26/11/2025
今夜のセミナーでは、投球障害の根本的要因を「肩甲胸郭・胸郭・神経・関節包」の連動不全として捉え再現性の高い投球動作をどのように再建するかを体系的に学ぶ時間となった。
改めて感じたのは、肩障害は“肩だけ”を触っていても改善しないという事実である。
胸郭の拡張、肩甲骨のセッティング、後方タイトネスの評価、棘上筋・肩峰下滑液包・関節包のリリース、小胸筋や鎖骨下の広域剥離、そして腋窩神経・腕神経叢の滑走性回復まで、一つひとつの介入が投球動作の再現性に直結していた。
特に、modifiedスリーパーやクロスボディストレッチのエビデンス、肩甲骨上角の突き上げによる静脈うっ滞の病態理解、神経癒着が「腕の張り」の正体であることなど、臨床に直結する内容が多く非常に有意義であった。
12月のプロ野球トレーナー向けセミナーにもつながる深い学びとなった。
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