RDdaycarecenter

RDdaycarecenter RDデイケアセンターは、依存症回復プログラムとして欧米の多くの施設で実施されている「リカバリー・ダイナミクス®」を提供しいる通所型のデイケア施設です。

毎月発刊しているニューズレターの最新号を掲載しました。 こちらよりPDFで閲覧が可能です。修了生の体験談や施設の近況等、ぜひご一読ください。 NEWS LETTER 202510ダウンロード 体験談「かつてどのようで 何が起こり 今どのよう...
15/10/2025

毎月発刊しているニューズレターの最新号を掲載しました。 こちらよりPDFで閲覧が可能です。修了生の体験談や施設の近況等、ぜひご一読ください。 NEWS LETTER 202510ダウンロード 体験談「かつてどのようで 何が起こり 今どのようか」 修了生S・Jさん 私はアルコール依存症の37 歳です。生活保護を受けるにあたって社会復帰する為の一助になると思い、RD デイケアセンターに入所しました。 穏やかな両親のもとに生まれ愛情を一身に受けて育ってきましたが、新興宗教を信仰する環境でしたので世間とは文化や常識が違う部分がありました。また周囲の方々も愛情を注いでくれましたが、距離感が非常に近く、今振り返れば過干渉な方々に囲まれて育ったのだと思います。 学生時代から人間関係に対して消極的であり、受け身の姿勢でいる時期が長くありました。過干渉な環境に慣れてしまっていたのか、人間関係は向こうからやってくると考えていた節があり、人間関係へのハードルや要求を自分で勝手に高くしていたのだと思います。 お酒に依存するようになったのは30歳の頃、清掃の仕事に就いた後のことでした。宗教色の非常に強い職場で、スタッフ間の距離感が非常に近い環境でした。それを承知の上で入社したものの人間関係に強い息苦しさを感じ、大きなストレスとなってしまいました。それと同時に精神面が不安定になり、自己肯定を出来なくなりました。 この頃から一人暮らしを始めましたが、感染症騒ぎが発生して身動きが取れず転職を出来る情勢ではなくなり、人間関係が狭く逃れられないものになっていきました。その息苦しさと寂しさを紛らわせる為に酒を飲むようになり、酔っ払うことで悩みや衝動から逃れられることを知りました。一人暮らしのため周囲に注意されたり衝突するような存在もおらず、欲求に任せて飲酒することは難しくありませんでした。 それからは退勤後にコンビニへ駆け込んで酒を流し込み、帰宅後は気絶するまで飲酒する毎日になりました。お酒の飲み方で覚えているのは路線バスの車内で飲酒していたことです。通勤で使うバスが感染症騒ぎで乗客が激減していたので、誰も乗らないバスの車内でストロング缶をあおっていました。帰宅途中に歩きながら飲酒したり、電車の車内で飲酒したりといかに飲酒欲求に任せた行動をしていたかが分かります。 その後泥酔状態で暴行事件を起こしてしまい、それを機にアルコールへの依存が職場や両親にばれてしまいます。アルコール依存症と診断され入院を強く勧められますが、この時点では自分の依存症は軽症であると考えていました。しかし入院することで職場の人間関係から逃れられることに気づき、入院を決断します。このあと職場には居られなくなり、退職を余儀なくされるのですが。 退院しても事の重大さを理解せず、気軽に再飲酒してしまうことがありました。デイケアにもなじめず、就労移行支援にも通えなくなりました。スポンサーはいましたが提案を聞かなかった結果です。AA ミーティングには参加出来ていましたが、生活態度は良くないものでした。SNS に依存してしまい、その内容に一喜一憂して感情を乱高下させて物に八つ当たりするなど、飲酒時とあまり変わらない過ごし方だったと思います。 生活保護の受給を機にかかりつけ医からRD デイケアセンターを勧められ通所することになります。当初は教室の空気に馴染めているとは言えませんでした。しかし人間慣れてしまうもので、気づいたら毎朝10時に通所することが苦でなくなり仲間と過ごすことへの抵抗も急速に無くなっていきました。飲酒時は人間不信状態であり、人間関係は希薄なものでした。断酒後もAA ミーティングには積極的に参加していましたが、仲間との距離感がつかめず関係を深める事に消極的でした。RD では毎日同じ仲間と過ごすので会話をする機会も増え、人間不信も改善されていきました。 RD に来て回復に特に効果があると感じているのは、職員さんと行う日々の棚卸しです。スポンサーとも途中まで棚卸しを行っており、自他境界の曖昧さや主体性の無さを指摘されていました。しかしその欠点がどこで露呈して、どのような影響を与えているのかが分かりませんでした。日々の棚卸しを行う事で毎日の行動ややり取り、感情に対して指摘や解説を行ってもらい、どのような心持ちや行動を取れば良いのかを提案して頂きました。 日々の棚卸しを繰り返すことで自分の言動のクセが明確になり、それに対して取るべき行動も明確になっているので改善しやすいのもありがたい点です。自分の欠点を真正面から指摘されるので恥ずかしさや怒りがこみ上げてくることもあるのですが、その欠点に振り回されて人生がダメになっていますので、受け入れるほかありません。これを繰り返すことによって人間関係が改善されてきましたし、恐れも軽減されていると感じます。 お酒に依存をしていた頃は自分の生育環境や人間関係をとても恨んでいました。周囲へのSOS も出せず、他人を信じず、足がすくんで現状維持が精一杯でした。自分の行動力の無さを棚に上げて宗教のことを恨み倒していました。しかし恨んでいたのは宗教活動をすることで生じる周囲との摩擦であり、人間関係が壊れてしまう可能性を一番に恐れていました。それならば自分一人で静かに祈りを捧げていれば、依存症になるほどの精神不安を引き起こすことも無く、まともな人生を送れていたかもしれません。白黒思考に陥ってしまうのが依存症者のサガであり、白黒思考ゆえに生きづらさを覚えて依存症に走ってしまったのでしょう。 これまでの人生を振り返ると自分には社会を生き抜く為の知恵が不足していましたし、それを求める行動も不足していました。学生時代から集団行動が苦手だったので上下関係など人間関係の作り方、保ち方を分かっていませんでした。私の人生において宗教の影響を大きく受けることは避けられませんが、影響を小さくすることは出来たのではないかと考えます。そこまでの思考に至ることが出来たのはRD の人間関係にもまれて等身大の自分を直視できるようになったからだと思います。

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人間関係でモヤモヤ、イライラ 頑張りすぎてクタクタ なんとなくウツウツ 体調がついてこなくてヘトヘト 「人から言われた言葉や態度が気になって、イライラしたりモヤモヤしたり、過敏で疲れを感じやすい」「娘として、妻として、母として、こうでなけれ...
23/09/2025

人間関係でモヤモヤ、イライラ 頑張りすぎてクタクタ なんとなくウツウツ 体調がついてこなくてヘトヘト 「人から言われた言葉や態度が気になって、イライラしたりモヤモヤしたり、過敏で疲れを感じやすい」「娘として、妻として、母として、こうでなければという思いに縛られて本当の自分が分からなくなってしまう」「季節の変わり目、天気、身体のリズムなどで気分・体調が変わりやすく、不調も現れやすい」 依存症になってしまう女性たちが抱える生きづらさは多岐に渡り、深刻なことも多いです。 依存症は回復がとても難しい病気です。特に女性の場合は回復の過程の中で身体的、精神的、環境的な変化や女性に求められる役割などの問題が複雑に絡み合い、男性とは比較にならないほど取り組んでいくことが難しいと言われています。 RDデイケアセンターでは女性の依存症からの回復サポートにも力をいれています。 12ステッププログラム リカバリー・ダイナミクス®という手法で12ステッププログラムに取り組むことができます。 AAのビッグブックを教科書に12ステップについて情報提供する「グループセッション」(講義形式)、担当スタッフと自助グループのスポンサーシップの様に1対1でステップワークを行う「個人セッション」(面談形式)の2つに取り組んでもらいます。 12の段階で「問題を認める」「解決策を信じる」「人生を変えていく決心をする」「自分の過去を振り返る」「考え方・捉え方の偏ったパターンを掴み、修正していく」「自分を越えた頼れる大きな力を見つけ、繋がりを深めていく」「過去の過ちを修正する」「仲間の手助けをする」等を行います。 自分を越えた大きな力との繋がりを感じ、信じることを通じて、自分の欠点・短所を手放し、対人関係の中で生まれる陰性感情がぐっと減り、仲間との繋がりや感謝を感じることができるようになり、穏やかな落ち着いた生活を送れるようになるようサポートしています。その結果として依存を必要としない新しい生き方を手にいれることができ、回復の過程で自分をよりよく知ることができ、自分との和解を目指すことができるようサポートしています。 女性ミーティング ミーティングで行われるテーマに沿った分かち合いは「言いっぱなし・聞きっぱなし」のルールで、誰かから反論されたり評価されることなく率直に自分のしたい話をすることができます。 仲間の話を聞くことで、経験、希望、力を受け取ることができ、自分の話を聞いてもらうことで安心感、所属感、解放感等を感じることができます。 男女全員で行うミーティングの他に、女性メンバーだけでのミーティングも行っており、女性だけの安心した空間の中で、話しにくいこともシェアしたり、お互いに共感しあうことができます。 アサーティブ・トレーニング 自分も相手も尊重しながら、自分の考えや意見を率直に表現することをアサーティブな態度といい、その練習方法をアサーティブ・トレーニングといいます。 RDデイケアセンターでは専門の講師に依頼して毎月アサーティブ・トレーニングを行っています。 実際にあった「断りにくかったこと」や「言いすぎてしまったこと」など身近な場面を想定しながら、ロールプレイング等を通して自分の気持ちを上手に伝える練習を行っており、女性メンバー達から特に好評です。 女性スタッフによるサポート RDデイケアセンターのスタッフは全員依存症からの回復を続ける当事者です。 「同じ問題を抱えていること」を共感として、「回復の道を進んでいること」を希望として、寄り添ってともに歩みます。 ひとりひとりのメンバーに女性スタッフが担当となり、回復の過程で起きやすい問題や抱える悩みを専門的知識と経験的知識を交えながらサポートしていきます。 依存症者は誰かに相談したり頼ることが苦手ですが、徐々に練習しながら信頼関係を築き、一緒に回復を楽しめたらと思っています。 スタッフの体験談をスタッフ紹介ページに掲載しています。 お気軽にご連絡ください。ぜひ一度見学に来所いただければと思います。 女性プログラムダウンロード

人間関係でモヤモヤ、イライラ頑張りすぎてクタクタなんとなくウツウツ体調がついてこなくてヘトヘト「人から言われた言葉や態度が気になって、イライラしたりモヤモヤしたり、過敏で疲れを感じやすい」「娘として、...

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16/09/2025

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14/08/2025

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ホームページにスタッフ紹介ページを新設しました。個性豊かな(キャラの濃い)6人の依存症当事者スタッフ達の体験談を読むことができます。ぜひご一読ください。
14/08/2025

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RDデイケアセンターのスタッフ6名のスタッフは全員、依存症からの回復を続けている当事者です。止めたい気持ちと強烈な欲求の両価的な辛さ、やめ始めた初期の不安定さ、世間や家族の無理解からくる疎外感や孤独感等、...

住所

板橋4丁目6-10 板橋スカイプラザ2階
Itabashi-ku, Tokyo
1730004

営業時間

月曜日 09:00 - 17:30
火曜日 09:00 - 17:30
水曜日 09:00 - 17:30
木曜日 09:00 - 17:30
金曜日 09:00 - 17:30
土曜日 09:00 - 17:30

電話番号

+81359441602

ウェブサイト

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