10/12/2025
心臓血管・大動脈センターで行っている
経皮的左心耳閉鎖術「WATCHMAN」が、
このたび累積100例を達成しました。
WATCHMANは、心房細動の患者さんで
脳梗塞の原因となりやすい「左心耳」をふさいで、
血のかたまり(血栓)ができるのを防ぐ治療です。
長く抗凝固薬を続けることが難しい方や、
出血の心配がある方にとって、
負担を減らすことができる
新しい選択肢として広がっています。
当院では、循環器内科の専門医を中心に
心臓血管外科医・画像診断チームが協力し、
安全でスムーズな治療を心がけています。
これからも患者さんに安心して
受けていただける医療を
提供できるよう取り組んでまいります。
抗凝固療法の継続に
お困りの心房細動の患者さんがおられましたら、
ぜひ当院へご紹介いただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(By 循環器内科 部長 萬納寺 洋士)