亀田総合病院 脊椎脊髄外科

亀田総合病院 脊椎脊髄外科 医療法人鉄蕉会 亀田綜合病院 脊椎脊髄外科では、随時全国から研修を?

先日、投稿した骨粗鬆症性圧迫骨折とDVTの論文が、Turkish Neurosurgery(http://www.turkishneurosurgery.org.tr/)にacceptされました。雑誌のIFは0.96と微妙ですが、origi...
06/02/2021

先日、投稿した骨粗鬆症性圧迫骨折とDVTの論文が、Turkish Neurosurgery(http://www.turkishneurosurgery.org.tr/)にacceptされました。

雑誌のIFは0.96と微妙ですが、original articleがacceptされて良かったと思います。

病棟では、ここ2年は、PEの発生はなく、また、骨粗鬆症も、久保田部長を中心に色々と活動しており、それらに関する成果がでたことは価値があるように思います。

Title: Prevalence and screening of deep vein thrombosis in patients with osteoporotic vertebral fracture

Authors: Isamu Miura、Motoo Kubota、Nobuhiko Momozaki、Takakazu Kawamata、Masahito Yuzurihara

先日、"Two cases of normal pressure hydrocephalus caused byependymoma of the cauda equina"というcase reportが、publishされました。surg...
12/01/2021

先日、"Two cases of normal pressure hydrocephalus caused by
ependymoma of the cauda equina"というcase reportが、publishされました。
surgical neurology internationalというopen accessの雑誌です。
ちなみに、2020/11/28にsubmit,12/12にはアクセプト、2021/1/5にはpublishという非常に速いプロセスでした。

How to cite this article: Isamu Miura, Motoo Kubota, Nobuhiko Momozaki, Masahito Yuzurihara. Two cases of normal pressure hydrocephalus caused by ependymoma of the cauda equina. 05-Jan-2021;12:8

今週のjournal clubは、足根管症候群のmini open手術に関する以下の論文です。Gültaç E, Kılınç B, Kılınç CY, Yücens M, Aydogan NH, Öznur A. Comparison ...
25/12/2020

今週のjournal clubは、足根管症候群のmini open手術に関する以下の論文です。

Gültaç E, Kılınç B, Kılınç CY, Yücens M, Aydogan NH, Öznur A.
Comparison of tunnel ligament release instrument assisted minimally open surgery and conventional open surgery in the treatment of tarsal tunnel syndrome.
J Orthop Surg (Hong Kong). 2020 Sep-Dec;28(3):2309499020971868.

目的:mini-open incisionとstandard incisionの足根管症候群開放術の結果を比較した。
患者と方法:2012年1月から2018年4月まで、足根管症候群と診断された29人の患者のうち31足が外科的治療を受けた。手術は、15例15足で、mini-open incision (a tunnel ligament release instrument assisted minimally open surgery)、14例16足でstandard incisionで行われた。平均追跡期間は38ヶ月(13〜88か月)で、Pain severity、Functional foot score, Foot functional indexの変化を検討した。
結果:平均手術時間は、standard incision は、26.8分(23〜30分)、mini-open incision は13.3分(9〜17分)であった(p

しばらく投稿できていませんでした。今週のjournal clubは、手根管症候群の予後因子に関する以下の論文です。Sasaki Y, Terao T, Saito E, Ohara K, Michish*ta S, Kato N, Tani...
27/11/2020

しばらく投稿できていませんでした。
今週のjournal clubは、手根管症候群の予後因子に関する以下の論文です。

Sasaki Y, Terao T, Saito E, Ohara K, Michish*ta S, Kato N, Tani S, Murayama Y.
Clinical predictors of surgical outcomes of severe carpal tunnel syndrome patients: utility of palmar stimulation in a nerve conduction study.
BMC Musculoskelet Disord. 2020 Nov 7;21(1):725.

背景:手根管症候群は、非常にcommonな疾患ですが、手術後の症状改善の予測因子に関する確立された意見はありません。この研究は、重度の手根管症候群患者の外科的転帰の予測因子を特定することを目的としています。
方法:手根管症候群手術を受けた患者において、術前のBland's分類がグレード5または6の患者の術後半年後の電気生理学的な改善に関して評価しました。
結果:術前ブランドのグレード5または6は、46人の患者の60手であり、そのうち、37人の患者の49手が改善群(グレード1~4)、9人の患者の11手が非改善群(グレード5か6に留まる)でした。手術前のPalmの複合筋活動電位と感覚神経活動電位の振幅が、改善群で有意に高かった。Bland's分類の改善の程度は、臨床症状の改善の程度と相関していた。
結論:Palm刺激によって誘発される手術前の複合筋活動電位と感覚神経活動電位の振幅は、外科的治療後の神経伝導検査スコアと臨床所見の改善を予測することができる。

# journal club

今週のjournal clubは、学会前で色々と立て込んでおり、丁度、私が大学院でやっていた研究がpublishされたので、その報告をしました。脊椎とは関係ない神経科学のトピックになります。内容に関しては、プレスリリースがいくつか出ていて、...
25/09/2020

今週のjournal clubは、学会前で色々と立て込んでおり、丁度、私が大学院でやっていた研究がpublishされたので、その報告をしました。
脊椎とは関係ない神経科学のトピックになります。
内容に関しては、プレスリリースがいくつか出ていて、それを見て参照頂ければと思います。広報では、研究背景にソーシャルディスタンスなど、今と無理やり絡められているのが、面白いですね。

https://journals.plos.org/plosbiology/article?id=10.1371/journal.pbio.3000584

https://research-er.jp/articles/view/92284

https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2020_09_23_01.html

# journal club

神戸大学大学院医学研究科の内匠 透教授(理化学研究所生命機能科学研究センター客員主管研究員)らは、微小内視鏡※1を用いたCaイメージング法※2により脳内島皮質※3に社会行動に関わる細胞「ソーシャルセル」を同定...

先日、症例報告が、アクセプトされました。Case Reports in Orthopedicsというopen accessの雑誌ですが、Free accessなので、興味のある方は是非。"Tumoral Calcinosis of Thor...
04/09/2020

先日、症例報告が、アクセプトされました。
Case Reports in Orthopedicsというopen accessの雑誌ですが、Free accessなので、興味のある方は是非。
"Tumoral Calcinosis of Thoracic Spine Associated with Vertebral Fracture and Inflammatory Reactions"
Case Reports in Orthopedics
https://www.hindawi.com/journals/crior/2020/8881698/

original paperも現在submitしています。また通りましたらupします。

Tumoral calcinosis involving the spine is rare. The involvement of the thoracic spine is rarer than that of the cervical or lumbar spine. We report a case of thoracic tumoral calcinosis accompanied by vertebral fracture with increased concentrations of inflammatory markers and no abnormalities in se...

今週のjournal clubは、少し前の論文ですが、LIF後の運動神経障害に関する以下の論文です。Motor nerve injuries following the minimally invasive lateral transpso...
04/09/2020

今週のjournal clubは、少し前の論文ですが、LIF後の運動神経障害に関する以下の論文です。
Motor nerve injuries following the minimally invasive lateral transpsoas approach.
Cahill KS, Martinez JL, Wang MY, Vanni S, Levi AD.
J Neurosurg Spine. 2012;17(3):227-231.

単一の施設でのMIS LIFの運動神経損傷の発生率を検討した論文です。
側方椎体間固定術を受けた118人の患者のレビューを行い、手術手技に起因する下肢と腹壁の筋麻痺に関して検討しています。
2007年から2011年の期間に、201の腰椎椎間板レベルで椎体間固定術が行われ、大腿神経障害に関しては、L4/5 diskレベルを含む場合でのみ生じ、このレベルでは4.8%(2例)の発生率となりました。 5人の患者(4.2%)で腹壁筋群の麻痺が生じて、術後、腹部膨隆が生じました。
結論:側腹筋アプローチ後の大腿神経損傷の全体的な発生率は1.7%で、L4/5椎間板スペースで実施された手技では4.8%でした。また、患者の約4%で術後の腹部膨隆を生じています。L4/5アプローチの検討および、T-11、12運動神経障害への注意により、これらの運動神経障害の発症を抑えることができる可能性があると結んでいます。
我々も術後、腹壁筋群の麻痺の症例を経験しており、皮切および筋操作の手技に関して、検討が必要と考えております。

# journal club

今週はjournal clubは、骨粗鬆症性圧迫骨折に対するセメント充填が可能なPedicle screwに関する以下の論文です。Application of Cement-Injectable Cannulated Pedicle Scr...
18/07/2020

今週はjournal clubは、骨粗鬆症性圧迫骨折に対するセメント充填が可能なPedicle screwに関する以下の論文です。
Application of Cement-Injectable Cannulated Pedicle Screw in Treatment of Osteoporotic Thoracolumbar Vertebral Compression Fracture (AO Type A): A Retrospective Study of 28 Cases.
Rong Z, Zhang F, Xiao J, Wang Z, Luo F, Zhang Z, Xu J, Dai F.
World Neurosurg. 2018 Dec;120:e247-e258.
中国からの論文で、SD<-2.5のsevereな骨粗鬆症の脆弱骨折、胸腰椎圧迫骨折(AOタイプA)に対して、ポリメタクリル酸メチルで補強された骨セメント注入カニューレ付き椎弓根スクリュー(cementinjectable cannulated pedicle screw:CICPS)で治療を行い、その安全性と有効性を評価した論文です。
2011年から2015年の間に上記治療を受けた28人の患者を対象にしています。フォローアップは平均2年で、最終追跡時のvisual analog scale scoreは0.50±0.69まで改善(手術前4.93±1.30、P

27/06/2020

薄明の美人

帰宅を待っていたかのように、声をかけてくれました。
「今夜、咲きそうですよ!」

美人薄命の代名詞 月下美人、Nさんが丹精込めて育てています。
ゲッカビジンはメキシコ原産のサボテンの仲間、英語では「Queen of the Night」というそうです。あでやかな白のドレス、甘い香り、まさに女王の名にふさわしいかもしれません。
でも、この薄明の美人が待っているのは・・・、王子様ではなく小さなコウモリ(ヘラコウモリ)だそうです。コウモリがホバリングをしながら蜜を吸いやすいように進化したのだそうです。
美女と野獣?、ちょっと意外な組み合わせですね。

それにしても一夜限りとは・・・。
写真を撮らせていただきましたので、皆さんにも紹介します。

20/06/2020

ダンスパーティーといろいろなアジサイ

ダンスパーティ、軽やかなネーミング、ステップを踏むような柔らかなピンク色、出会った瞬間にファンになってしまいました。
日本では万葉の時代から親しまれてきたアジサイ。
江戸末期にはシーボルトとお滝さんのロマンスが有名ですね。シーボルトはアジサイをHydrangea otakusaと命名し、西洋に紹介しましたが、残念ながら正式な学名としては認めらなかったようです。
一度西洋にお嫁に行ったアジサイですが、そこでさまざまな園芸品種が作られて、今度は日本に里帰りして大変なブームになっています。
私は「美の壺」でアジサイが取り上げられて以来のファンですが、当時最高傑作とよばれた「ダンスパーティー」を庭で咲かせてみたいと思っていました。当時はマンション暮らしでそれもかないませんでしたが、転居した南房総の庭にはすでにいろいろなアジサイが植えられていました。
昨年道の駅で鮮やかなピンク色の「ダンスパーティー」を見つけて、純白の「ブライダルベール」、鮮やかな青色の「チボリ」とともに購入してきました。しばらく部屋で鑑賞した後、初秋に庭に移植しました。ところが残念なことに・・・、鮮やかなピンク色だったダンスパーティーは白っぽく、純白のブラだるべーるは少し青みがかかってしましました。そして鮮やかな青色のチボリは、一層鮮やかに花を咲かせています。もしかすると土壌の酸性度と関係するのかもしれません。いつかアジサイ農家の方に上手に咲かせるコツを教えていただこうかと思っています。
前に住んでいらっしゃった方もアジサイ好きだったとみえ、この時期にはいろいろなアジサイを愉しむことができます。
アジサイを見ると、梅雨も悪くないなという気がしてきます。
(ダンスパーティーはphotoliblaryから購入した写真です。-こんな風に咲かせてみたいですね。)

Minimally Invasive Thoracolumbar Corpectomy and Stabilization for Unstable Burst Fractures Using Intraoperative Computed...
19/06/2020

Minimally Invasive Thoracolumbar Corpectomy and Stabilization for Unstable Burst Fractures Using Intraoperative Computed Tomography and Computer-Assisted Spinal Navigation.
Yu JYH, Fridley J, Gokaslan Z, Telfeian A, Oyelese AA.
World Neurosurg. 2019 Feb;122:e1266-e1274.

不安定型破裂骨折に対して、術中CT、Navigationを用いた胸腰椎側方椎体置換および固定術に関する報告です。

胸腰椎の不安定型破裂骨折(AO分類でA3またはA4)に対して施行した側方アプローチによるCorpectomyの20例に対して、初期(2013-2015)のX線透視を用いて行った9例と最近(2015-2017)の術中CTおよびNavigationを用いて行った11例を比較しています。
結果としては、術後観察期間はいずれも1年ちょっとで、症例が少ないというのもありますが、手術時間、出血量、入院期間等に関しては、違いはなく、道理として当たり前ですが、術中の透視時間、医療者への被爆に関して、術中CTおよびNavigation群で、有意差を持って少なくなっています(P

ジャーナルクラブの報告が遅くなってしまいました。学会発表のエントリー作業が切羽詰まったため、記事の作成ができませんでした。そんなわけで遅ればせながら・・・・・。2020/6/5の私の抄読論文はトルコの脳外科からのもので頚椎の腹側髄膜種の摘出...
18/06/2020

ジャーナルクラブの報告が遅くなってしまいました。学会発表のエントリー作業が切羽詰まったため、記事の作成ができませんでした。そんなわけで遅ればせながら・・・・・。
2020/6/5の私の抄読論文はトルコの脳外科からのもので頚椎の腹側髄膜種の摘出手術についてでした(Microsurgical Management of Ventral intradural-Extramedullary Cervical Meningiomas;Technical Considerrations and Outcomes;World Neurosurgery 2020 Mar.135:e748-e753;Eroglu U.,et. al.)。
要旨は上位頚椎の髄膜腫は後側方から椎弓半切の上歯状靭帯を切って脊髄を回転させれば全摘出可能な視野が得られる、下位頚椎であれば前方から椎体摘出して硬膜切開して全摘できる、でした。前者6例、後者2例の経験で一例再発も全例gross total resection 出来た、神経学的悪化も含め合併症なしという結果より 大いに検討すべき摘出方法であるとしています。示された術前MRIを見ますと、これらを摘出しようと考える脳外科医であればみんな同じ方法を考えるだろう、実際私も若いころに同様の上位頚椎腹側髄膜腫に対して全く同様の体位、皮膚切開、骨削りで全摘出したし、などと思いました。ただ1例を除きドレーンチューブを挿入しなかったというのはちょっとどうかなとも思いました。というのも硬膜内の手術ですから術後髄液漏れを懸念して陰圧のドレナージ設置は迷ううところです。これに関して髄液の管理についての記載がないところが気になりました。
というのも私の昔話ですが、師とあがめる元大津市民病院の脳・神経外科部長の小山素麿先生の一言をご紹介したいと思います。上記の自分の上位頚髄髄膜腫摘出成功例の術中ビデオを小山先生主催の動画研究会で発表した時です。どうだ、と感じで発表後の質問を受けていた私に先生は最後に次のようにコメントされました。
「どうしてくも膜を開けたんだ。髄膜腫とわかっていたら硬膜内くも膜外なんだからくも膜を開けないでとれるはずだ。見ていたら2回くも膜を切開しているじゃないか。髄液漏らさないでとれば術後患者さんは楽だろう。」
この一言はその後の自分の、脳を含めての髄膜種の摘出時に常に座右の銘として戦略上の最大のポイントとなりました。またこの考え方を知ったことで、当時トピックであった聴神経腫瘍摘出時のくも膜の解剖の大切さが理解できました。このポイントを押さえて摘出を行ってみると、確かに髄膜腫はくも膜外の腫瘍です。ただ脊髄ではそれなりに脊柱管占拠率が大きくなっていて脊髄も変形高度であることが多く開けてみるとくも膜の折れ返りはないように見えてしまいます。しかし一枚くも膜を切って腫瘍表面に達したと思ってもなんかくも膜のような薄い膜があるんです。これを腫瘍被膜だとかまわず摘出始めると被膜と思っていた膜はツルっと腫瘍表面からはがれ始めます。やはりくも膜なんです。これが小山先生が私の編集した拙いビデオをみて指摘した「2回切っている」ということなわけであります。くも膜の折れ返りとは聴神経腫瘍摘出でドイツのザミー教授らが議論、強調していた言葉でもあります。硬膜内髄外脊髄腫瘍を背側から摘出する場合、しつこく露出した腫瘍の背側最外側を探ることでこの折れ返りをみつけられることがあります。くも膜をはがされた髄膜腫は表面がゴツゴツしていることが多いようです。面の皮をはがされたとはこのことです。ただその後にくも膜を全く傷つけないで髄液出さないで手術を終われるかというと自分の経験では不可能でした。やはり師匠は師匠であり続けています。
このような観点からすると、この論文からはひょっとしてトルコの人には髄液がないの?!とも思ったりします。昔カロリンスカからの三叉神経痛にガンマナイフが有効であるという主張に対して、「スウェーデンの人は痛みに強いらしいが」と皮肉を込めて反論した論文があったことも思い出しました。

# journal club

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