16/04/2026
新型コロナ感染後に認知障害を訴えるケースがありますが、それはどのような人に起こりやすいのでしょうか?
以下は、2020年3月から2023年2月までの約3年間にアイスランド、ノルウェー、エストニア、スウェーデンの4ヵ国から集められたデータを解析した結果です。得られたデータを被験者の年齢、性別、学歴、婚姻状況、過剰飲酒、体格指数(BMI)、過去の精神疾患診断、慢性疾患の数や回答期間などに関して調整し、分析しています(https://link.springer.com/.../10.1186/s12916-026-04856-2...)。
調査人数は約15万4千人(女性71%)で、そのうちの約2割が上記の調査期間中に新型コロナ陽性となりました。そのうち、新型コロナ感染しても寝込むことがなかった人たちでは認知障害リスクは非感染者と比べて上がっていませんでしたが、1~6日間寝込んだ人では認知機能障害の発生比が1.38、また7日以上寝込んだ人では2.59と明らかに上昇し、この発生比上昇は感染後18~32ヶ月目まで続いていました。
つまり、新型コロナが軽くて寝込まなかった人たちでは大丈夫だったのですが、1日以上寝込んだ人たちではその期間が長かった時には明らかに認知障害リスクが上がっていた、ということです。やはり新型コロナは罹ったら損ですね。誰が寝込むようになるのかはわからないのですから。