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東郷　俊宏　（Toshihiro TOGO）, 鎌倉市浄明寺6丁目, Zushi-shi (2025)

30/09/2024

「東洋医学の未来と愛を考える歴史教養講座」
♡鎌倉オフ会♡

104名の受講生をお迎えした
東洋医学の歴史を学ぶオンライン講座。

今月７日に京都薬用植物園で開催したオフ会に続き、
昨日は「オーシャンビュー鎌倉編」と称して、
長谷寺、WETLANDと
海を一望する素敵な場所で
志を同じくする仲間達が集いました♡

オンライン講座ですから
同じ受講生でもお互いのことを知らない方が
たくさんいます。

受講生のお仕事も
鍼灸関係だけでなくアロマセラピーはじめ
自然療法のセラピスト、エネルギー農法の実践者、
医療機関で働いている方など、様々です

せっかくのオフ会、
交流を深めていただきたいと
事前にお仕事の内容や東洋医学への想いを
記入していただいたものを
栞にして事前にお配りしました。

「う～ん、でもシャイな人もいっぱいいるし、
どうしたら親睦深められるだろう？」
　
ふと集合場所の鎌倉駅西口には
美味しいナチュラルチーズを
ワインと一緒に立ち飲み（角打ち）できる店があることを想い出しました。

「そうだ、まずワインとチーズを
いただきながらお互いのことを知ってもらおう」

昼飲みじゃなくて　朝呑み(^^ゞ

ところがこれが大成功♡

朝10時から20人近くが
狭いお店に集まり、
チーズとワインで大宴会( #^.^ #)

さぞかし
お店の人は困ったでしょう(^^ゞ

一杯飲んで、お互いのことを知り、
気持ちよくなったところで
江ノ電に乗り「長谷寺」へ

観音様に心を清めていただくもよし、
空を飛ぶカモメと語り合ってもよし、
海を見下ろすレストランでビールとおでんを楽しむもよし

すっかり
お互い打ち解けたところで
海に面したスペース、WETLANDへ

　心配した雨も降らず
　ベルコニーには秋の心地よい風が吹き
サーフィンを楽しむ人の姿も

WETLANDに到着すると
すでにヴィーガンシェフのKATSUOさんが
精魂込めて作った
ヴィーガン料理の数々が並べられていました♡♡♡
お料理の写真はまた続きを　お楽しみに( #^.^ #)

17/09/2024

かあちゃん、今日は十五夜だよ

まん丸のお月様が綺麗に南の空に浮かんでいるよ

昔、空に満月が浮かんでいるのを見ると
よくシェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」に
出てくるペトルーキオとカテリーナの
掛け合いをひとりで演じていたね。

ペトルーキオが日中、輝いている太陽に向かって
“I say it is the moon that shines so bright”
と言うと、じゃじゃ馬のカテリーナは
“I know it is the sun that shines so bright”
と反対のことを言う。

子供だった僕には
その掛け合いの面白さが分からなかった

でも今日、月を見て思い出すのは
シェイクスピアのことじゃない

79年前の今日、鹿児島の枕崎に上陸した台風は
広島にも上陸した

最大瞬間風速は45.3m/sを記録したという

原爆が広島に落とされてひと月あまり
強風を伴う雨が、多くのものを洗い流していった

母ちゃんは原爆の前日、
疎開先の五日市にあるひいおばあちゃんの
家にいたんだよね。

あの日、
立町にあった実家の病院から包帯と薬を取りに来た
おばあちゃんと一緒に市内に戻るはずだったのに
ひいおばあちゃんは言った
「帰るな、ここにいなさい」と

泣きわめく11歳の母ちゃんを
五日市に引き留めた

あの途方もない光と
やがて市内からよろよろと歩く人の群れに
圧倒されたのは翌日のことだった

すぐには動くことはできなくて、
市内に出たのは
8月10日過ぎだった

柱に脚を挟まれて死んだおじいちゃんや
お手伝いのねえやと折り重なるように
変わり果てて死んたおばあちゃんをみた
三輪車に乗っていたという
弟は跡形も見えなかった

生き残った看護師さんを
三入に訪ねると、
「院長先生をお助けできずに逃げてしまいました。
　　私ももうすぐ院長先生のもとに行ってお詫びします」
と言って死んでいった。

叩きつけるように雨が降った
9月17日

きっと五日市の家も
雨の音が響いて人の声など
聞こえなかっただろう

ひいおばあちゃんは
見舞いに来るひとりひとりの人に
「禎子をよろしくお願いします、お願いします」と
手を合わせて息を引きとった

母ちゃんの地獄は
そこから始まったのかもしれないね

みんな生きることだけで
精一杯だった

だから
生き残った大病院の一人娘の母ちゃんを
おばさん達は歓迎しなかった

片目をまもなく失った母ちゃんは
まるで二つの人格を持ったみたいに
生きていった

天真爛漫でふざけるのが大好きだった
母ちゃんと
「死ぬこと」しか頭になくて
悲嘆の淵を歩いていた
母ちゃんと

父ちゃんも
子供達も助けにはならなかったね

母ちゃんが蒔いた
「ため息」の種は僕の中で
知らず知らずのうちに大きくなった
まるでガンが育つように

介護生活は7年近く
続いたけれど

母ちゃんと向き合うことが出来て
よかった

それは僕自身の中に育っていった
「悲嘆の木」と向き合うことでもあったから

母ちゃんの介護を通じて出逢った人に
助けられてようやく
「しあわせ」が自分の中で
芽生えていくのを感じたから

お母ちゃんは知っているよね
「じゃじゃ馬ならし」で
最初、反目し合っていたペトルーキオと
カテリーナは最後、幸せな夫婦になるんだよ

僕はそんな「小さな幸せ」があることを
学ぶのに
50年もかかった
あぁ、信じてほしい
50年もかかったんだ

今日の月夜に
ひいおばあちゃんが好きだった
ばらちらしを供えるね

79年前の8月6日、
ひいおばあちゃんが
母ちゃんを引き留めていなかったら
僕は生まれていなかった

スーパーで買った安物の
「ばらちらし」だけど
来年は僕が作るから堪忍してな

10/09/2024

残暑が厳しいながら、
素晴らしく晴れた7日（土曜日）、
京都薬用植物園にて
明治国際医療大学矢野忠先生をお迎えして
「東洋医学の未来と愛を考える歴史教養講座」のオフ会を
開催しました（IUNT共催）。

参加者数は総勢49名！
鍼灸師だけでなく、看護師さんや
アロマセラピストをはじめとする自然療法や発酵食品の専門家、
鍼やモグサのメーカーの方など
多彩なバックグラウンドを持つ皆さんが
集まってくださいました♡

普段の講座では
明治政府が
西洋医学を正統医学として
積極的に導入するなか、
鍼灸や漢方といった伝統医学が
どのように自身のアイデンティティを変容させながら
維持していったのか、その過程を
当時の西洋医学（特に生理学）の発展と
重ね合わせながらお伝えしています。

特に日本では
鍼灸のメカニズムを自律神経の働きと
結びつけて解明しようとする考え方が
明治期より存在し、その「お家芸」が
今日の日本における鍼灸研究の在り方を
一面で支えてきました。

今回はその研究の系譜を引き継いだ
矢野先生にご自身の研究との出会いを
語っていただくとともに、
先生の好きな
「お触り」(^^ゞ、
もとい「触診」や「タッチング」と自律神経との関係、
疲労と疲労感の違いなど
様々なトピックについて
実演（東郷の体を使った♡タッチング♡）ととも
教えていただきました。

薬用植物園では
武田薬品工業の職員の方がなんと！
グループごとに一人ずつついてくださり、
丁寧に説明してくださいました。

なかなか入れない植物園
参加者の方も
沢山植えられた植物の実や葉を
実際に口に含ませていただき大感激！

2時間近くに及んだ植物園見学の後は
呉服商の街、室町に移動して
（昔の上海を舞台にしたギャング映画に出てくるようなクラッシックな洋館）
美味しい薬膳料理のオンパレード。
（あまりに美味しくてほとんど写真に撮った人がいない！）

宴席後半では
セミコン仲間、田中とも子さんによるカードマジックに続き、
各種表彰を行いました。
「いつも真っ先に申し込んでくれたで賞」
「講座で毎回、最も長文のコメントをくれたで賞」
「今回のイベントに最も遠くから駆けつけてくれたで賞」

そして最後は
イベント、講座の感想のシェア会、
怒濤の40名分♡

嬉しい感想をたくさんいただきましたが、
一番嬉しいのは
「この講座を受講していて、東洋医学をより好きになった」
「鍼灸師として自信を持って患者さんに接することが出来るようになった」
という声をいただくことです。

様々なバックグラウンドを持つ人々の
「愛」に溢れた交流会

こんな風景を
私自身がずっと見たかったんです。
参加してくださった全ての方に感謝の気持ちを捧げたいと思います。

今回のイベントに向けて
ご協力くださった市邊昌史さんはじめ
IUNTの石川綾子さん、北波嘉代子さん
そしていつも講座を支えてくれている
しほさん、あかねちゃん、東先生、み～ちゃん
に感謝。

次回は是非、あなたも( #^.^ #)
参加を心からお待ちしています。

30/08/2024

【満員御礼：45名】

今月に入ってから本格的に募集を始めた「東洋医学の未来と愛を考える歴史教養講座」オフ会（京都編）。

明治国際医療大学の矢野忠名誉学長を
お招きしての東洋医学セミナーと
武田薬品の職員の解説による薬用植物園見学。

おかげさまで
45名の参加者をお迎えすることになりました。

懇親会も
室町の豪華な薬膳料理店「膳處漢ぽっちり」。

鍼灸師やセラピストだけでなく、
様々なバックグラウンドを持つ参加者の皆さんの
交流が今から楽しみです。

本講座の受講生だけでなく、
Facebook投稿で関心を持って下さった方々、
本当にありがとうございます。

そして今回参加がかなわなかった皆様、
また暮れか新年にイベントを実施したいと思います。
どうぞお楽しみに。

08/08/2024

【お知らせ：受講生以外の方も申し込みできます!】

今年2月にスタートした
「東洋医学の未来と愛を考える歴史教養講座」。

当初
「東洋医学の歴史講座なんて
わざわざお金を出して学ぶ人はいないよ」
と色々な方に助言いただいたのですが(^^ゞ）、
勇気を出して募集をしたら
なんと100名以上の方が集まってくれました。

その感謝の気持ちを込めて
夏に京都と鎌倉でオフ会をします。

最初に行う京都編（9月7日）は
なんと武田薬品工業京都薬用植物園にて
・矢野忠先生（明治国際医療大学名誉教授）による東洋医学セミナー
・伝統ある京都薬用植物園の見学（職員の方の解説付）
の2本立てです！

明治鍼灸大学在籍時にお世話になった
矢野先生には「近代における自律神経研究と東洋医学」と
題してご講演をいただくことになりました。

日本の鍼灸科学研究は
自律神経研究に始まると言って過言ではありません

19世紀末に
英国生理学者ラングレーによって提唱された
自律神経（Autonomic nerve system）概念は
瞬く間に日本の生理学研究者の注目するところとなり
鍼灸の治効メカニズム研究に
導入されました

戦時中に活躍された
京都大学の石川日出鶴丸先生しかり
東京大学の生理学教室を率い、
終戦後に自決された橋田邦彦先生、
そしてその弟子だった杉靖三郎先生も

その後1960年代から
自律神経と体性刺激の研究に邁進された
佐藤昭夫先生しかり、
「鍼の刺激はなんらかの形で自律神経を調整しているはずだ」
という信念は
日本における鍼灸の科学的研究の低音部を
常に流れていたのでした。

その生理学研究の系譜の
最先端にいらっしゃるのが
矢野忠先生なのです。

この講演では、
矢野先生の色々な部分を知る東郷が(^^ゞ
遠慮なく矢野先生にツッコミを入れながら
日本の鍼灸、東洋医学研究の将来について
お話をいただきます。

他の会ではまず絶対に聞けない
お話になることでしょう

武田薬品工業が京都にもつ
薬用植物園は専門家以外、滅多に入ることの出来ない貴重な場所です。
その

この貴重な講演会＆薬用植物園見学を
受講生以外の方にも公開します！

しかも会費はたった5000円

是非この貴重な機会をご一緒しませんか？

01/08/2024

まだ階段ではよろつくものの
ようやく歩けるようになり、
横浜のジャックアンドベティに来ました。
（ご心配いただいていた皆様、お見舞いメッセージを
ありがとうございました。独り身にはなによりも励ましになります）

連休前に5度連続して
「コットはじまりの夏」」を観て以来なので
ほぼ3ヶ月ぶりの黄金町

観たのは
台湾映画「流麻溝15号」。

覚悟はしていたものの
エンドロールで噴き出した
涙が止まりませんでした

舞台になっているのは
1950年代に思想犯が強制収容されていた
台湾の離島、緑島。

日本統治が終わり、
蒋介石率いる国民党軍による白色テロの中
思想犯として連行、収容された
三人の女性達が主人公です

過酷な労働、思想教育がなされても
心の中だけは支配させまいと
あらがう女性達

接見した我が子に
背を向けられても信条を変えない女

思想犯を恋人に持つ妹の
身代わりで送られた女

「自分らしくあるために」が
生死を賭した戦いであったこの時代を
描いた映画に

出演すること自体が
大変な勇気を求められることに
まず戦慄が走ります。

そして
彼女たちが意思疎通するために
使われる多様な言語の中に
日本語があること

収容されていた思想犯の中には
かつて「日本人」だった人が
含まれていました

それは台湾が長い戒厳令の時代が終わり、
民主化が進んだ現代においても
日本に直接繋がっていることを示しています

私達はなにか大事なことを忘れていないか

エンドロールで映し出される
処刑前に撮影された
おびただしい囚人の実際の写真

その顔のほとんどが
「微笑んでいる」ことに
涙を禁じ得ません

「微笑みは最後の抗い」なのか、
それとも
「苦難は幸福の門」なのか

12/07/2024

【アーユルヴェーダに関心のある方、来週はビッグサイトへ( #^.^ #)】

順天堂大学の友人「もえりんTakagi」こと
高木もえさんからアーユルヴェーダ関連展示
に関する情報をいただきました。

7月16日～18日、東京ビッグサイトで開催される
「ウェルネスフード2024」に、
スリランカに長年駐在し、現地のハーブ事情を
知り尽くした石川直人さん（NPO法人アプカス・合同会社EZOZEN）がスリランカ直送のハーブで出展されます。

石川さんは
スリランカで長年ソーシャルビジネスに携わり、
貧困農家の賃金を上げるための有機栽培農園や、
視覚障害者の就労支援のための指圧サロン等を
経営されて来た方。お会いになるだけでも得るものが
大きいと思います。

スリランカ人でアーユルヴェーダ医師の奥様による
簡易体質診断もあるとのこと、
是非、足をお運び下さい。

コメント欄に添付したチラシ＆招待状をお持ちください。
お持ちいただくと入場可能だそうです。

21/06/2024

「東洋医学の未来と愛を考える歴史教養講座」
初のスピンオフ講座を開催！
（堀容子先生「エビデンスに基づいたナイチンゲールの看護実践：統計データを現場に生かすとは」）

日時：7月27日（土）21:00-22:00
形式：zoom（申込者にはアーカイブ配信あり）
受講料：4000円（一般）
　　　　3000円（「東洋医学の未来と愛を考える歴史教養講座」」受講生）

お申し込みはこちらから！
・一般：https://www.pro-nv.jp/user/e/730ce9cb23
・受講生：https://www.pro-nv.jp/user/e/730ce9cb23?d=1939f8

多くの皆様のご参加をお待ちしています！

18/06/2024

【延長戦も最高に盛り上がりました】

「東洋医学の未来と愛を考える歴史教養講座」、
新しい受講生もお迎えして
第5講をお送りしました（受講生は単発含めて104名！）。

今回のテーマは
「近代日本における漢方・伝統鍼灸復興のロジックー
　　大正、昭和期の民間療法と伝統医学」

人類を悩ませてきた感染症は、
19世紀後半の細菌学研究の発展により
原因となる病原体の多くが特定されていきました。

しかしながらそのことは
必ずしも結核などが治療可能な病気に
なったことを意味してはいません。

そのため20世紀に入ると、
「病は自分の持っている力で治す」という
考え方が強い力を持っていきます。

そして
実に多くの民間療法が創案され、
人々の間で実践されていきました。

各種の体操、断食を含む食事療法、呼吸法、瞑想、脊椎矯正....
現在、実践されている健康法もその多くが
実はこの時代に形作られているとも言えます。

もちろん
これらの民間療法の中には
全くでたらめなものも存在し、
玉石混淆の様相を呈しています。

しかし抗生物質もなかった時代に
人々がいかに「健康」になるために
食事や信仰も含めて
自分の「生き方」と向き合おうとしたのか、
その流れを知ることは
意味のないことではありません。

漢方も古典的な鍼灸も昭和初期に見直され、
復興したのは、
こうした時代の流れとも無縁ではないのです。

今回の講義では
この歴史のダイナミックな流れを
受講生の皆さんと共有しました

■最高に盛り上がった延長戦！
　「甦りの地」、熊野から日本再興を目指して
　　　　　ー立初創成大学の設立構想

一流商社でのキャリアをなげうち、
「このまま日本の伝統を絶やしてはいけない。
　　日本の伝統を生かし、国際社会に生き残っていく
　　　人財を育てる大学を創る」

と立ち上がった樋口祥子さんとその仲間の亀崎さんを
お迎えした今回の延長戦。

私はWHOやISOでの国際標準化に関わる中で
「日本人は自らの伝統を表現するコトバを持たなくては」
と常々思ってきました。

30代の若い世代の人が同じような思いを
持っていることに
めまいに近い衝撃を受けました。

世界遺産にも指定された「熊野古道」の地から
日本の価値を見直し、
消滅に向かっている日本の一次産業を復活させると共に
「日本と世界の津々浦々に仲間と恩人を創る」ことで
　　日本を創成する。

そんな構想で
「立初創成大学」設立構想が進められています。
「立初」とは「建物を作るときに最初に建てる柱」を
意味しているそうです。

延長戦では
共感と応援の声が30分も続きました。

16/06/2024

【本日、夜21時からLiveをします！】

本日、natural tableの「クロストーク」企画で
介護についてお話をします。

ご一緒くださるのは、
18年間もの長期にわたり、ご両親の介護をして
現在もご兄弟の介護をなさっている、介護の超ベテラン
伊藤ゆみさん。

私も両親の介護をしましたが、
7年間。

ゆみさんのご苦労は想像を絶せ得ものだったと
思いますが、ご本人は超、超明るい「おねえさん」😍

どんなお話が飛び出すか楽しみです。

Youtubeでもご覧いただけます。
どうぞ是非遊びにいらしてください。

22/05/2024

【♡受講申し込み100名を達成♡】
「東洋医学の未来と愛を考える歴史教養講座」

5月19日に　第4講
「近代日本における鍼灸研究―
　　　欧米における生理学研究と日本の生理学者達」
　　をお送りしました。

今回の講義では、
欧米における自律神経の研究史と
近代日本の生理学者による鍼灸治効メカニズムの研究を
重ね合わせながらお話しました

私達は
「自律神経」や「ホメオスタシス」といった概念に
すでに慣れてしまい、
こうした概念がなかった時代が
あったことすら想像できません。

ですが、
高校教科書にも記載される
これらの概念も、提唱されたのは
たかだか100年余り前なのです。

しかも
最近ではポリヴェーガル理論など
自律神経研究にも新しい光が当てられ、
まだ研究は発展途上です

昭和初期の生理学者による
鍼灸治効メカニズム研究はともすれば、
「東洋医学の本質を解明したものではない」と
否定的に見られがちです。

しかし、彼らは
当時、欧米で行われていた最新の研究を
咀嚼しながら
日本の伝統医学を再評価するために
独自の研究の道を切り開こうとしました

今回の講義では
こうした先人の努力を
少しでも感じていただこうと思いました。

それは鍼灸のみならず、
他の代替医療の研究の前途を照らす
灯火にもなると思うからです。

延長戦では、
英国のNPO、Moxafricaで活躍されている
伊田屋ゆき先生をお招きして
最新の活動についてお話を伺いました。

講座とちょうど同日に放送された
NHK番組でも
Moxafricaが取り上げられましたが、
伊田屋先生のお話では
灸治療は
単に結核の治癒に寄与するだけでなく、
結核によって減少した体重も
顕著に増加するのだそうです。

抵抗力（免疫力）を高めるだけでなく、
消化機能の改善という
足三里の施灸効果について
昔から言われていることが
はからずも異国の地で
証明されたと言っていいかもしれません。

【9月オフ会に矢野忠先生をお迎えします】
本講座では9月に鎌倉と京都の2カ所で
オフ会を予定しています♡

京都でのオフ会には
明治国際医療大学の矢野忠名誉教授に
おいでいただき、お話を伺うことに
なりました。こちらも楽しみです！

【受講生100名に到達】
おかげさまで
その後も受講申し込みを
いただき、（単発も含めて）
お申し込みは100名に達しました。

なかなかリアルタイムでご視聴できない
方も多いのですが、アーカイブを用意しています。

もし受講希望の方が
いらしたら直接メッセージをいただければ幸いです。

13/04/2024

あなたがかつて
苦しくて流した涙が

今日は
誰かの希望の海になる

神田明神ホール
雲ひとつない空に
慈しみの雨を

セミコングランプリ東京2024

東郷　俊宏　（Toshihiro TOGO）