14/10/2025
⭐️首でも肩でもない…“胸”がかたいとつらくなる!
こんにちは、わたなべ整体の渡邉です。
「手がジンジンする」
「腕を動かすとだるくなる」
「何もしていないのに、手のしびれが気になる」
こうしたお悩み、整体でもよく相談を受けます。
一見、腕や手の症状に見えますが、
実は“胸まわりのかたさ” や “首と肩のすきま”が関係していることがあるんです。
今回は、手や腕のしびれ・だるさに関わりやすい神経の特徴と、
自宅でできるケア方法をお伝えします。
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◆ よくある原因とは?
長時間のスマホやパソコン作業、
猫背気味の姿勢、
肩が内巻きになっている状態などが続くと、
腕につながる神経の流れがスムーズにいかなくなります。
結果として、「ピリピリ」「ズーン」としたしびれや重だるさが出ることもあるんです。
整体では、こうした症状の背景に
「胸まわりの硬さ」や「神経が動きにくくなっている状態」があると考えています。
医療機関では「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」と
診断されることもあります。
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◆ 神経が圧迫されやすい場所
手や腕につながる神経は、首〜鎖骨〜肩〜腕を通ります。
特に圧迫されやすいのが、次の2つの筋肉です。
⚫︎ 斜角筋(しゃかくきん)
首の両側にある筋肉で、首を動かすときに使われます。
かたくなると、神経を圧迫しやすくなります。
⚫︎ 小胸筋(しょうきょうきん)
肩の前から肋骨につながる筋肉。
猫背や肩が前に入る姿勢が続くとこわばりやすいです。
この2つがかたくなると、神経のすべりが悪くなり、
「動かすたびにしびれる」「なんとなくだるい」
といった不快感が出やすくなります。
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◆ 自宅でできるセルフケア3選
いずれも痛みが出ない範囲でやさしく行いましょう。
🔹 正中神経の“すべり”を促すケア
1️⃣ 肘を曲げて、手のひらを顔に向けてスタート
2️⃣ 肘を伸ばしながら、手のひらを外に向ける
3️⃣ 手首を反らして、指先を斜め下に伸ばす
👉 目線も指先に合わせるとより効果的
(ビリビリしない範囲で10回)
🔹 尺骨神経の通り道を整えるケア
1️⃣ 手の甲を上にして、前へまっすぐ伸ばす
2️⃣ 小指側を下に向けるように手首をねじる
3️⃣ 首を逆側にゆっくり倒す
(しびれがない範囲で5〜10回、1日1〜2回)
🔹 胸郭出口まわりのリリース
1️⃣ 鎖骨のすぐ上をやさしく押さえる
2️⃣ 首を横に倒したり、肩を回したりして動かす
3️⃣ 脇の前(小胸筋)を軽く押さえ、肩を前後に動かす
👉 強く押さず、やさしいタッチでOK!
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◆ 「腕の症状=腕の原因」とは限らない
実は、手のしびれやだるさの原因が、
腕ではなく【胸・首・肩】にあることは少なくありません。
⚫︎ 揉んでもすぐ戻る
⚫︎ ストレッチしても改善しない
そんな時は、“神経の通り道”を整えることがポイントです。
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◆ まとめ
「手がしびれる」「腕が重い」という症状の裏には、
胸まわりや首の筋肉のこわばりが隠れていることがあります。
胸を開く姿勢や軽いストレッチを習慣にして、
神経がスムーズに動く身体をつくっていきましょう!
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【整体×セルフケア】
自分の身体を知ることが、回復の第一歩です!
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