30/10/2025
専攻医の山下です。
10月12日・13日に開催された千葉シティトライアスロン大会において、千葉大学スポーツメディクスセンターが救護を担当し、私も救護活動に参加しました。
大会では傷病者の発生に備え、スイム・バイク・ランそれぞれの会場に救護所が設置されました。初日はバイクコースを担当し、転倒や体調不良への対応に備えました。幸い大きな事故はなく、選手の高い集中力と運営スタッフの連携の良さを実感しました。
2日目はスイム会場での救護を担当し、天候の変化に注意を払いながらライフセーバーと協力して監視を行いました。低体温や呼吸の乱れを訴える選手もいましたが、いずれも軽症で、早期対応の重要性を改めて感じました。特に低体温への対応では、メディカルコンテナが有効に機能し、現場における医療体制の充実を実感しました。
2日間を通して、選手の努力と大会運営の安全意識の高さに深く感銘を受けました。事故なく大会を終えられたことに安堵と達成感を覚えるとともに、スポーツと医療の連携が生み出す力を実感した貴重な経験となりました。
今後もこのような活動を続け、救急医としてスポーツ分野への社会貢献に努めていきたいと思います。
Blog:https://chibaeccm.blog.fc2.com/blog-entry-214.html