18/11/2025
【「活」という字に込められた、元気のつくり方 】
「活」という字は、さんずい(水)+舌 でできています。
東洋医学では、唾液は“元気のバロメーター”とも言われ、唾液がしっかり出ている人は、からだが潤い、内側から活き活きしていると考えられています。
特に冬は寒さで血管がぎゅっと縮こまり、さらに乾燥も重なる季節。
気づかないうちに、水分が不足したり、口の中が乾きやすくなり、唾液の量も減りがちです。
でも実は、冬こそ水分補給+唾液ケアに力を入れるチャンス。
からだが潤うと、眠りやすくなり、疲れの抜け方も変わります。
今日は「活」の文字にちなみ、冬の乾燥ケア・水分補給・唾液を出す体操をご紹介します。
▼ 冬こそ “水” を意識
寒いと喉の渇きを感じにくくなるため、水分をとる量が自然と減ります。
ですが、内臓も筋肉も、潤いがあって力が出るもの。
・白湯をこまめに
・お茶はカフェイン少なめのものを
・お風呂あがりのひと口の水も大切
乾いたスポンジに水を含ませるように、身体にも少しずつ“水”を入れてあげてくださいね。
▼ 冬の乾燥ケア
・首・手首・足首など“くび”を温める
・口呼吸ではなく鼻呼吸を意識
・よく噛んで食べることで唾液を増やす
・室内の湿度は40〜60%を目安に
唾液は、胃腸の負担も減らしてくれる“天然の潤い成分”。
乾燥対策をしながら唾液も増えると、からだ全体が守られやすくなります。
▼ 唾液を出す、かんたん体操
① 舌ぐるぐる体操
・口を閉じたまま、舌で歯ぐきの外側をゆっくりなぞる
・右回り10回、左回り10回
→ 顎周りの筋肉が動き、唾液腺が刺激されます。
② ほっぺふくらませ体操
・左右のほっぺに空気を交互に移動
・ゆっくり10往復
→ 唾液腺のマッサージ+表情筋のケアにも。
どちらも短時間でできます。
お仕事の合間、テレビを見ながら、お風呂の中でもどうぞ。
▼ 冬のめぐりを良くして、活き活きと
「活」には、“水が巡り、舌(口の中)が潤えば、からだが生きる”という意味があるように感じます。
乾燥が強い冬こそ、
・水分補給
・唾液ケア
・からだの巡りを整えるケア
が大切。
めぐるからだでは、冬のこわばりや冷えもやさしく解きほぐし、内側の巡りがふわっと戻るお手伝いをしています。
忙しい季節ですが、少しでもご自分のからだに優しい時間を作れますように。
ご来店を心よりお待ちしております。
めぐるからだ
https://megurukarada.com/