさんも「想像以上に美味しかった!」と、
とても喜んでくださいました。
お茶はセタエント(ナギナタコウジュ)をお出ししました。

食後には乾燥したシケレペの味見も🤭

午後は、ヒシ茶をいただきながら
裕子さんのお話やウポポ(歌と踊り)の時間。
最後は参加者のみなさん全員で輪踊りをし、
会場に一体感が出て、体も心も温まりました。

今回のワークショップを通して、
ヒシに興味を持ってくれたり、
湿地が好きになってくれた方がいたらとても嬉しいです。

裕子さん、山道さん、森さん、
8月のヒシ採取に参加してくださった方々、
今回参加してくださった方々、
本当にありがとうございました!

⭐︎ヒシの実、食べてみたい方はお分けできます。
お気軽にご連絡ください!


私たちは、湿地を守り育てていくため、湿地の植物の利活用を行い、より多くの方に湿地の必要性や大切さを知ってもらいたいと思っています。

普段何気なく見聞きする植物の中には、道具になったり食べられるなど、利活用できるものがたくさんあります。
そんな野草の可能性について、一緒に楽しみながら学んでいきましょう!

[主催] NPO法人 人まち育てⅠ&Ⅰ

【湿地の女王エゾカンゾウを味わおう!Vol.3】ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!種から育てて6年目のエゾカンゾウ。今年もたくさんのお花が咲きました🌼お花や蕾を収穫するところからみなさんに体験していただくことができて良かった...
01/06/2025

【湿地の女王エゾカンゾウを味わおう!Vol.3】
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

種から育てて6年目のエゾカンゾウ。
今年もたくさんのお花が咲きました🌼
お花や蕾を収穫するところからみなさんに体験していただくことができて良かったです☺️

余市エコビレッジでお花と蕾を収穫し、
札幌市中心部にあるbokashiに移動して調理し、昼食に美味しくいただきました✨

今回のメニューはこちら🍽️↓
⚫︎エゾカンゾウのお花入り混ぜご飯
⚫︎エゾカンゾウのお花と蕾・雑穀・ニリンソウ入り玉ねぎ麹スープ
⚫︎エゾカンゾウのお花・黒キクラゲ・アスパラの炒め物
⚫︎エゾカンゾウのお花・寄せ豆腐の香味だれ
⚫︎エゾカンゾウの蕾・フキ・厚揚げの煮物
⚫︎エゾカンゾウの蕾・長芋・ワカメの酢味噌和え
⚫︎エゾカンゾウのお花の梅シロップ漬けのせ
 梅&バタフライピーの寒天ゼリー

お花や蕾を洗って茹でたり、
他の食材を切ったり和えたり、
みなさんで分担して調理を進め、
とても彩り豊かなお料理が完成しました✨

お花の甘みや華やかな香りを楽しみ、
お花と蕾の風味の違いなども味わいながら、
エゾカンゾウを堪能しました☺️

参加者のみなさんが片付けまでテキパキ進めてくださり、
とっても助かりました🙏
ありがとうございました!

-———
これからも、湿地に生育する植物の利活用を通じて
より多くの方々に湿地に関心を持ってもらえたり
湿地の価値や大切さを知っていただけるような活動を行っていきます。

#湿地 #しめっち #エゾカンゾウ #ゼンテイカ #野草料理 #薬膳 #しめっちネット #湿地の恵み

【春蝉シャワーをデイケア森歩き】月1回の精神科デイケアの森歩き、ヤチダモも芽吹き、夏鳥の囀り真っ盛り、林内は少し鬱蒼としてきて、エゾハルゼミのシャワーも降り注ぐ。ちょっと虫もまとわりつき出してきたけど、まぁまぁ快適な森歩きになったよ。エゾハ...
28/05/2025

【春蝉シャワーをデイケア森歩き】
月1回の精神科デイケアの森歩き、ヤチダモも芽吹き、夏鳥の囀り真っ盛り、林内は少し鬱蒼としてきて、エゾハルゼミのシャワーも降り注ぐ。ちょっと虫もまとわりつき出してきたけど、まぁまぁ快適な森歩きになったよ。

エゾハルゼミの鳴声は、蝉らしさに欠けるのか「あれ、蝉なの?」と良く言われるけど、ヒグラシの仲間だから?

森の中はもうホント恋の季節❤️

それからツタウルシもニョキニョキ伸びて、ダニも落ちてくるから、鳥や虫の恋にばかり気を取られてもいられないけど、森の中は生き物たちに満ちた心地良い空気と優しい木漏れ日に溢れていて、ちょっと凸凹な道は足裏から脳を刺激するね。

蕗の葉や樹幹にいるカタツムリ🐌
ヨモギと間違いそうに育ってきた猛毒のトリカブト
可憐に咲き始めたミツバウツギの白花
遠くで鳴くアオバトやキジバト

五感を少し使うと、ワクワクがざわめいているね。思春期の子ども達も、そのうち連れて来てあげたいな。

病院敷地での湿生植物育成も順調に

#野幌森林公園 #江別すずらん病院 #精神科デイケア #初夏の森歩き #五感をひらく #エゾハルゼミ #湿生植物育成

住所

札幌市中央区南8条西2丁目5-74 市民活動プラザ星園405号室
Sapporo-shi, Hokkaido
064ー0808

ウェブサイト

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