05/11/2025
【食道アカラシアについて】
・食べたものをよく嘔吐する
・食べ物がつかえる
・食べ物を上手く飲み込めない
・胸の痛みがある
このような症状はありませんか?
それは食道アカラシアかもしれません。
【食道アカラシアとは】
食道アカラシアは、食道から胃に入る入口(噴門)の筋肉が締まっていて、入口がなかなか開かないために、食物が食道から胃に落ちて行きにくい状態になっています。食道がんに似ていて、食べ物をよく嘔吐します。
しかし、食道がんよりもわりと若い年齢の人にも見られるという特徴があります。
また、食道全体の筋肉がたるんでいて蠕動(ぜんどう)運動がないため、いつも食べた物が多量に食道に溜まった状態になっています。
原因は不明ですが、食道の神経叢(しんけいそう)が変性してしまったためと考えられます。
【診断方法】
X線透視
バリュウムを飲んで透視します。
内視顕微鏡検査
食道粘膜のただれ状態を見たりするのに必要です。
食道アカラシアを持っている人は食道がんの合併頻度が高いですので、それを見落とさないようにするために、時々行わなければなりません。
【治療方法】
バルーン(風船)を使って噴門を広げる治療を繰り返すことで、少しずつ通過をよくします。
それでも、効果が不十分な場合は手術を行います。
手術は胸腔鏡(きょうくうきょう)または腹腔鏡下(ふくくうきょうか)に噴門の筋肉を切開して広げるという方法をとります。小さい切開口で安全に手術ができ入院期間も短いです。
症状にお悩みの方は、お気軽に当院までご相談ください。
【受診のご案内】http://oiwa.main.jp/consultation/index.html
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