27/11/2025
2025年12月9日(火)、2026年1月15日(木)、2月19日(木)の3日間に渡り、岡田整形外科 理学療法士の佐々木先生、金子先生、鈴木先生をお招きし『足部・足関節の臨床におけるエコー活用の最前線』というテーマでセミナーを開催いたします!
それぞれ3日間の内容をご紹介させていただきます。
1日目:エコーを用いた足関節捻挫理学療法の展開�〜エコー画像がどう意思決定を変えるのか〜
足関節捻挫は、スポーツ外傷の中でも最も発生頻度が高い外傷である。多くの場合、前距腓靱帯または踵腓靱帯の損傷を伴い、これまでに複数のガイドラインが発表され、一定のコンセンサスが得られている。しかしながら、実際の臨床では、ガイドラインどおりに経過しない症例も少なくない。
このような症例では、機能回復を遅延させるような複合損傷が存在することがあり、エコーは、その観察をより詳細かつ柔軟に行うことができる有用なツールである。
本セミナーでは、実際のエコー画像を参照しながら、エコーによる評価がどのように足関節捻挫後の理学療法の進行調整につながるのかを解説する。��
2日目:エコーで読み解くアキレス腱障害�〜見えない「治りづらさ」をどう捉えるか〜
アキレス腱障害は「治りにくい」「再発しやすい」とされる代表的なスポーツ障害である。その背景には、腱内の変性や低輝度化にみられる組織変化、滑走不全など、臨床的には捉えにくい病態が潜んでいる。
本セミナーでは、エコーを用いた腱の微細変化の観察を通して、従来の徒手評価では見落とされがちな病態を可視化し、治療方針の最適化につなげる考え方を共有する。
また、病態に応じて医師と協働しながら治療を進める際の評価と判断のポイントについても解説する。�アキレス腱障害の病態理解を深め、臨床での評価・介入の質を高めるための実践的な視点を提供する。�
3日目:エコーを用いた下腿筋損傷に対する理学療法�〜筋損傷の可視化とそれに伴う理学療法の方向性〜
下腿の筋損傷は、スポーツ活動や跳躍・ダッシュ動作などにより発生しやすく、腓腹筋内側頭損傷やヒラメ筋損傷などが代表的である。これらは損傷部位や範囲、筋膜の連続性などによって予後やリハビリの進行が大きく異なる。
近年、エコーは筋線維や筋膜の構造変化、血腫、瘢痕形成などをリアルタイムに観察できるツールとして、理学療法の意思決定に重要な役割を果たしている。
本セミナーでは、エコー画像をもとに下腿筋損傷の損傷パターンを読み解きながら、治療方針や運動療法の進行判断にどう影響をするのかを解説する。
お申し込みはこちら
https://peatix.com/event/4668967/view
�■開催日時
日時:①12月9日(火)、 ②1月15日(木)、③ 2月19日(木 )| 21:00 〜 22:30�場所:オンライン開催(Zoom)
■講師紹介
佐々木雄大 先生 �岡田整形外科�理学療法士�東洋大学大学院健康スポーツ科学研究科健康スポーツ科学専攻博士後期課程
金子史弥 先生�岡田整形外科�理学療法士
鈴木駿佑 先生�岡田整形外科�理学療法士
■参加費用
単日参加:1,500円�全日程参加:3,000円
■連絡事項
1.会場は10分前の20時50分よりご入場いただけます。�2.お申込者にはセミナー翌日にアーカイブ動画をお送りいたします。(視聴期限あり)
ご不明点などございましたらお気軽にご連絡ください。�ご参加を心よりお待ちしております。