12/11/2025
【女性ホルモンとメンタル〜更年期〜】
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人生100年時代といわれる今、50歳前後で迎える閉経は、女性にとって人生のリ・スタートともいえます。
そして、閉経の時は、それまで月単位で訪れていた「生理」というホルモンの影響を受けずに済む、つまり、女性としての役割を負った自分から解放された、ただの素の自分になれる時でもあるのです。
アーユルヴェーダや東洋医学では
「女性は60歳で家族を守ることをやめて、自身の魂を育み始める」という考え方もあるそうです。
だからこそ、閉経前後に訪れる、更年期障害の悪影響はできるだけ少なくして、前向きに、楽しく、過ごせたら良いですよね。
そんな更年期に欠かせない栄養素のひとつが「動物性タンパク質」です。
女性ホルモンが減少していく更年期には、イライラ、クヨクヨなど幸福感が減少しやすくなります。
その原因が、別名「ハッピーホルモン」と呼ばれるほど、前向きで幸せな気持ちをつくる幸福感に関与する脳内ホルモン「セロトニン」の不足です。
なぜなら、セロトニンは、女性ホルモンの分泌と連動していて、女性ホルモンの減少ともに分泌量が少なくなってしまいます。
更年期以前であっても、セロトニンはストレスによっても消費されるため、仕事や家事で忙しいという人も不足しがちで、更年期と同じように、イライラ、クヨクヨ、幸福感が得られにくくなってしまいます。
動物性タンパク質は、牛肉、豚肉、鶏肉など、肉類を焼くのが手軽ですが、飽きてしまうという方におすすめしたいのが味付け「ソース」のバリエーションを増やすこと。
大根おろしとポン酢、ニンニクとみそ、しょうゆと和がらし、塩麹とわさび、ハーブソルトと粒マスタードなどなど、味付けを変えれば、いつものお肉料理も、新鮮な味わいで楽しめますよ。
ウェルネスプラス
アドバイザー管理栄養士
大柳 珠美
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