06/11/2025
【頻尿と骨盤矯正の関係。一宮市尾西整体療院。】
1. 頻尿のメカニズム
頻尿とは「1日に8回以上」「夜間に1回以上」など、尿意を感じる回数が多い状態を指します。
原因は多岐にわたりますが、大きく分けると次の3つです。
●膀胱機能の過敏(過活動膀胱)
→ 膀胱平滑筋(排尿筋)の過収縮により、少量の尿で尿意を感じる。
●骨盤底筋群の機能低下
→ 尿道を支える筋群が弱り、尿漏れや頻尿感を引き起こす。
●骨盤・腰部アライメントの崩れ
→ 神経や筋のバランスが乱れ、膀胱・尿道の機能制御が不安定になる。
2. 骨盤の歪みと頻尿の関係
骨盤は膀胱・尿道・子宮(女性)・前立腺(男性)などの泌尿生殖器を物理的に支える「器」です。
骨盤が歪むと次のような機序で頻尿が起こる可能性があります:
骨盤前傾 → 腹圧が前方・下方に集中 → 膀胱への圧迫増大
骨盤後傾 → 仙骨の傾き変化により、骨盤底筋の張力が低下
左右の歪み(回旋・傾き) → 片側の骨盤底筋群が過緊張、反対側が弛緩 → 尿意コントロール不良
結果として、膀胱容量の低下・尿意の過敏化につながることがあります。
3. 骨盤底筋群と頻尿の関係
骨盤底筋群は、膀胱・尿道・直腸を下から支える「ハンモック状の筋群」です。
代表的な筋:
恥骨直腸筋
恥骨尾骨筋
腸骨尾骨筋 (総称して「骨盤底筋群」)
■役割
尿道の締め付け(排尿抑制)
腹圧上昇時の尿漏れ防止
内臓の位置保持
機能低下の影響
尿意を我慢できず頻尿傾向
尿漏れ(腹圧性尿失禁)
骨盤内臓の下垂感(膀胱瘤・子宮下垂)
▲リハビリ的視点
骨盤底筋トレーニング(Kegel運動)
尿を途中で止めるように骨盤底を締める意識を数秒保持
呼吸と連動した運動
骨盤底筋は横隔膜と連動して動くため、「呼吸+姿勢」改善が重要
骨盤矯正
恥骨・仙骨・腸骨のバランスを整え、骨盤底筋が均等に働ける環境を作る
●頻尿は単に膀胱の問題ではなく、
「骨盤のアライメント」+「骨盤底筋の機能」+「呼吸・姿勢」
が相互に関係する全身性の機能障害です。
◎骨盤矯正で姿勢と神経伝達を整える
◎骨盤底筋群を強化して尿道の支持力を高める
◎呼吸と体幹バランスを統合して自律神経の安定を図る
これらを総合的に行うことで、頻尿の改善や再発防止が期待できます。
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尾西整体療院
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愛知県一宮市・稲沢市エリアの尾西整体療院です。整体術とカイロを全般に腰痛や肩こりなど、個々の症状に真剣に向き合い、改善を目的に患者様に合った施術法でアプローチし、整体が初めての方から、多数の店舗を試さ...