30/03/2026
2025年度FDP臨床研究会 第10回例会 令和8年3月28日(土)
令和8年3月28日(土)に2025年度FDP臨床研究会第10回例会をタカラベルモント・TB-SQUARE osaka内 3階フレキシブルセミナールームにて行いました。
🖊️ 座長は中村唯浩先生、演者は藤森啓先生•板垣賢治先生•荒垣洋行先生の3人の先生による発表でした。
🦷(藤森先生)
【高度顎堤吸収を伴う治療に対してアプローチした1症例】
無歯顎症例におけるインプラント治療は有用である一方、年齢や全身状態、骨格、顎堤吸収の程度により適応が制限されます。本症例では、吸着のメカニズムと義歯の正しい概形を丁寧に考慮することで、良好な吸着を実現した総義歯を完成。難易度の高い総義歯治療において、日常臨床に直結する非常に示唆に富む内容でした。
🦷(板垣先生)
【咬合低位に対して咬合挙上を行った症例】
75歳女性、骨格Ⅱ級かつ顕在的病的咬合症例に対し、CWではなくCCWによる咬合挙上を選択。補綴およびインプラントにより咬合再構成を行い、顎関節の保護と骨格Ⅱ級の悪化抑制に配慮した結果、咬合高径の改善と機能回復を達成しました。従来の考え方とは異なるアプローチにより、顎位改善が得られた非常に学びの多い症例でした。
🦷(荒垣先生)
【抜歯即時埋入でのトラブルと原因】
審美領域における抜歯即時埋入では、骨条件の厳しさから術後トラブルが起こりやすい点が課題です。本発表では、術後一見良好に見えた症例でも補綴後やインテグレーション期間中に問題が生じた2症例を提示。唇側骨の菲薄化や骨補填材の扱い、骨リモデリングの理解の重要性について活発なディスカッションが行われました。適応症の見極めと骨・軟組織マネジメントの重要性が改めて示された内容でした。
次回は2026年4月18日(土)、総会&第1回例会を行います。
ぜひ、ご参加宜しくお願い致します😌