19/11/2025
正常分娩のみならず、帝王切開や無痛分娩など麻酔を使用した分娩に際しても、生まれてくる赤ちゃんは100人に1人くらいの割合で出生時にうまく呼吸が開始しないためにいわゆる新生児蘇生術を要する場合があります。体重が小さいだけでなく呼吸の仕方が未熟だったり生まれる直前に心音が下がったりすることで呼吸がうまくできないこともありえます。
その場合、出生直後に適切な蘇生術を行うことで赤ちゃんが危険に晒されずに生後の安全な生育、治療などに結びつけることができます。
当院では時にありうるそのような状況でも適切に赤ちゃんを守れるように、分娩に立ち会う助産師・看護師は全員、学会の規定した新生児蘇生法の「専門コース」の研修に合格し、定期的に更新の実習を行い技術を確認している職員のみが勤務しています。(身分証として、このようなカードを着用しています)
院長は大学病院での新生児医療10年間の経験と、新生児蘇生専門コースのインストラクターとして18年間の経験を活かして、母体や胎児のリスクを評価し、最も赤ちゃんが安全に生まれてくるために、どこの施設でお産をするべきかを判断し、分娩を扱っています。
「赤ちゃんとお母さんの安全のために」
当院のモットーです
(写真は模擬ものです)