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UTP プラセンタの化粧品や健康食品、医薬品などの情報発信

【最強の化粧品アイテムはUVスプレーである理由】社内で「色白ほうれい線ジジイ」というあだ名がついていることが判明した宮田哲朗です。 今回は、「毎日しっかりスキンケアをしているのに、お肌がキレイにならない 泣」という人には必見で、「UVスプレ...
03/12/2025

【最強の化粧品アイテムはUVスプレーである理由】

社内で「色白ほうれい線ジジイ」というあだ名がついていることが判明した宮田哲朗です。

 
今回は、「毎日しっかりスキンケアをしているのに、お肌がキレイにならない 泣」という人には必見で、「UVスプレー」は最強の化粧品アイテムであるという内容です!

 

✔️まずは紫外線のおさらい
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紫外線は大きく
・UV-B(波長が短い)
・UV-A(波長が長い)
の2種類があります。

※UV-Cは更に波長が短いため地表には届きませんので今回は外しています。

UV-Bは波長が短いため、皮膚の「表皮」まで届き、メラノサイトがメラニン色素を作ることで、主に「シミ」(日焼け)の原因になる紫外線です。

 
UV-Aは波長が長いため、皮膚の深い部分である「真皮」まで届き、真皮のコラーゲンやヒアルロン酸などの構造を壊してしまい、主に「シワ・たるみ」の原因になる紫外線です。

 
さらに、UV-Bが毛穴に詰まった「角栓」を酸化させることで、「詰まり毛穴」を引き起こし、皮脂を酸化せると「過酸化脂質」という物質が作られて、毛穴をすり鉢状にして「開き毛穴」になります。
また、UV-Aによって真皮の構造が壊れることで、「たるみ毛穴」にもなります。

 
そして、UV-Bが毛穴内にある「皮脂腺」にあたると、皮脂分泌が過剰になり、その皮脂を餌にするアクネ菌が繁殖して「ニキビ」になります。

 
つまり、紫外線はシミやシワだけではなく「全ての肌トラブルの原因」なのです。

 
それだけではなく、紫外線は体内にもともと存在する若返りシステムである「オートファジー」を低下させたり、免疫細胞を弱らせてインフルエンザや風邪などの感染症にも罹りやすくなることが分かっています。

 
美容や健康において「全ての原因は紫外線」なので、日焼け止めは必須の化粧品アイテムです。

 

✔️髪のお悩みも紫外線が原因
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髪は皮膚と同じくらい見た目の印象を左右しますので、髪のお悩みを改善することも非常に大切です。
実は、紫外線は全ての髪のお悩みの原因でもあるのです。

 
①髪のパサつき
UV-Bは髪のキューティクルにある「メチルエイコサン酸」という大切な必須脂肪酸を分解する、つまりキューティクルを破壊して、パサつきを引き起こします。

 
②カラーリングの退色(白髪含む)
UV-Aは髪の内部まで浸透して、カラー剤やメラニン(髪を黒くしている)を分解しますので、髪の色が変色してしまいます。

 
③切れ毛、抜け毛
髪の毛はケラチンタンパクというアミノ酸が結合して作れていますまが、UV-Bはアミノ酸結合を破壊して、切れ毛や抜け毛を引き起こします。

 
④薄毛、抜け毛
紫外線は毛母細胞をにダメージを与えて、髪の毛が作られにくくなりますので、薄毛や抜け毛につながります。

 
髪のお悩みも紫外線をカットすることで、防ぐことが可能なのです。

 

✔️日焼け止めを使っているのに、肌トラブルになる理由
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お肌のお悩みを防ぐために、「日焼け止めはしっかりと使っています!」という人が殆どだと思いますが、世の中には肌トラブルを抱えている人が多いです。

 
その理由は主に3つあります。

 
①紫外線吸収剤の特性を知らない
日焼け止めに配合する「紫外線を遮断する成分」は、
・紫外線散乱剤(紫外線を鏡のように反射する)
・紫外線吸収剤(紫外線を一旦吸収して熱エネルギーに変換する)
の2種類です。

そして、紫外線吸収剤の多くは紫外線を吸収できる量に限界があり、2時間で効果が8割も減少してしまうものがあります。

 
②物理的な擦れ、汗による落ち
日焼け止めはお肌の上に「乗っかっているだけ」なので、衣類などの擦れや、汗によって落ちてしまうことは多々あります。
落ちにくいと言われる「ウォータープルーフ」も実は定義がなく、落ちにくいことを保証するものではありません。

 
③塗布量が足りていない
日焼け止めのSPFやPAを図る際の塗布量は「2mg/㎠」(指2本分)です。

この量を塗ってはじめて本当のSPFやPAの数値が出ますが、多くの人は半分以下の量しか塗っていません。
(メイクがよれたり、もったいないなどの理由)
なので、日焼け止めの本当の効果が出ていません。

 

✔️日焼け止めで最も大切なこと
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日焼け止めには、
・2時間で効果が落ちてしまう
・擦れや汗で落ちてしまう
・塗布量が足りていないので効果が半減してしまう
という課題が挙げられます。

 
なので、多くの人は肌トラブルを防げていません。

 
上記の課題を解決するために、日焼け止めで最も大切なことは「塗り直しをする!」です。

 
ただ・・・
塗り直しの重要性を知っていても実際には「できない」、「やらない」という人が多いと思います。

 
何故なら、メイクの上から「日焼け止めクリーム」を塗り直すのは現実的ではないからです!

 
だからこそ、「UVスプレー」なのです!

 
UVスプレーは、
・いつでも塗り直しが可能
・メイクの上からでも塗り直しできる
・髪にも使用可能
なので、肌トラブルを防ぎたい人、髪のお悩みがある人には必須のアイテムなのです!

 
皆様は必ずお客様にUVスプレーをお勧めしましょう!

【組み合わせNGの化粧品成分とは?】UTP感謝祭にお招きした「キングコング西野さん」に、勝てるところが1つもなかった宮田哲朗です。(惨敗、完封負けです!!) さて今回は「組み合わせNGの化粧品成分とは?」という内容をお伝え致します。 テレビ...
17/11/2025

【組み合わせNGの化粧品成分とは?】

UTP感謝祭にお招きした「キングコング西野さん」に、勝てるところが1つもなかった宮田哲朗です。
(惨敗、完封負けです!!)

 
さて今回は「組み合わせNGの化粧品成分とは?」という内容をお伝え致します。

 
テレビ、ネット、雑誌などで、「この成分と、この成分を一緒に使ったらダメ!」とか、「この成分は、この成分の効果を半減させてしまう!」などの情報が溢れています。

 
皆様もお客様から「〇〇と✖️✖️は組み合わせて使っても大丈夫ですか?」などのご質問を受けたことがあると思います。

 
という訳で、今回は専門的な立場から「化粧品成分の組み合わせ」を解説していきます。

 

✔️化粧品成分で組み合わせNGは無い!
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結論を先に言ってしまいますが、化粧品成分において組み合わせがNGのものはありません!

 
なので、どんな成分の組み合わせでも安心して使って下さい。
または、安心してお客様にお勧めして下さい。

 
組み合わせがNGだと言っている人は、
・間違った情報を鵜呑みにしている
・自社の商品を売り込みたい
のどちからである場合が多いので、今後はそんな情報は無視してもらって大丈夫です。

 
ただ、組み合わせる場合の「コツ」があります!
この「コツ」を知っておくと化粧品の効果をより発揮させることができます!

 
✔️メカニズムの異なる成分を組み合わせる
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例えば、美白成分であれば、
・情報伝達物質を阻害する
・メラニンの産生を抑制する
・メラニンの移動を止める
・メラニンの排泄を促進する
・メラニンを薄くする(還元する)
という主に5つの働きがあり、化粧品成分によって働きが異なります。

 
また、抗シワ成分であれば、
・分解酵素を阻害する
・コラーゲンを産生する
・ヒアルロン酸を産生する
・表皮を柔軟にする
・水分量を増やす
などの働きがあり、これも化粧品成分によって働きが異なります。

 
※他にもニキビ、毛穴、敏感肌用の成分なども様々なメカニズムがあります。

 
そして、化粧品成分を組み合わせる場合は、異なるメカニズムの成分同士を選んでください!

 
そうすることで、お肌への相乗効果が期待できます。

 

✔️相互補完できる成分を組み合わせる
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化粧品成分で最も有名で、効果が保証されているのは「ビタミン」です!

 
ビタミンには、
・ビタミンA
・ビタミンB(ナイアシン、パンテノールなど)
・ビタミンC
・ビタミンE
などがあります。

 
ただ、ビタミンはお肌で効果を発揮すると酸化したりして、「それ以上は効果を発揮しにくくなる」という特徴があるのです。

 
なので、単体で使用すると効果が「持続しづらい」です。

 
ただ、ビタミンは組み合わせて使うことで、「効果を持続させる」ことができるのです!

 
という訳で、ビタミンはなるべく複数種類を組み合わせて使うことをお勧めして下さい。
(または、複数種類配合されているものをお勧めして下さい)

 
✔️化粧品のネット・SNS情報に気をつけて
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ネットやSNS上では、残念ながら根拠のない情報が散見されています。

 
なので、当然ながらその情報を鵜呑みにしてしまうお客様はたくさんいらっしゃると思います。

 
そんなお客様には、皆様を含めた我々のような美容のプロ、化粧品のプロが正しい情報をお伝えすることが非常に大切です。

 
是非とも、我々で正しい化粧品の情報を広めていきましょう!

【必読!プラセンタの最新のメカニズム】11月9日に岡山県で「第36回 日本プラセンタ医学会大会」が開催されました。 今回は、・ドクターの方々による症例発表・大学教授の方々による招待講演・研究者の方々による基礎研究発表など非常に盛り沢山の内容...
10/11/2025

【必読!プラセンタの最新のメカニズム】

11月9日に岡山県で「第36回 日本プラセンタ医学会大会」が開催されました。

 
今回は、
・ドクターの方々による症例発表
・大学教授の方々による招待講演
・研究者の方々による基礎研究発表
など非常に盛り沢山の内容でした。

 
僕は「第1回大会」から皆勤賞なので、全ての講演内容を聞いていますが、今回は過去35回の中でも「最も素晴らしい内容」だったと思いますので、皆様にも共有させていただきます。

(特に僕がお伝えしたい内容を抜粋します)

 

✔️エクソソームの注意点
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まずは、東京医科大学 医学総合研究所の特任教授「落谷孝広」先生の講演内容から。

 
落谷先生は、日本における「エクソソーム研究の第一人者」です!

 
エクソソームのメカニズムから、今後の医療への展開についてなど詳しくお話をされていましたが、最も落谷先生の声のボリュームが大きかったのは、「エクソソームの培養上清液」には気をつけろ!ということでした。

 
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◆エクソソーム培養上清液とは?

シャーレというお皿に栄養分を敷き詰めて、そこに細胞を入れます。
細胞は栄養分があるので、どんどん分裂して増えていきます。
その際にエクソソームという情報伝達物質も分泌されます。
そして、細胞は全て取り除いて、シャーレに残った液体のことを
エクソソーム培養上清液といいます。
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このエクソソーム培養上清液をアンチエイジングや病気の予防などの目的で点滴をしたり、化粧品に配合したりするクリニックや化粧品会社が増えており、ある意味で流行りになっています。
(皆さんも一度は耳にしたことがあると思います)

 
そもそもエクソソームとは、細胞から細胞へ情報を送るための物質のことを言います。

 
例えば、隣の細胞が元気がなくなってくると「新しい細胞に分裂しなさい!」とか、隣の細胞がウイルスなどに感染すると「死になさい!」とかを伝えます。

 
つまり、エクソソームは細胞にとって「良い情報」だけではなく「悪い情報」も届けるものです。

 
だけど、多くの人は「良い情報だけ」を届けるものだと勘違いしていますので、落谷先生は気をつけなさいと警告をしていました。

 
それだけではなく、エクソソーム培養上清液を作る際には、細胞の老廃物やDNAの断片、人工アミノ酸残渣などの「ゴミ」も放出されており、完成した培養上清液は「ゴミだらけ」なので、そんなものを点滴で体内にいれるなんて・・・・。

 
というお話もされていました。
もっと言うと、エクソソーム培養上清液を扱うことに、かなり否定的なお話をされていました。
(ここではオブラートに包んでいますが、ものすごい否定をされていました)

 
なので、エクソソーム培養上清液を扱っている方は、少し注意が必要かと思います。
(もちろん、化粧品も)

 

✔️プラセンタと認知機能
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この研究は、富山大学 和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域教授の「東田千尋」先生によるもので、今後のプラセンタのメカニズムの解明に繋がる可能性を感じた発表で、非常に興味深かったです。

 
東田先生は、アルツハイマーの治療薬の問題(高額な薬価、発症を6ヶ月遅らせるだけなど)から、生薬とか漢方でアルツハイマーの予防ができるものを探していた中で、プラセンタに辿り着いたとのことです。

 
実際に、プラセンタを使ったマウスでの実験ではアルツハイマーの予防になり得るという研究結果でした。

 
脳の神経細胞を元に戻したり、記憶力を向上させたりとプラセンタのアルツハイマーに対しての効果は凄かったです!

 
さらに、東田先生はプラセンタに含まれている「どの成分」がアルツハイマーに効果があるのかまでを研究されていました。

 
今まではプラセンタに含まれている「細胞増殖因子」(グロスファクター、成長因子とも言う)が、「ペプチド」になって効果を発揮していると言われていました。

 
それは間違いではないと思うのですが、ペプチドはアミノ酸の組み合わせや順番、アミノ酸の種類によって理論上は何兆種類にもなります。

 
人間の体内に存在するペプチドだけでも1万〜2万種類あると言われていますので、「どのペプチド」が効果を発揮しているのかまでは分かっていませんでした。

 
しかし、東田先生はプラセンタに含まれている「どのペプチド」がアルツハイマーに効果があるのかを突き止めたのです。
(科学の力はすごいです)

 
具体的には、「GPPGPAG」(グリシン・プロリン・プロリン・グリシン・プロリン・アラニン・グリシン)という組み合わせのペプチドです!

 
このペプチドがプラセンタに元々含まれているので、アルツハイマーに効果が期待できるという訳です。

 
今後は、プラセンタに含まれている様々なペプチドの研究が進み「どのペプチドが」、「どの病気に効果があるのか」まで分かるようになり、プラセンタの本当の効果のメカニズムが解明されていくと思います。

 

✔️プラセンタとユビキチン・プロテアソーム
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個人的には、この内容が一番面白かったですが、ユビキチン・プロテアソームって何?って感じですよね・・・。

 
ユビキチン・プロテアソームは「オートファジー」に非常に似たメカニズムで、簡単に言うと「細胞内のリサイクル機能」のことです。

 
実は2004年にユビキチン・プロテアソームのメカニズムを解明したアメリカとイスラエルの研究チームは「ノーベル化学賞」を受賞しています。
(オートファジーは2016年にノーベル賞を受賞)

 
ユビキチン・プロテアソームとオートファジーの違いを簡単に言いますと、
・ユビキチン・プロテアソームは、細胞内の小さいゴミをリサイクル
・オートファジーは、細胞内の大きいゴミをリサイクル
になります。

 
ものすごく「似ている働き」だと思って下さい。

 
このユビキチン・プロテアソームのメカニズムは、細胞内の小さいゴミにユビキチンというシールを貼り、シールが貼られたゴミがプロテアソームという酵素で分解されるというものです。

※ユビキチン(ゴミの目印になるシール)・プロテアソーム(ゴミを分解する酵素)

 
そして、プラセンタにはユビキチン・プロテアソームを活性化する働きがあることが分かったのです!

 
つまり、プラセンタには細胞内のリサイクルにも関与している可能性があるかもしれないのです。

 
さらに、ここからは僕の個人的な見解ですが、ユビキチン・プロテアソームとオートファジーの働きが非常に似ていることから、プラセンタはオートファジーも活性化する可能性もあるかもしれません!

 
プラセンタとオートファジーの両方に取り組んでいるUTPに「先見の明」があったということです!

 
これからも、この研究には注目していきます。

 
という訳で、今回は日本プラセンタ学会で発表があった内容の中から重要な内容をピックアップしてお伝えさせていただきました。

 
これからも皆様と一緒にプラセンタを広めていければ嬉しいです!

【冬にお勧めの成分は、グリチルリチン酸2Kである!】SNS専門の会社から、「宮田さんのインスタライブの再生数が多い理由が分からない」と言われた宮田哲朗です・・・。(一般的な再生数を稼ぐ方法を無視しているらしいです) さて、今回は「冬場は絶対...
04/11/2025

【冬にお勧めの成分は、グリチルリチン酸2Kである!】

SNS専門の会社から、「宮田さんのインスタライブの再生数が多い理由が分からない」と言われた宮田哲朗です・・・。
(一般的な再生数を稼ぐ方法を無視しているらしいです)

 
さて、今回は「冬場は絶対にグリチルリチン酸2Kが配合された化粧品を使うべき」である具体的な理由をお伝えさせていただきます。

 

✔️グリチルリチン酸とは?
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グリチルリチン酸は甘草という植物からとれる成分で、炎症を抑える「抗炎症作用」に非常に優れております!

 
お肌に炎症がおこると、その炎症がきっかけでシミができたり、赤みや痒みを引き起こしたり、慢性的に炎症が続くと老化になったり、もちろんニキビの原因にもなりますので、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸は、まさに万能の成分といえます。

 

✔️冬は寒暖差で炎症が起こる
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冬にグリチルリチン酸がお勧めな理由として、「寒暖差によってお肌に炎症が起こる」からです!

 
これは皮膚科学的にも証明されていることなのですが、寒いところから暑いところ、または暑いところから寒いところに移動する際の寒暖差によって、炎症性サイトカイン(炎症のきっかけになる物質)が作られて、お肌に炎症が起きてしまうのです。

 
なので、寒暖差が激しい冬の時期は、炎症が起こりやすい時期なので、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸がお勧めなのです。

 

✔️冬はバリア機能が低下する
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冬の乾燥によって、お肌の水分が蒸発したり、天然保湿因子や皮脂膜が不足しますので、バリア機能が低下します。

 
実は、グリチルリチン酸にはバリア機能を強化する働きもあるのです。

 
具体的には、お肌にグリチルリチン酸を与えると、「インボクリン」(バリア機能の材料)と「トランスグルタミナーゼ」(材料を繋ぎ合わせる物質)が増えることで、バリア機能が強化されます。

 
バリア機能が強化されると、水分の蒸発を防ぐだけではなく、ウイルスや細菌などの異物の侵入も防ぐことができますので、冬にはグリチルリチン酸がお勧めなのです。

 

✔️冬はお肌が痒くなる
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冬は炎症が起こりやすく、バリア機能が低下して異物が侵入しやすくなる時期なので、お肌が痒くなったり、ヒリヒリしやすくなります。

 
この痒みの原因の1つは、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸を分解する酵素)が活性しすぎて、ヒスタミンが放出されることです。

 
実は、グリチルリチン酸にはヒアルロニダーゼの活性を抑える働きがあるので、痒みを抑えることができるのです。

 
さらに、ヒリヒリ感の原因は神経がお肌の表面(表皮)まで伸びてくることですが、グリチルリチン酸には神経の伸びを抑える働きによって、ヒリヒリ感も抑えることができるのです。

 

✔️グリチルリチン酸は万能です
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グリチルチリン酸の効果は、
・炎症によるシミを防ぐ
・ニキビを防ぐ
・慢性炎症を抑える
・バリア機能を強化する
・痒みを抑える
・ヒリヒリ感を軽減させる
という万能の働きがあることがお分かり頂けたと思います。

 
そして、上記は冬にこそ必要な効果なので、是非ともお客様にグリチルリチン酸2Kが配合されている、「ラ・プレシア」をお勧めしましょう!

【冬に日焼け止めを販売する方法】「プロ野球ドラフト会議」で今年も指名されたなかったので、本業を頑張ることにした宮田哲朗です。 さて今回は、日焼け止めの売上が落ちてくる「冬に日焼け止めを販売する方法」をお伝えさせていただきます。 ✔️紫外線の...
27/10/2025

【冬に日焼け止めを販売する方法】

「プロ野球ドラフト会議」で今年も指名されたなかったので、本業を頑張ることにした宮田哲朗です。

 
さて今回は、日焼け止めの売上が落ちてくる「冬に日焼け止めを販売する方法」をお伝えさせていただきます。

 

✔️紫外線の害をしっかりと伝える
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日焼け止めという化粧品アイテムを、「日焼けやシミを防ぐためのもの」と思っている人が多いと思いますが、それだけではありません!

 
日焼け止めは、
・シワも防ぐ
・たるみも防ぐ
・毛穴の開きも防ぐ
・ニキビも防ぐ
・炎症も防ぐ
・酸化も防ぐ
・老化も防ぐ
という、あらゆるトラブルを防ぐことができる化粧品アイテムなのです。

 
でも、消費者(お客様)はこの事をご存知なく、日焼け止めは「日焼けやシミだけを防ぐもの」と思っているので、紫外線が弱くなる冬は日焼け止めの重要性がどうしても薄まってしまいます。

 
その結果、日焼け止めの売上が落ちてしまいます。

 
なので、まずはお客様に日焼け止めは「あらゆる肌トラブルを防ぐアイテム」であることをお伝えして下さい。

 
次に、「冬だからこそ」日焼け止めが必要な理由をお伝えします!

 

✔️感染症を防ぐために日焼け止め
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冬といえば、インフルエンザ、風邪、コロナなど感染症にかかりやすい時期ですよね?

 
これらの感染症は、ウイルスや細菌が体内に侵入することが原因です。

 
ただ、皮膚にはウイルスや細菌などの外敵の侵入に備えて、「ランゲルハンス細胞」という免疫細胞が常にパトロールしています。

 
そして、もし外敵が体内に侵入しても、ランゲルハンス細胞が他の免疫細胞を呼び寄せて、ウイルスや細菌などを倒しますので、感染症から守ることができるのです。

 
なので、ランゲルハンス細胞が元気にしっかりとパトロールをしていれば、インフルエンザや風邪を予防できます。

 
しかしっ!

 
ランゲルハンス細胞は紫外線に弱く、皮膚に紫外線を浴びてしまうとランゲルハンス細胞の働きが弱まってしまい、外敵の侵入を許してしまいます。
(パトロール機能が弱くなってしまう)

 
だから、紫外線を遮断するため(ランゲルハンス細胞を守るため)に日焼け止めを塗って、ランゲルハンス細胞を元気な状態にして外敵の侵入を防ぎましょう!

 
お客様には、「ランゲルハンス細胞を元気にするためにも日焼け止めを塗りましょう!」とお伝え下さい。

 

✔️そもそも紫外線は免疫を抑制するもの
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免疫は高めれば良いという訳ではありません!

 
免疫は高すぎると、免疫細胞たちが自分自身の細胞まで攻撃してしまい、色々なトラブルを引き起こします。

 
これが、アトピー、アレルギー、リウマチ、1型糖尿病などに代表される「自己免疫疾患」と呼ばれる病気です。
(この高すぎる免疫を抑えてくれるのが「制御性T細胞」です)

※免疫は高すぎても、低すぎてもダメということです!

 
そして、アトピーや乾癬といった自己免疫疾患の治療に「紫外線を照射する」という方法があります。

 
紫外線を照射することで、「高すぎる免疫を抑える」ことができるため、アトピーなどを改善することができるという訳です。

 
ここでお伝えしたいことは、「紫外線には免疫を抑える」効果がある(紫外線は免疫を低下させる)ということ。

 
つまり、冬場に紫外線を浴びると免疫が低くなり、インフルエンザや風邪などの感染症にかかりやすくなってしまうのです。

 
自己免疫疾患の人は別ですが、一般的な人は「免疫を正常に保つため」にも日焼け止めをを使って紫外線から免疫細胞を守りましょう!

 
お客様には、「紫外線は免疫を低下させてしまうので、感染症から体を守るために日焼け止めを使いましょう!」とお伝えして下さい。

 
今回の投稿で、日焼け止めの重要性を改めて認識していただけると嬉しいです。

 
これからも、お客様には必ず日焼け止めをお勧めして下さい!

【レチノールの副反応のメカニズムを知っておきましょう!】10月23日の「プロ野球ドラフト会議」での指名を30年以上待っている宮田哲朗です。 さて今回は、レチノール(ビタミンA)の副反応についてお伝えさせて頂きます。 レチノールに副反応がある...
22/10/2025

【レチノールの副反応のメカニズムを知っておきましょう!】

10月23日の「プロ野球ドラフト会議」での指名を30年以上待っている宮田哲朗です。

 
さて今回は、レチノール(ビタミンA)の副反応についてお伝えさせて頂きます。

 
レチノールに副反応があることは多くの人がご存知ですが、そのメカニズムを知ることで副反応を低減したり、副反応が出にくい使い方ができるようになりますので、是非とも最後まで読んでみて下さい。

 

✔️レチノールの効果のメカニズム
ーーーーーーーーーーーーーーーー

 
まず、レチノールの効果のメカニズムをおさらいします。

 
レチノールを皮膚に塗ると皮膚の中では、

・レチノール
 ↓
・レチナール
 ↓
・レチノイン酸(トレチノイン)

という流れで、レチノールが「レチノイン酸」という物質に変身していきます。

 
そして、レチノイン酸が皮膚内部にもともと存在している「レチノイン酸受容体」というものと結合します。

 
すると、「転写因子」というタンパク質が作られて、それが皮膚の細胞を活性させてターンオーバーが促進されます。

 
これが、レチノールを塗るとターンオーバーが促進する(お肌が活性する)メカニズムです!

 
✔️レチノールの副反応のメカニズム
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 
レチノールは、最終的にレチノイン酸受容体に結合して効果を発揮するものですが、レチノイン酸受容体は、皮膚の中で「増減する」という特徴があります。

 
具体的には、皮膚の中にレチノールがたくさんあるとレチノイン酸受容体が増える、そしてレチノールが少ないと、レチノイン酸受容体も減るのです。

 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・皮膚内にレチノール多い、レチノイン酸受容体も多い
・皮膚内にレチノール少ない、レチノイン酸受容体も少ない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 
そして、レチノールは少しずつ皮膚の中に「蓄積」していくものなので、長期間レチノールを使っている人の皮膚にはレチノイン酸受容体が多く存在します。

 
また、レチノールをあまり使ったことがない初心者の皮膚にはレチノイン酸受容体が少ないのです。

 
これらを踏まえて、レチノールの副作用(赤み、皮むけ、ヒリつきなど)のメカニズムを解説します。

 
皮膚の中にレチノイン酸受容体が少ない人がレチノールを塗ると、レチノイン酸受容体の数に対してレチノールが多すぎて余ってしまいます。

 
この余ったレチノールが、お肌の赤み、皮むけ、ヒリつきを引き起こすのです!

 
例えば、レチノイン酸受容体が5しかない人に、レチノールを8あたえると、余った3が赤みなどを引き起こすイメージです。

 

✔️レチノールの副反応を抑える方法
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 
最も大切なことは、皮膚内のレチノイン酸受容体の「数を増やす」ことです!

 
レチノイン酸受容体の数を増やすことで、レチノールが余らなくなり、副反応を抑えることができます。

 
そのために、低容量のレチノールを少しずつ使用して下さい。
(少しずつ使用して、少しずつレチノイン酸受容体を増やすことが大事)

 
使用期間の目安は「6ヶ月」です!

 
レチノール配合の化粧品を最低6ヶ月使うことで、皮膚内のレチノイン酸受容体が増えて、レチノールの副反応が出にくくなります。

 
なので、お客様にはレチノール配合化粧品をお勧めする際には、最低でも6ヶ月は使っていただくようにご指導して下さい。

 
とにかく、レチノールは時間をかけてお肌を育てていくイメージなのです!

 
化粧品は使ってすぐにキレイになれるのが理想ですが、ちゃんと使用目安をお客様にお伝えすることで本当の化粧品の効果を引き出すことが出来ます!

 
・ニキビ化粧品:最低1ヶ月
・美白化粧品:最低3ヶ月
・レチノール配合化粧品:最低6ヶ月

など。

 
今回の内容をサロンに来られるお客様にお伝えして下さい。

【実は、ノーベル化学賞のMOFって美容にも関係ある??】大阪の万博公園(太陽の塔)に行ってきた宮田哲朗です。(もちろん、ミャクミャクくんはいなかった) 前回は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大学栄誉教授の坂口先生の「制御性T細胞」のお...
15/10/2025

【実は、ノーベル化学賞のMOFって美容にも関係ある??】

大阪の万博公園(太陽の塔)に行ってきた宮田哲朗です。
(もちろん、ミャクミャクくんはいなかった)

 
前回は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大学栄誉教授の坂口先生の「制御性T細胞」のお話をしました。

 
今回は、もう1人「ノーベル化学賞」を受賞された「京都大学の北川先生」のお話をさせていただきます。

 
実は、今回ノーベル賞を受賞した北川先生の研究は、美容業界にとっても無関係ではないのです。

 
�受賞テーマは「MOF」(Metal-Organic Framework)=金属有機構造体。

 
「モフ?なんか柔らかそう…」と思うかもしれません。�実はこれ、めちゃくちゃ固い科学の話なんですが、分かりやすく解説していきます。

 
 
✔️MOFって何?
�ーーーーーーーーー

 
ざっくり言えば、MOFとは、
『分子レベルのスカスカ構造を持つナノサイズのカゴ』のような物質のことです。
(スポンジをイメージして下さい)

 
金属と有機物を組み合わせて作られた、超多孔質構造(穴だらけの構造)で、�「とにかく中がスカスカ!→ だから色んなものを入れたり出したりできる!」という特性があります。

 
つまり、

・分子を吸着する(ニオイや不純物をキャッチする)
・分子を閉じ込めて運ぶ(成分をピンポイントで届ける)
・温度・pH・光で“開けたり閉じたり”できる

という特徴がある物質です。

 
そして、この「スカスカの物質=MOF」を世界で初めてデザインしたのが、北川進先生で世界中の科学者が20年以上、後追いしてきた研究の“源流”を作った日本人なんです。

 
凄いですよね!

 
 
✔️じゃあ、美容とどう関係あるの?
�ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 
一見、「え、化粧品と関係あるの?」と思うかもしれませんが、むしろ今後かなり関係してきます。

 
例えば、

◆美容成分を必要な場所にだけ届けたい → MOFがカプセルのように働く�(いわば“分子レベルのピンポイント配送”)

 
◆化粧品の成分を酸化や紫外線から守りたい → MOFが保護バリアに�(特にビタミンCやレチノールなど、安定性に弱い成分との相性◎)

 
◆ニオイ・ガス・汗などの吸着&除去機能 → MOFが“分子レベルの消臭”に貢献�(制汗剤や頭皮ケア製品でも注目)

 
つまり、MOFは「お肌の必要な場所で効果を発揮する化粧品」への進化の鍵になる可能性があるんです!
※UTPの加工技術「SAS化」をさらに進化させるイメージです。

 
 
✔️MOFは「まだ化粧品業界では未開拓」だからこそチャンス
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当然ながら現時点では、MOFを活用した化粧品はまだありません。
(恐らく10年後を目安に商品化できるようになると思います)

 
だからこそ、�「この化粧品には“MOF応用技術が使われている”」�「うちの美容液は“分子カプセルで狙った場所に効かせている”」
なんて未来が来たら、それだけで差別化につながりますよね。

 
UTPとしても、こうした新技術を“ちゃんと理解した上で活かせる会社”でありたいと本気で思っています。

 
 
✔️MOFのまとめ
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北川先生の研究って、一見すると「難しすぎる話」に見えます。

 
でも、
 
・人の体に、分子単位で優しく届ける
・必要なものを、必要なだけ届ける
・いらないものは、分子レベルでキャッチ&リリース

ってまさに、「化粧品の理想系」ですよね?

 
皆様、これからもMOFというキーワードに注目していて下さい!

【ノーベル賞受賞の制御性T細胞(Treg)って?】子供の頃はアトピーに悩んでいた宮田哲朗です。 昨日、僕のような「自己免疫がちょっと暴走してる人」にとって、超・明るいニュースが飛び込んできました! そうです。 大阪大学特任教授の坂口志文(さ...
07/10/2025

【ノーベル賞受賞の制御性T細胞(Treg)って?】

子供の頃はアトピーに悩んでいた宮田哲朗です。

 
昨日、僕のような「自己免疫がちょっと暴走してる人」にとって、超・明るいニュースが飛び込んできました!

 
そうです。
 
大阪大学特任教授の坂口志文(さかぐち しもん)先生が、ノーベル賞を受賞されたのです!!

 
受賞理由は、「制御性T細胞(Treg)」の発見とその働きの解明。
これは、「私たちの免疫の“暴走ブレーキ役」として、めちゃくちゃ重要な細胞です。

 
今回は、そのすごさを解説させていただきます!

 
 
✔️そもそも免疫って何?
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私たちの体には、ウイルスや細菌などの「敵」が入ってくると、それをやっつける「免疫細胞」が働いています。

 
その中でも有名なのが「T細胞(ヘルパーT細胞やキラーT細胞など)」で、外敵を攻撃する司令塔のような存在です。

 
でもここで問題が。

 
このT細胞たち、ちょっと興奮しすぎると「自分の体」(自分の細胞)まで攻撃してしまうんです。
(これが、アレルギーや自己免疫疾患の原因)

 
そこで登場するのが、

【制御性T細胞】(Treg:Regulatory T-cell)!!

いわば、免疫の「冷静な副キャプテン」のような存在です。

 
「おい、落ち着け!それは敵じゃなくて、自分の細胞だぞ!」
と、暴走しかけたT細胞にブレーキをかけてくれるのです。

 
✔️坂口先生の功績
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これまでは「免疫=高めればいい」という考え方が主流でした。

 
でも坂口先生は、「抑える免疫細胞」(Treg)こそが鍵になることを突き止めたのです。

 
この研究が評価され「ノーベル生理学・医学賞」を受賞されました。

 
ではこの制御性T細胞(Treg)、どんな病気と関係しているのでしょうか?

 
実は…

 
・自己免疫疾患(アトピー、リウマチ、潰瘍性大腸炎など)
・アレルギー(花粉症、喘息など)
・不妊症(免疫の過剰反応が着床を妨げる)
・がん(Tregが強すぎると、がん細胞まで守ってしまう)
・老化(慢性炎症が進む原因の1つが、Tregのバランス崩壊)

 
など、“免疫の調整が必要なすべての分野”で活躍が期待されているのです!

 
つまり今後、美容業界でも、

・アトピー性皮膚炎の改善
・慢性炎症による老化の抑制
・敏感肌・ニキビ肌の根本ケア
 
といったテーマにおいて、「Tregをどう活性化できるか?」がカギになるかもしれません。
 

 
✔️今のうちにやるべきことは?
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制御性T細胞の研究は、これからもっと進んでいきます。

 
でも、今すぐ私たちができることもあります。

 
それは、「免疫をバランス良く整える生活習慣」を意識すること。

 
・睡眠(深く・しっかり)
・腸内環境を整える(発酵食品・食物繊維)
・ビタミンDや亜鉛、オメガ3などの摂取
・そして、プラセンタ。←ここ重要

 
なぜなら、プラセンタには「免疫調整作用」があり、
“興奮しすぎた免疫を抑える”という働きがあるからです。

 
これはまさに、制御性T細胞のサポート役として理にかなっています!

 
 
✔️最後に
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我々の業界でも、「免疫を上げましょう」だけではなく、“免疫を整える”視点が求められる時代が来ます。

 
そのキーワードが、「Treg(制御性T細胞)」です。

 
「Tregってご存知ですか?」

「ノーベル賞の発表がありましたね!」

 
などのキーワードから、お客様に免疫調整の大切さをお伝えしてみて下さい。

【注目の化粧品成分「胎脂」とは?】さて今回は、化粧品会社界隈で注目されつつある成分「胎脂」(たいし)についてお話しさせて頂きます。 まだまだ、消費者(一般市場)にまでは広まっていませんが、化粧品会社(特に大手)の間では話題になっている成分な...
30/09/2025

【注目の化粧品成分「胎脂」とは?】

さて今回は、化粧品会社界隈で注目されつつある成分「胎脂」(たいし)についてお話しさせて頂きます。

 
まだまだ、消費者(一般市場)にまでは広まっていませんが、化粧品会社(特に大手)の間では話題になっている成分なので、是非とも最後まで読んでみて下さい。

 

✔️妊娠と化粧品成分の関係
ーーーーーーーーーーーーー

 
人や動物(哺乳類)が妊娠をした時に、「特別に作れるもの」が化粧品成分として使われることがよくあります。

 
例えば・・・

 
①プラセンタ
妊娠中に臨時に作れる臓器の「胎盤」から抽出されたエキスのこと。
美白や抗酸化など様々な効果がある。

 
②臍帯(さいたい)エキス
「へその緒」から抽出されるエキスのこと。
非常に保湿力が高い。

 
③羊水エキス(羊水のような働きをする成分)
お母さんのお腹の中で赤ちゃんが浮かんでいる水。
アトピーなどの炎症を抑える力がある。

 
このように、胎盤、へその緒、羊水といった妊娠中につくられるものから化粧品成分になり、お肌のお悩みを解決してくれるものが沢山ありことは昔から分かっていました。

※UTPでも化粧品に配合しています。

 
やはり、妊娠というのは赤ちゃんを育てる期間なので、その際に作られるものというのは、人間にとって必要なものであり、もちろんお肌にとっても大切なものであるという事です。

 

✔️最新の妊娠と関係する化粧品成分
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妊娠中と関係している化粧品成分の研究は、大手化粧品会社(特にカネボウ)でもずっと行われてきました。

 
研究のきっかけは、「赤ちゃんのお肌がプルプルなのは何か理由がある!」という多くの方が思う疑問からです。

 
そして、そんな研究の中から、最近たどりついた成分が「胎脂」です!

 
【胎脂とは?】
羊水の中で赤ちゃんの肌を覆っているクリーム状の油の事です。
お母さんのお腹の中で作れる「胎脂」は、羊水の中では赤ちゃんの肌がふやけるのを防ぎ、出産後の空気中では乾燥から守る働きがあります。

 
赤ちゃんのお肌は大人に比べると非常に薄く、細胞自体も未熟な状態です。
なので、バリア機能が弱く、お肌の水分を逃がしやすく外部からの刺激も受けやすい状態にあります。

 
そんな赤ちゃんのお肌を「生まれる時の環境変化から守る」胎脂は、大人の皮脂よりも高い撥水性と保水性を兼ね備えているのです。

 
 
この胎脂を化粧品に配合することで、過酷な外部環境(寒暖差、アレルゲンなど)からお肌を守れるということで、大手化粧品会社が研究し、最近ようやく製品化されたのです!

※胎脂の正式名称は、擬似胎脂成分「TAISHI Complex」と言います。

 
胎脂が配合された化粧品を使ってみたいですよね?

 

✔️プラセンタ脂質とは?
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実はUTPでは、胎脂が開発される以前から「赤ちゃんの肌を守っている成分」に注目し、成分の開発を行っておりました。

 
その成分を「プラセンタ脂質」と言います!!

 
プラセンタ脂質は聞いた事あるという人も多いと思いますが、実はこのプラセンタ脂質こそ「胎脂」のような働きをしてくれる成分なのです。

※組成も胎脂に似ています。

 
プラセンタ脂質は、胎盤からプラセンタエキスを抽出する際に、「わずか1%」しかとることができない非常に希少な成分なのです。

 
このプラセンタ脂質が配合された化粧品(クリーム)を使う事で、赤ちゃんのようなプルプルのお肌を手にいれることができますので、是非とも使ってみて下さい!

 
ちなみに、ラ・プレシアのクリームにプラセンタ脂質を配合しています!

【こんな事まで考えて化粧品を作っている会社は無い!】さて今回は、UTPは「そんな事まで考えて、化粧品を作っているのか!!」という自分で自分を褒めるための投稿をお伝え致します。 ✔️活性酸素のおさらいーーーーーーーーーーー 美容や医療において...
23/09/2025

【こんな事まで考えて化粧品を作っている会社は無い!】

さて今回は、UTPは「そんな事まで考えて、化粧品を作っているのか!!」という自分で自分を褒めるための投稿をお伝え致します。

 
✔️活性酸素のおさらい
ーーーーーーーーーーー

 
美容や医療において「活性酸素」の害を知らない人はいないと思います。

 
活性酸素は、
・生活習慣病の原因
・シミの原因
・シワの原因
・ニキビの原因
・老化の原因
とあらゆるお悩みの元凶です!

 
ただ、活性酸素は人間が生きていく上で「必ず発生する」もので、実際には呼吸の際に吸い込む酸素のうち約2%くらいは活性酸素になってしまいますので、我々は生きているだけで活性酸素による害をくらってしまっているという訳です。

 
だから、活性酸素を無毒化するための「抗酸化成分」を化粧品やサプリ(食事含む)からとることが非常に大切なのです。

 
ここまでは一般的なお話ですが、もう少し踏み込んだ話をします。

 
活性酸素とひと言でいっても実際には、
・スーパーオキシド
・過酸化水素
・ヒドロキシラジカル
・一重項酸素
という4パターンの活性酸素が存在します。
(ここ大事なので覚えておいて下さい)

 
そして、4パターンそれぞれで、体やお肌に与える「害」は違ってくるのです!

 

✔️活性酸素による害
ーーーーーーーーーー

 
※長くなってしまうので、今回はお肌に与える害に絞ってお話させていただきます。

 
①スーパーオキシド
・主に炎症や赤みの原因
・間接的にシミ、シワの原因

 
②過酸化水素
・肌の弾力低下の原因
・細胞膜を酸化させ、長期的にシミとくすみの原因

 
③ヒドロキシラジカル
・DNAを損傷させ肌老化の原因
・コラーゲンを破壊してシワ、たるみの原因

 
④一重項酸素
・メラニンを生成しシミの原因
・エラスチンを分解しシワの原因

 
上記のように、4パターンの活性酸素はそれぞれで、お肌への「害」が違ってくることを覚えておいて下さい。

 

✔️化粧品の抗酸化成分の特徴
ーーーーーーーーーーーーーー

 
※ここも長くなってしまうので、化粧品に絞ってお話させていただきます。

 
化粧品で「抗酸化成分」が大切なことは誰もが知っていると思います。
そして、皆様も抗酸化成分が配合されている化粧品をお使いになったり、お客様に販売されているかと思います。

 
ただ、美容のプロである皆様は、化粧品における「抗酸化成分の特徴」を知っておくことが大切です!

 
それは、「1つの抗酸化成分は、特定の活性酸素だけを無毒化するもの」であるという事です。

 
例えば、レスベラトロールという抗酸化成分はスーパーオキシドだけを消去できる、フラーレンはヒドロキシラジカルだけを消去できるなど。

 
だから、〇〇という抗酸化成分が配合されていると言っても、4パターンの活性酸素のうち、どれか1つを消去できるだけであって、残りの3つの害を受けてしまうのです!

 
つまり、化粧品を作る際には、複数の抗酸化成分を組み合わせて、全ての活性酸素を消去する必要があるのです。

 
でも、実際に世の中にある化粧品は、「単体の抗酸化成分だけを配合している」ことが殆どなのです。

 
何故なら化粧品会社自体が、
・活性酸素は4パターンある
・化粧品の抗酸化成分は特定の活性酸素だけを消去するもの
という2つを理解した上で化粧品を作っていないからです。

(だから、単体の抗酸化成分だけを配合している)

 

✔️UTPの化粧品の特徴
ーーーーーーーーーーー

 
UTPの看板化粧品シリーズの「ラ・プレシア」が9月にリニューアルされたことをご存知かと思いうます。

 
「ラ・プレシア」には、配合成分が多すぎて、覚えきれないというお声をいただくことが多いです。

 
確かにおっしゃる通りなのですが、その理由はもうお分かりいただけましたよね?

 
「ラ・プレシア」に配合されている抗酸化成分は、なんと「13種類」もあるのです!

 
何故なら、4パターンの活性酸素全てを消去できるように、複数の抗酸化成分を組み合わせる必要があるからです。
(特にローションへの配合量が凄いです)

 
だから、お肌への結果を出すことが出来ており、何十年も売れ筋No.1シリーズなのです!

 
ここまで活性酸素と抗酸化成分のことを考えている化粧品は他にはありません!

 
是非ともお客様にお勧めして下さい。

 

✔️今年も有難うございました
ーーーーーーーーーーーーーー

 
9月20日は弊社の決算日でした。

 
これを読んで頂いている沢山のお取引先様のお陰で、今期も無事に決算を終えることが出来ました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
本当に有難うございました。

 
来期も皆様のお役に立てるように頑張って参りますので、宜しくお願い申し上げます m(__)m

【美白化粧品を使うお客様に、必ずお伝えすべきこと】ついに、リニューアルした「ラ・プレシア」のTシャツを作った宮田哲朗です。(UTPのロゴ入りTシャツよりもオシャレ??) さて今回は、「美白化粧品を使うお客様に、必ずお伝えすべきこと」をお届け...
16/09/2025

【美白化粧品を使うお客様に、必ずお伝えすべきこと】

ついに、リニューアルした「ラ・プレシア」のTシャツを作った宮田哲朗です。

(UTPのロゴ入りTシャツよりもオシャレ??)

 
さて今回は、「美白化粧品を使うお客様に、必ずお伝えすべきこと」をお届け致します。

 
この内容をお客様にお伝えする or お伝えしないでは、リピート率が全然変わってきますので、必ず最後まで読んで下さい。

 
✔️米国皮膚科学会の発表によると
ーーーーーーーーーーーーーーーー

 
米国皮膚科学会(皮膚科学分野では世界的な権威団体)が発表した「ニキビを悪化させる習慣」を読んでいると面白い内容が載っていました。

 
それは、『毎週のように新しいニキビケア方法を試すとニキビが悪化する』という内容です!

 
具体的には、色々なニキビケア方法を少し試してみて、効果がなかったら新しい方法を試してみるというのを繰り返していると、ニキビが悪化するという訳です。

 
「確かにっ!」と思われた方も多いと思いますし、実際に色々なニキビケア方法を試したけど、全然効果が出ないと思っている人も多いと思います。

 
何故なら、ニキビの治療薬や、ニキビに有効と言われる成分などは、基本的に約1ヶ月で効果を検証しています。
(1ヶ月使い続けて効果があるものです)

 
だから、1週間使ったからといって効果が出るものではなく、そこで違う商品を試しても当然ながら効果は出ませんし、もっというとニキビが悪化してしまうのです。

 
この米国皮膚科学会の発表はニキビに関してですが、「シミ」に関しても同じことが言えます。

 

✔️美白も最低は3ヶ月
ーーーーーーーーーーー

 
化粧品に配合される美白成分は、

・シミの予防の成分(シミになりたくない人、これ以上シミを濃くしたくない人が使う)

・シミの改善の成分(シミができてしまった人が使う)

の2パターンあることを何度もお伝えしています。

 
シミ(メラニン)は本来であれば表皮のターンオーバー(表皮の生まれ変わり)によって排泄されますが、ターンオーバー周期が伸びしてしまうことでメラニンが排泄されずに表皮内に残ったものがシミです。

 
なので、シミの予防の成分を使っているお客様は、メラニンが作られないようにしながら、今あるメラニンはターンオーバーで排泄することが大切。

 
そして、シミの改善の成分を使っているお客様は、今あるメラニンをターンオーバーで早く排泄してあげることが大切です。

 
つまり、美白をする上で最も大切なことは、「ターンオーバー周期を短くする」ことなのです!

 
一般的にターンオーバー周期は28日とされていますが、それは若い人(20代まで)の話で、年齢を重ねるとターンオーバー周期は2ヶ月、3ヶ月とどんどん伸びていきます。
(だから、メラニンが排泄されずにシミになる)

 
これらを踏まえると美白化粧品は「最低でも3ヶ月は使わないと効果を感じにくい」と言えます!

 
ニキビと同様に、美白化粧品を1週間くらい使ってみて効果を感じずに、また別の美白化粧品を使ってみることを繰り返していても、シミが薄くなる可能性は非常に低いです。

 

✔️お客様にお伝えすべきこと
ーーーーーーーーーーーーーー

 
ターンオーバー周期を考慮すると、「美白化粧品は最低でも3ヶ月は使って下さい」とお客様にお伝え下さい。

 
それをしないと、お客様は効果を感じずに、別の化粧品に浮気をしてしまいます。

(特に、インターネットやSNSでバズっているだけの、効果のない美白化粧品に浮気をしてしまう)

 
さらに、お客様はサロン以外のお店に無駄なお金を使ってしまうことになります。

 
と言う訳でお客様には、

・美白はターンオーバーが最も大切である

・ターンオーバーは3ヶ月単位で考える

・だから、美白化粧品は最低でも3ヶ月は使う

ことを必ずお伝えしましょう!

住所

1-9-13日本橋本町1丁目ビル7F
Chuo-ku, Tokyo
103-0023

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