Counselingつくば「as I am」

Counselingつくば「as I am」 Counselingつくば「as I am」, 医療・健康, Tsukuba-shiの連絡先情報、マップ、方向、お問い合わせフォーム、営業時間、サービス、評価、写真、動画、お知らせ。

2025年3月1日から2日と、トラウマ焦点化認知行動療法の研修を受けてきました。研修を受けて、気持ちを改めて熱くさせていただいた体験となりました。いろいろと考えることがあり、課題は山積みですが、方向性が見えたような晴れやかな気持ちもあります...
02/03/2025

2025年3月1日から2日と、トラウマ焦点化認知行動療法の研修を受けてきました。

研修を受けて、気持ちを改めて熱くさせていただいた体験となりました。いろいろと考えることがあり、課題は山積みですが、方向性が見えたような晴れやかな気持ちもあります。

トラウマ治療は、本当に構造が大切だと改めて考えさせられました。とても語りたいところですが、また仲間を見つけて、解決していきたいと思います。

TF-CBTは、同じように明確な段階という構造がありつつ、自由に家族に寄り添える治療法だと改めて分かり、大好きになりました。うまく活かして役に立てていけるよう頑張りたいなと思います。

#トラウマ治療
#トラウマケア

#認知行動療法

ハッピーバレンタイン🍫みなさんはどんなバレンタインを過ごされましたでしょうか。聖バレンタインが、てんかんのある方を擁護されていた、ということについて、ご存じでしたでしょうか。詳しくは、国立精神・神経医療研究センターのホームページを見てみてく...
14/02/2023

ハッピーバレンタイン🍫

みなさんはどんなバレンタインを過ごされましたでしょうか。

聖バレンタインが、てんかんのある方を擁護されていた、ということについて、ご存じでしたでしょうか。

詳しくは、国立精神・神経医療研究センターのホームページを見てみてくださいね。

国立精神・神経医療研究センターは、医療従事者しか参加できない研修がほとんどですが、ホームページには多くのエビデンスに基づいた情報があります。

https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/special/epilepsy-news_12.html

#心理師 #世界てんかんの日 #バレンタイン #バレンタインデー #公認心理師 #臨床心理士

【トラウマケアに従事する方向け】こちらは学会で見かけ、購入した本です。EMDR(Eye Movement Desensitization Reprocessing)という、PTSD(外傷後ストレス障害)に、有効であることが認められている治療...
22/11/2022

【トラウマケアに従事する方向け】
こちらは学会で見かけ、購入した本です。

EMDR(Eye Movement Desensitization Reprocessing)という、PTSD(外傷後ストレス障害)に、有効であることが認められている治療を実践していますが、実は、全ての人に対して、EMDRが実施できるわけではありません。

多くのトラウマケアの実践家は、全てのメンタル不調に関して、トラウマが根底にあると考えます。

死を意識するような事柄に関わった、あるいは見聞きしたとされるトラウマ体験はT(ビッグティー)と呼ばれます。

一方で、死を意識するほどでもないけれど、日常生活において、傷つき体験をしてきている方はたくさんいます。

こういった体験をt(スモールティー)と呼び、ケアの対象とします。

スモールtも、例えば日常的に否定的な言葉を伝えられていることで、親が全てである小さな子どもにとって、居場所を確保できるか否かの大きな問題へとなりうるのです。

木の根元を毎日少しずつ削っていけば、土台が安定しない頼りない木になるでしょう。

そういった傷を抱える方の場合、安心を感じることが難しいのです。「人に話す」、「体をケアすること」ことが安心につながらず、安心を得ようと試みると涙が溢れる、死にたくなるといった現象が起こります。

危険を察知して働く自律神経の働きがそうさせているのですが、詳しい解説は省きます。

そういったクライエントさんを抱えるセラピスト向けの書籍になります。

早期トラウマへの治療アプローチになるため、EMDRの学びを経てないと難しい内容も含まれますが、安定化に非常に大事な内容が書かれていますので、ご興味のある方は、手にとって見られると良いと思います。

十分な安定化ができれば、EMDRのプロトコルに沿ったアプローチを開始しますが、そこに至るまでには時間がかかるのです。

安定化にまつわる本は、他にもあるので、またご紹介します。なお、EMDRを含み、本を読んだだけでの心理療法は避けてください。

また、個人での活動はしておらず、DM等でのご相談はお受けしていませんので、ご理解いただけますと幸いです。

#臨床心理士 #公認心理師 #心理療法 #トラウマケア #トラウマ #書籍 #本 #積読 #自我状態療法 #解離 #解離性障害 #発達性トラウマ

【環境の変化には備えを】そろそろ桜が咲くかと思いきや、3月も半ばを過ぎたのに、雪が降ったりと、身体がびっくりしていませんか?学年が変わる子ども達、仕事が変わる大人の皆さまなどなど、大きな環境の変化が目前に迫り、不安と期待で胸がいっぱいな方も...
24/03/2022

【環境の変化には備えを】
そろそろ桜が咲くかと思いきや、3月も半ばを過ぎたのに、雪が降ったりと、身体がびっくりしていませんか?

学年が変わる子ども達、仕事が変わる大人の皆さまなどなど、大きな環境の変化が目前に迫り、不安と期待で胸がいっぱいな方も多いかもしれません。

環境の変化に敏感な子ども達にとっては、この春休み期間、非常〜に大切なのです。

例えば、お家ではお話するけれど、学校や園では話さないお子さん。場面緘黙と言いますが、自然と話すようになるお子さんもいれば、大人になるまで話さない子どももいる。

何が違うかと言えば、話せる環境を準備するかどうか。

大人が、話さなくても、指差しで済むように、代わりに親が話すような環境だと、話す機会がなく、子どもも、そのままで良い、と話すモチベーションすら、なくなってしまいます。

特に、子ども達がその子をお世話する環境は、とても微笑ましいのですが、場面緘黙のお子さんの発話に関しては、良くない環境と言えます。

先生は、周りの子が代弁することをさりげなくやめさせ、他のこと同じように質問する。けれども、5秒以上は待たないといった、適度な助けが重要です。

こういったお子さんに対しては、春休みのうちに、新しい担任が家庭訪問する、新しい教室出会うなどの、新しい環境をイメージできるような働きかけをおすすめします。

場面緘黙のお子さんは、初対面から2、3回会ううちに話せるような試みがとても重要。行動療法に詳しい専門家と相談しながらプチチャレンジをし続けることが大切です。

「しゃべる」には、口周りの緊張をほぐすことが大切。

例えば、風船を膨らませる遊びなんかは、とても有効ですよ✨遊びにのってくる年齢のうちに、治療を始めることをおすすめします。

私も新年度は色々とチャレンジの年。研究に着手…するかもしれません。しないかもしれません笑

#場面緘黙 #スクールカウンセラー #臨床心理士 #公認心理師 #養護教諭 #保育士 #幼稚園教諭 #緘黙 #不安 #新学期準備 #新学年 #進級 #進学 #不登校 #発達障害

【叱ると出る快感ホルモン?】心理シの間で話題になっている、(え、なってない?)、村中直人先生の「叱る依存」が止まらない読了。「罰(叱る)」ことには、何の効果もなく、さらには、「叱られないように逃れること」自体に、叱られる側のドーパミン(快感...
22/03/2022

【叱ると出る快感ホルモン?】
心理シの間で話題になっている、(え、なってない?)、村中直人先生の「叱る依存」が止まらない読了。

「罰(叱る)」ことには、何の効果もなく、さらには、「叱られないように逃れること」自体に、叱られる側のドーパミン(快感を感じるホルモン)が出るそうです。

叱られることでは、適切な行動を学んでいないので、行動が変わりません。叱る側は、ある行動をやめさせたいと思って叱るうちに、叱ること自体の効果が薄れ、人格否定など、強い言葉や態度にエスカレートしていきます。悪循環です。

ここで、興味深い感情についての報告があります。人間には「処罰感情」というものが備わっているそうです。

なんらかのルール違反を犯した相手に罰を与える体験をすると、報酬系回路の主要部位の一つ(背側線条体)が活性化し、この部位が強く活性化する人ほど、自分が損をしてでも相手に罰を与えようとする傾向があるようです。

ネットやSNSへの書き込みが過激化することも、それを見た人、本人が不快な思いをする、そういうことをしてしまう自分の評価が落ちるかもしれないことよりも、対象の人をおとしめることなどで、処罰感情を満たされ、自己肯定感を満たすことを優先してしまうのです。

一方で、理解していただきたいのは、ドラマ『半沢直樹』の有名な『倍返しだ!』のセリフがありますが、復讐ストーリーを見て、スッキリするという経験は誰にもあるかと思います。これも処罰感情の充足です。

そして、叱る側には、「叱る」→「望んだ行動(一時的)」という結果が得られるため、コントロールできている感が得られ、自己肯定感につながります。

さらに、処罰感情が満たされることで、「叱る」行動が繰り返されるのです。

一方で、例えば子育てママさんなどに、「そんなことない、叱りすぎて悩んでいる。」という方も多いかもしれません。

叱ることが必要なのは、「抑止」と「危機介入」のみだとこの本では書かれてあります。細かい記述は避けますが、徐々に、「こんなに言ってるのに聞かない」「間違ったことは言っていない」と正当化していく方向に進むことが多いようです。

ニュースになるような特別誰か、ではなく誰にでも言ってしまえば全ての人に起こりうることです。

大切なことは、叱ろうとする時に「普通はこんなことはしない」「こんな行動は正すべき」と思っていることに気づき、立ち止まること。

叱ること、愚痴を含め、処罰することをすべて取り除くことは不可能です。

「べき思考」が潜んでいないか、日々、自分と向き合っていきたいものです。自戒を込めて。

#臨床心理士  #公認心理師 #体罰 #虐待 #スクールカウンセラー #養護教諭 #育児 #トラウマ #しつけ #心理学 #脳科学 #読書 #読書記録 #カウンセラー

【おこなおう まもろうよ こころ】この番号は、こころの健康相談統一ダイヤルです。必要な方に届きますように。3月は、自殺対策強化月間となっています。あれ、9月にもなかったっけ…?9月に投稿したのは、自殺予防週間で、微妙に違いますね。3月も一年...
08/03/2022

【おこなおう まもろうよ こころ】
この番号は、こころの健康相談統一ダイヤルです。必要な方に届きますように。

3月は、自殺対策強化月間となっています。あれ、9月にもなかったっけ…?

9月に投稿したのは、自殺予防週間で、微妙に違いますね。

3月も一年のうちで、自殺で亡くなられる方が多い時期となっています。メンタルヘルスに関するNPO団体が、駅での声かけ運動をされたりしています。以前、私も数回参加させていただきました。

季節の変わり目、自分自身は何も変化を感じないのに、季節、周り、世界は変わっていっている。

そういった変化に心が追いつかないのかもしれません。季節の変わり目は、私も少しそんな心境になりやすいです。

今回の投稿では、自殺予防、自殺対策と言えば、危機介入、予防などのイメージが強いですが、「ポストペンション」に焦点を当ててみたいと思います。

自殺対策基本法の中には、プリベンション(予防)、インターベンション(危機介入)、ポストベンション(遺族支援)の3つの柱で成り立っています。

自助グループでは、自死でご家族を亡くされた方が同じような気持ちを抱える方同士で気持ちを打ち明けることもできます。打ち明けないという選択ももちろんできます。

自死で家族を亡くすという経験は曖昧な喪失となります。大事な家族自身が自分の命を絶つということは、怒りや悲しみが故人に向けて良いのか、心がとても混乱するのです。

私が遺族支援について知ったのは、「あしなが育英会」という団体でした。自死で親を亡くした子どもの支援も行なっていて、その子たちの手記を読みました。

曖昧な喪失というのは、自死遺族に限りません。行方不明となったご家族がいらっしゃる方、認知症のご家族がいらっしゃる方。

お別れをする、という儀式は非常に大切なのです。故人を慈しみ、思い出話を語ることが、オープンにできない喪失は、苦しいものとなります。

「自殺」という言葉は、タブー視されているのが現状です。「なぜ、亡くなったの?」という何気ない言葉がけでさえ、非常に苦しいのです。

自死へのサポートというと、予防や危機介入が思い浮かぶ方が多いと思いますが、自殺対策基本法には、ポストベンションについても、明記されています。

関心のある方が増えていくと良いなと思います。

#公認心理師 #臨床心理士 #消えたい #生きたい #自死遺族 #自殺対策強化月間 #養護教諭 #スクールカウンセラー #あしなが育英会 #カウンセラー #喪失 #うつ #不安

【節分ですね】季節を感じられること、ありがたいですね。気持ちがしんどい方は、少しでも季節を取り入れて、感じてみられるよう願っています。鬼って、日本では、昔ばなし、マンガ、アニメ、いろいろなところに出てきますよね。最近だと、鬼滅の刃、大人気で...
03/02/2022

【節分ですね】
季節を感じられること、ありがたいですね。気持ちがしんどい方は、少しでも季節を取り入れて、感じてみられるよう願っています。

鬼って、日本では、昔ばなし、マンガ、アニメ、いろいろなところに出てきますよね。最近だと、鬼滅の刃、大人気です。

気になったので調べたのですが、5色の肌の色の鬼が存在すると言われていて、5つの煩悩と結びついているそう。

諸説あるそうですが、ある意味、鬼は欲という穏やかでいるために邪魔になる感情の化身のようなものなのだそう。

また、話が逸れますが、私、今日、歯の治療をしたのです。麻酔を打って手術を受けました。

麻酔を打つと痛みが消えます。痛みがない中、キー!ウィーン!と機械音が響き渡り、始めはとても怖かったのですが、だんだんと慣れてしまいました。

これってとても怖いことじゃないでしょうか?

欲やネガティブな感情、はたまた痛みがあると、確かに穏やかでいられなくなるかもしれないです。

でも、痛みって危険信号です。痛みや欲がないと、生命の維持に関わるし、感情がないと、自分の行動、意思決定ができません。感じなくなるって、自分が何なのか、わからなくなるということです。

感情は、自分の進む道を教えてくれるものなのです。不安は備えを、恐怖は闘うことと逃げることを、悲しみは新たに人と関係を築くことを教えてくれます。

感情(鬼)を外に追い出すことも時には必要ですが、少し立ち止まって、鬼さんが何を教えてくれようとしているか、観察してみましょう。

感情と行動のバランスは、どうでしょう。感情に対して極端な行動はとっていないか、強い感情に至るような極端な考えはしていないだろうか。

カウンセリングや心理療法は、実は感情を感じなくするものではありません。

大事なのは鬼を追い出すことではなく、鬼さんの居場所を作ってあげて、ちょっといろんな角度から見つめてみて、お話するような機会と言えるかもしれないなぁ、とそう思った節分なのでした。

#カウンセリング #臨床心理士 #公認心理師 #節分 #感情 #感情のコントロール #マインドフルネス #スクールカウンセラー #不安 #うつ #心理療法 #鬼

【トラウマを経て、しなやかに】トラウマのことが分かる本トラウマ治療の専門家である白川美也子先生の一般向けの著書です。今、先生のクリニック8周年記念のシンポジウム動画を視聴しています。精神科医であり、認知行動療法の専門家でもあられる、原田誠一...
13/01/2022

【トラウマを経て、しなやかに】
トラウマのことが分かる本

トラウマ治療の専門家である白川美也子先生の一般向けの著書です。

今、先生のクリニック8周年記念のシンポジウム動画を視聴しています。

精神科医であり、認知行動療法の専門家でもあられる、原田誠一先生との対話形式のシンポジウムで、複雑性PTSDのあらまし、一般の精神科での複雑性PTSDの患者さんへの向き合い方や心理教育の方法など、参考になるお話が盛りだくさんでした。

脱線しました。本題はこちらの本ですが、トラウマとは何だろうというところから、トラウマ反応に対する日常生活でのセルフケア、専門的なケアの種類まで、図解でとてもわかりやすく書かれてあります。

これの、こどもバージョンも出版されていますので、ご興味のある方は、ぜひお手にとってみてください。

#臨床心理士 #精神科医 #公認心理師 #トラウマ #トラウマケア #精神科 #心療内科 #セルフケア #生きづらさ #生きづらい #読書 #読書記録

【カウンセラーの倫理観】公認心理師が増えるにあたって、心理職を志す人たちの背景がさまざまにるにつれ、心理カウンセリング、心理療法の倫理観についての理解度、厳格さもさまざまになってきています。こちらは、Twitterの@it012345さんが...
03/01/2022

【カウンセラーの倫理観】
公認心理師が増えるにあたって、心理職を志す人たちの背景がさまざまにるにつれ、心理カウンセリング、心理療法の倫理観についての理解度、厳格さもさまざまになってきています。

こちらは、Twitterの@it012345さんが投稿されていた内容を転載しています。

さらに、⑥カウンセラーの家族のことなど個人的な事情について、不特定多数にオープンにしない

ということも、対象とする相談者さんの属性によっては、必要だと個人的には考える立場にあります。

個別の相談の中で、肯定的な影響があるだろうと考えられるときには、オープンにすることもあるかもしれません。例えば、子育ての相談などでは、親同士だとわかることで安心して話せることもあるかもしれません。

SNSでは、相手がどのような方なのかわからない中で、情報を伝えていくことで、傷つけてしまうこともあるのだと思います。

そのあたりは、慎重にありたい、と考えます。

以下は、一専門家として、わりと真面目に、勉強しながら、医療や教育、福祉において、活動をする者としての意見です。参考程度にお読みください。

宇宙系心理カウンセラーなど、冗談だと信じたい公認心理師の方がもいますが、私が気になることとして、HSC/HSPカウンセラーなど、感覚に敏感な方専門を謳っているカウンセラーさん。

確かに、感覚の過敏な方は確かにいますし、それによってかなり大変な生活を送られている方もいます。

ただ、このHSP/HSCを心理職が口にすること(あなたはHSC/HSPですの、と相手に伝えるという意味で)は、慎重になってほしいというのが個人的な意見です。

医療に携わる身としては、医療現場にこの概念を持ち込む同業者にやや違和感を覚えています。

当事者の方が、自分がそうだ、と発信し、辛さを伝えていくことには意味があることと思います。

自分だけではない、と思えたり、便利なグッズがあることなど、同じ悩みを抱える方は、知ることができると思います。

一方で、この概念ができたことで、助かる人もいれば、商業目的の支援者が出てきたり、医療的介入の必要な神経発達症/発達障害の方や、その保護者の、障害受容の難しさが助長されることになっていることも感じます。

例えば、HSC/HSPの方について、スクールカウンセラーが、チェックリストを保護者に渡し、HSC/HSPだからと、医療機関にリファーすることは、非常におかしなことなのです。

HSCやHSPは、医療用語ではありません。独自のチェックリストを渡し、医療につなげる行為について、何を目的にしているか、説明できないのであれば、行うべきではないと感じます。

感覚過敏や感覚鈍麻の問題の多くは、自閉症スペクトラム(以下、ASD)の方に重なる特徴です。感覚の問題を取り扱う上で、必ず、対人関係の持ち方、モチベーションや、興味の範囲などについても、聴き取りを行う必要があります。

また、自分ではなくても、人が怒られる声を聞くだけでも怖い、というHSC/HSPの特性とされる問題についても、自他の境界を引きにくい、という、ASDの方の特徴と言えます。

ASDの方であれば、対人関係の持ち方において、トレーニングを受けたり、お子さんであれば、療育を受けることで、言語能力や社会性に一定の効果が期待できます。

ある意味で、HSC/HSPを信奉することで、そういった可能性を避けてしまうことにもなります。

HSC/HSPの概念は、とても曖昧なものなのです。研究には、査読という過程が必要ですが、HSP/HSC概念について、査読前に書籍化した、という背景があります。書籍化には、いわゆる、主観によるものではないということを他の専門家にも見てもらう、という過程が必要ないため、研究よりも簡単にできてしまいます。

専門家の方は、相談にいらした方にその概念を伝える影響について、再考していただきたいです。

HSC/HSPの言葉を持ち出す前に、その環境の中で、どんなことに配慮できるのか、工夫はないか、ということを、生活を快適にできる方法を、相談者と一緒にしていきたいと考えます。

HSC/HSPという言葉がなくても、あらゆる辛さを抱える方への理解や配慮のある社会になりますように。

#カウンセラーのみなさんへ #スクールカウンセラー #養護教諭 #養護教諭志望 #心理士 #臨床心理士 #公認心理師 #カウンセラー #精神科 #児童精神科 #心療内科 #発達障害 #自閉症スペクトラム #学校の先生

 #あけましておめでとうございます 🎍2021年は仕事で新たなチャレンジや技能を習得するなかで、自分のなかでとどめず、アウトプットも広くしていきたいという思いから、SNSを始めました。その中で、同じく心理職をしている方に出会えたことや、コメ...
02/01/2022

#あけましておめでとうございます 🎍
2021年は仕事で新たなチャレンジや技能を習得するなかで、自分のなかでとどめず、アウトプットも広くしていきたいという思いから、SNSを始めました。

その中で、同じく心理職をしている方に出会えたことや、コメントをしてくださった方、質問やご感想をDMしてくださった方がいらしたこと、とても嬉しかったです。

ふだんの活動の場は、子どもから大人までの精神医療の現場です。(個人的に相談活動をしていません。)

SNSの特性上、今後も、プライベートなことを投稿することもありませんし、コメント欄やDMでのご相談はお受けしていません。

が、少しでも、私の投稿で、苦しんでいる方が楽になったり、心理職の方のお力になったり、お仲間になれると嬉しいなと思います。

細々と、ではありますが、日々のお仕事の中で感じたこと、伝えたいことを言葉にしていければと思います。

2022年も、どうぞよろしくお願いいたします🙇‍♀️🎍

#2022 #公認心理師 #臨床心理士 #精神科 #児童精神科 #休職中 #休職 #お正月 #新年 #新年のご挨拶 #スクールカウンセラー #カウンセラー #うつ #不安 #不安障害 #不安症 #発達障害 #発達障害児ママ #発達凸凹 #自閉症スペクトラム #自閉症 #トラウマケア #トラウマ

日々、クライアントさんと向き合っていると、自分自身に優しい言葉をかけることがいかに難しいかということに気付かされます。人には優しくできても、自分にはできない。どうしても、できない。本当に、とても、苦しいことです。どうしたら、自分自身を思いや...
24/12/2021

日々、クライアントさんと向き合っていると、自分自身に優しい言葉をかけることがいかに難しいかということに気付かされます。

人には優しくできても、自分にはできない。どうしても、できない。

本当に、とても、苦しいことです。

どうしたら、自分自身を思いやれる言葉をかけてもらえるだろうか。

セルフコンパッション、先輩が研究していた内容で、なんとなく言葉は気になっていましたが、触れる機会なく過ごしていました。

つい先日、地域の図書館で見つけましたので、早速借りてみました。

瞑想のことがたくさん書かれていました。ほほう!!!と思ったのが、瞑想は、「用量依存的」との研究結果が出ているとのこと。

つまり、瞑想すればするほど、メンタルヘルスの向上につながるのです。

瞑想は静かに目をつぶって座禅する…というものだけではないようです。この本では、「言葉」を非常に大事にすることが書かれています。

自分に優しい言葉がかけられない方には、まず、「自然と笑顔になれる存在」、人でなくても、ペットでも、はたまた自然でも良いようです。

まずはその相手の、健康、安全、安心を願う言葉をかけていきます。そして、その相手と私、私たちにあたたかな言葉をかけていくのです。

このようにして、徐々に自分自身へのかけたい言葉、今現在幸せでなくても「幸せになりますように」という言葉をかけることが大切だそうです。

ちょうど今日はクリスマスイブですが、祈りの言葉に似ているな、と感じました。

まずは、そう、思えないとしても、言葉にしてみること自体が思いやりとなりうるのかもきれません。

私自身、ヨガのインストラクターの資格もとり、毎日ヨガをしています。ヨガも身体や呼吸に意識を向ける瞑想の一種です。でも、言葉をかける、という意識はあまりしてこなかったかもしれません。

私自身も実践してみようと思います。

#クリスマス #クリスマスイブ #セルフコンパッション #瞑想 #ヨガ #認知行動療法 #臨床心理士 #公認心理師 #心理学

【トラウマ反応とは】トラウマという言葉自体は比較的カジュアルに日常的に使われる単語になってきましたね。トラウマ体験から生じる症状には、以下のものが見られます。・過覚醒集中しにくくなる、寝付けない、途中で起きてしまう、など、睡眠や集中への影響...
18/12/2021

【トラウマ反応とは】
トラウマという言葉自体は比較的カジュアルに日常的に使われる単語になってきましたね。

トラウマ体験から生じる症状には、以下のものが見られます。

・過覚醒
集中しにくくなる、寝付けない、途中で起きてしまう、など、睡眠や集中への影響があります。子どもだと、ADHDのような落ち着きのなさ、大人でも怒りっぽいなどの感情の変化の激しさをみせることもあるため、生育歴の聴取は非常に大事です。

・回避
トラウマ体験があった場所、状況、人を避けるようになります。

・侵入症状
フラッシュバックや悪夢、感情の急激な落ち込みや逆にハイになるなど、急に、トラウマ体験の感覚、感情、映像などが侵入してくる様に体験する。同じような状況で、感覚や考えなどがこんがらがってしまう場合もあるでしょう。

・解離症状
トラウマの経験について、何も考えられなくなる、ボーッと心あらずになる、記憶が全て/一部なくなる、薄れる、出来事は思い出すけれど、感情、体の感覚、考えを感じなくなる、など。

・思考や感情への悪影響
自分自身についてのネガティブな考え、うつ状態や不安に悩まされたりします。

さらに、虐待やDV、自分を否定され続けるようなことが日常的に受けてくることで、肯定的で安定的な生活がわからなくなった方に起きるのが、「トラウマの再演」です。

*トラウマの再演
津波の被害を受けた子供が、津波ごっこをする、というのもトラウマの再演で、これは自分を癒すために行われるものです。

しかし、このような自己治癒的なものだけでなく、非日常的なことを日常的に経験してきた場合、悪影響のあるトラウマの再演が無意識に起こることが知られています。

例えば、性的虐待を受けてきた子どもが、性非行に陥りやすいこと、叱責され続けて育った子どもが、あえて怒られる行動をとりがち、などです。

本来であれば、非日常的なことが、日常的に起こってきたので、それが安定、安全だと感じてしまうことが理由の一つです。また、そういった関係性に慣れてしまっているという理由もあります。

怒られることでしか、性的な繋がりでしか、経済的な支配でしか、関係を築けない、安心を感じてしまうのです。

特に、支配、服従などの関係は再演されやすいと考えられます。トラウマ体験が出てきている、と本人が気づいて、修正していくことが難しいこともたくさんあるかもしれません。

トラウマの再演の怖いところは、再演的な関係が繰り返されることで、「ほらやっぱり自分はダメだ」と、ネガティヴな考えを確認する作業の繰り返しにもなります。

日常場面を支える周囲の方々は、正常な日常生活を安定して送れること、支配-服従の関係に飲み込まれず、適切な境界線のある関係を築いていくことが大切です。

言うは易しですが、本当にこの日常を支える、というあり方がとても大変で長い道のりになるのだと思います。

私事ですが、とあるトラウマセラピーのトレーニングが終了しました。身が引き締まる思いです。日々、精進します。

#トラウマ #トラウマケア #臨床心理士 #公認心理師 #心療内科 #精神科 #児童精神科 #スクールカウンセラー #学校 #先生 #養護教諭 #心理療法

住所

Tsukuba-shi, Ibaraki

アラート

Counselingつくば「as I am」がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

その診療所に問い合わせをする

Counselingつくば「as I am」にメッセージを送信:

共有する

Share on Facebook Share on Twitter Share on LinkedIn
Share on Pinterest Share on Reddit Share via Email
Share on WhatsApp Share on Instagram Share on Telegram

カテゴリー