23/11/2025
【柳屋の奥 x 飛雀餐卓】
柳屋の持つ魅力を、これまで以上に皆さまと共に価値を交換・交歓して思い切り楽しみたい、そうしたコンセプトで今年からスタートをしている「柳屋の奥」。今回ご紹介するのは台湾の雲林県にて、黒豆醤油を製造しているボクの友人を招き「地獄蒸しx台湾醤油料理」のテストイベントをご紹介。
今回招いた台湾醤油を作る”御鼎輿三代目”のOzzy君との出会いは8年前で、当時から彼は醤油を啓蒙するべく自分の家(醸造所)を改築し、自ら自家製醤油を使った料理を提供してファンを作っていたのが印象的でした。2017年から月に一度”オール醤油で作る野菜中心の料理”を介して、作る人と食べる人を繋げる「飛雀餐卓(Future Dining Table)」プロジェクトを、今年の6月に久しぶりに訪れた台湾でその進化した取り組みを体験し、”あっ、これは柳屋でも出来るぞ!”とひらめき11月の招聘となったわけです。
Ozzyにとっても未知の地獄蒸しではありましたが、大分県産の野菜をふんだんに使った”台湾鍋”や”地獄蒸ししたカボチャとサツマイモのサラダ”に”厚揚げ豆腐炒め”、”卵とトマト炒め”などなど全7品を一緒に来た仲間たちと仕上げてくれたのでした。出来上がればいざ食べよう!ということで、当日は偶然居合わせた柳屋のお客さんにコソッとお声をかけ、台湾の仲間も含めみんなでのお食事会に。
Future Dining Tableのコンセプト通り、数種の台湾醤油を活かしたお料理を中心に、そこには日本語・中国語・英語・フランス語などが飛び交い、話題も料理のことだけに留まらず台湾文化の話から、それぞれのバックグラウンドを話すなど楽しい時間に。こうした交換・交歓は「柳屋の奥」のコンセプトでもあり、Ozzy達にとっても地獄蒸しは興味深い調理法であり、また”湯治”というスタイルにも大変興味を持ってくれ次回開催も興味を持ってくれたので2026年中にはどこかで「柳屋の奥 x 飛雀餐卓」が実現しそうです。
とにかく料理は美味しいし、何よりそのど真ん中には”人の良さ”があるこの機会、みなさんもどうぞ楽しみにされていて下さいね。
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