京都大学肝胆膵・移植外科/小児外科

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🥼2025年度 第3回 外科手術手技セミナー🥼11月13日「応用編1 腸管吻合と血管吻合」と題して、院内セミナーを開催いたしました👏今回は、20名を越す医学生や研修医の皆さんにご参加いただき、大盛況となりました‼️医学部1回生も複数参加され...
13/11/2025

🥼2025年度 第3回 外科手術手技セミナー🥼

11月13日「応用編1 腸管吻合と血管吻合」と題して、院内セミナーを開催いたしました👏今回は、20名を越す医学生や研修医の皆さんにご参加いただき、大盛況となりました‼️医学部1回生も複数参加されており、どなたでも参加いただけます☺️
本セミナーは、縫合実習から始まり、胆嚢摘出術の完遂に向けバージョンアップしていきます。今年度も残すところ、あと1回(12/18(木))となりました💦今までご参加できなかった方も、ぜひ次回のご参加をお待ちしております🙇‍♂️

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当科 大学院生の大倉 啓輔先生の論文(責任著者:楊 知明先生)がAsian Journal of Surgery誌に発表されました。 "Impact of laparoscopic approach on volumetric and fu...
10/11/2025

当科 大学院生の大倉 啓輔先生の論文(責任著者:楊 知明先生)がAsian Journal of Surgery誌に発表されました。

"Impact of laparoscopic approach on volumetric and functional liver recovery in advanced hepatectomy" Keisuke Okura, Tomoaki Yoh, Satoshi Ogiso, Kohei Yoshimura, Shuhei Kanda, Hiroto Nishino, Masayuki Okuno, Takahiro Nishio, Yoichiro Uchida, Takamichi Ishii, Etsuro Hatano. Asian Journal of Surgery. 2025.

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1015958425029197

肝胆膵領域では近年低侵襲手術の割合が増加しており、出血量の低下や在院日数の短縮が注目されています。 本研究では、高難度肝切除術において、腹腔鏡下アプローチが肝容積および機能的回復に及ぼす影響を、開腹手術アプローチと比較して評価しました。 当科では2017年より腹腔鏡下高難度肝切除を開始しており、 2014〜2016年の症例を開腹肝切除群(OH群)、2017〜2022年の症例を腹腔鏡下肝切除群(LH群)として、比較検討を行いました。 結果として、39例がOH群、47例がLH群に振り分けられ、術後1週目時点での肝再生率はLH群でより高い傾向を示しました(25.2% vs. 34.2%、p = 0.081)。さらにMajor肝切除に絞ったコホートでは、LH群で有意に高い肝再生率を示すことが明らかになりました(22.1% vs. 32.6%、p = 0.016)。また、PT活性については、LH群で術前値を維持する傾向を認めました(83.9% vs. 88.0%、p = 0.061)。 特に高難度肝切除術において、腹腔鏡化アプローチは肝機能の早期回復を促進する可能性があることを明らかにしました。 本論文はOpen Accessになっております。 ぜひご一読のほどよろしくお願いいたします!

「当科 小児外科助教 岡本 竜弥先生(責任著者 岡本 竜弥先生)の論文がLiver international誌にOnline発表されました。 京都大学のHPに詳しい説明がありますので是非ご一読下さい(HLAは原発性硬化性胆管炎の発症と関連...
06/11/2025

「当科 小児外科助教 岡本 竜弥先生(責任著者 岡本 竜弥先生)の論文がLiver international誌にOnline発表されました。 京都大学のHPに詳しい説明がありますので是非ご一読下さい(HLAは原発性硬化性胆管炎の発症と関連する―日本人集団における疾患感受性HLAアレルの同定― | 京都大学)。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2025-10-29-0

当科における肝移植から得られる知見が、本症のような難治性肝疾患の病因を僅かでも明らかにする事が出来ればと願っております。

Okamoto T, Okajima H, Kadohisa M, Yamamoto M, Uebayashi EY, Okumura S, Sakamoto K, Ito T, Hatano E. Association of Primary Sclerosing Cholangitis With HLA-C*07:02 in a Japanese Population. Liver Int. 2025 Nov;45(11):e70376. doi: 10.1111/liv.70376. PMID: 41128369.」

 原発性硬化性胆管炎(Primary sclerosing cholangitis:PSC)は、肝内及び肝外胆管に慢性炎症及び線維性狭窄を来たし、閉塞性黄疸に伴う慢性肝障害から肝不全に至る原因不明の難治性肝疾患であり、世界的に病態解明に向けた努...

当科 助教の坂元 克考先生の論文(責任著者 石井隆道先生)がAnticancer Research誌に発表されました。 https://ar.iiarjournals.org/content/45/11/5095.long 初回切離で陰性を...
04/11/2025

当科 助教の坂元 克考先生の論文(責任著者 石井隆道先生)がAnticancer Research誌に発表されました。

https://ar.iiarjournals.org/content/45/11/5095.long

初回切離で陰性を得た群に比べ、最終陽性群は当然のこと、追加切除で陰性化した群においても再発率が有意に高く、初回で陰性を得ることが予後改善に重要であると考えられました。 特にリンパ節転移陰性例では初回胆管切離に断端陰性の意義が大きく、一方リンパ節転移陽性例では断端の状態による再発率に関する有意差はみられませんでした。

本論文は、大肝切除を伴う胆道再建にて根治切除を施行した肝門部領域胆管癌100例の検討で、術中迅速で胆管断端陽性だった症例に対する追加切除の意義を解析しました。

Background/Aim: During radical resection in patients with perihilar cholangiocarcinoma, the prognostic impact of additional resection of bile duct to achieve negative surgical margin in case of that of positive initial frozen margin is unclear. This study aimed to investigate the prognostic impact o...

🏫学会報告(JDDW2025)🏫中村大地先生(🏥大津赤十字:客員研究員)がInternational Session(Symposium)肝癌免疫微小環境の理解と個別化医療への応用(Understanding the immune micr...
03/11/2025

🏫学会報告(JDDW2025)🏫

中村大地先生(🏥大津赤十字:客員研究員)が
International Session(Symposium)肝癌免疫微小環境の理解と個別化医療への応用(Understanding the immune microenvironment of liver cancer and its application to personalized medicine)にて、
「CXCR4-Positive Antigen-Presenting Cancer-Associated Fibroblasts Identified by Spatial Transcriptomics as Immune Barriers in Hepatocellular Carcinoma」
の演題で発表し、優秀演題賞を受賞されました㊗️🎉

JDDW2026肝臓学会大会は当科波多野教授が大会長です!「肝臓病を治すために叡智結集!」をテーマに熱い議論ができること、楽しみにしております👏
皆様方より、多数の演題をお待ちしております🙇‍♂️

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🥼2025年度 第2回 外科手術手技セミナー🥼10月23日「腹腔鏡の基本操作」と題して、院内セミナーを開催いたしました👏当日は、20名近くの医学生や研修医の皆さんにご参加いただき、大盛況となりました‼️本セミナーは、縫合実習から始まり、胆嚢...
30/10/2025

🥼2025年度 第2回 外科手術手技セミナー🥼

10月23日「腹腔鏡の基本操作」と題して、院内セミナーを開催いたしました👏当日は、20名近くの医学生や研修医の皆さんにご参加いただき、大盛況となりました‼️
本セミナーは、縫合実習から始まり、胆嚢摘出術の完遂に向けバージョンアップしていきます。第3回以降の開催も予定しておりますので、今回ご参加いただけなかった方も、ぜひ次回のご参加をお待ちしております🙇‍♂️

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当科 助教の楊 知明先生の論文がInternational Journal of Clinical Oncology誌に発表されました。 Yoh T, Ito T, Ogiso S, Uchida Y, Ishii T, Hatano E....
26/10/2025

当科 助教の楊 知明先生の論文がInternational Journal of Clinical Oncology誌に発表されました。

Yoh T, Ito T, Ogiso S, Uchida Y, Ishii T, Hatano E. Refining the role of liver transplantation as a curative treatment for hepatocellular carcinoma. Int J Clin Oncol. 2025 Oct 14. doi: 10.1007/s10147-025-02898-9. Epub ahead of print. PMID: 41085608.

肝切除(LR)および肝移植(LT)は、肝細胞癌(HCC)に対する確立された「根治的」治療法であり、それぞれに利点と限界があります。LRは肝機能が保たれている患者に広く受け入れられていますが、術後の肝不全発症リスクや比較的高い再発率によって、その有効性が制限されています。一方、LTは腫瘍そのものだけでなく、基礎肝疾患も同時に治癒し得る包括的な治療ですが、ドナー不足、免疫抑制に伴う合併症、周術期リスクなどにより、その臨床応用は限られています。近年では、周術期管理や免疫抑制療法の進歩によりLTの治療成績が向上しており、HCC治療におけるその役割が再評価されつつあります。 本レビューでは、複数腫瘍、門脈圧亢進、Child-Pugh B肝硬変、高齢者といった「境界症例」に焦点を当て、これらの患者におけるLRの有用性を考慮しつつ、LTの位置づけを再定義することを目的としています。治療方針は、個々の症例に応じてリスクとベネフィットを慎重に評価したうえで決定すべきですが、可能な限りLTをHCCに対する根治的治療として検討することが望ましいと考えます。 ドナー臓器の倫理的かつ最適な利用を確保しながら、HCC治療アルゴリズムにおけるLTの役割を拡大することは、選択された患者群において治癒率および長期生存率の向上につながる可能性があります。

ぜひご一読のほどよろしくお願いいたします!

当科准教授 石井隆道先生の論文 (同責任著者) がHepatology Research 誌に掲載されました.Ishii T, Shindoh J, Nakamura I, Hirono S, Wakasugi M, Ichida A, H...
19/10/2025

当科准教授 石井隆道先生の論文 (同責任著者) がHepatology Research 誌に掲載されました.

Ishii T, Shindoh J, Nakamura I, Hirono S, Wakasugi M, Ichida A, Hamada T, Matsushima H, Nishio T, Tokumitsu Y, Takahashi H, Morine Y, Yamada S, Nakakura A, Eguchi S, Hasegawa K, Hatano E. Impact of Surgical Resection on Hepatocellular Carcinoma Following Systemic Drug Therapy: A Multicenter Retrospective Observational Study. Hepatol Res. 2025 Aug 23. doi: 10.1111/hepr.70027. Epub ahead of print. PMID: 40847994.

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/hepr.70027

全身薬物療法(免疫療法や分子標的薬)を受けた肝細胞癌患者に対する外科切除の安全性と治療成績を,多施設共同で解析したものになります. 本研究では,免疫療法などの全身薬物治療後に腫瘍の縮小が得られ切除可能となった症例(いわゆるconversion手術)の治療成績を評価しました.その結果,免疫療法などの全身薬物治療を行った後でも外科切除は安全に行うことができ,なおかつ良好な長期予後が得られることが示されました.一方で,全身治療後に手術へ進める患者の割合や適応基準の統一が今後の課題であることも明らかになりました.本研究の論文はopen accessとなっていますので興味のある方はぜひご覧ください. 本研究は,京都大学をはじめ全国7つの高難度肝胆膵外科施設の協力により実施されました.ご協力いただいた各施設の先生方に深く感謝申し上げます.

小児外科助教 上林エレーナ幸江(責任著者:羽賀博典先生 / 岡島英明先生)の論文が、 Liver Transplantation 誌 に掲載されました。 Thirty-year follow-up of immunosuppression ...
14/10/2025

小児外科助教 上林エレーナ幸江(責任著者:羽賀博典先生 / 岡島英明先生)の論文が、 Liver Transplantation 誌 に掲載されました。 Thirty-year follow-up of immunosuppression modulation: Impact on graft fibrosis and anti-HLA antibodies after pediatric liver transplantation. Uebayashi EY, Okajima H, Uno S, Kadohisa M, Yamamoto M, Ogawa E, Okamoto T, Okumura S, Ogiso S, Ito T, Takeuchi Y, Hirata M, Yamada Y, Minamiguchi S, Hatano E, Haga H.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40793997/

小児肝移植は生命予後を大きく改善する一方で、免疫抑制療法の長期管理が課題とされています。本研究では、1990年から1994年に京都大学で生体肝移植を受け、移植後30年以上にわたり同一グラフトで生存し、当院で長期フォローアップされている小児レシピエントを後方視的に解析しました。明らかな拒絶反応がみられない場合にのみ、数年をかけて段階的に免疫抑制剤を減量しました。免疫抑制剤を完全に中止できた症例を複数認めましたが、一部の患者ではその後に移植肝の線維化が進行し、免疫抑制剤の再開が必要となりました。再開群では細胞性拒絶反応を示唆するリンパ球浸潤は認められなかったものの、ドナー特異的抗体が陽性の例が多く、抗体関連拒絶反応の関与が示唆されました。継続群では肝線維化の程度にばらつきがあり、晩期のT細胞性拒絶も散見されました。また、抗HLA抗体陽性例は全体として高度線維化と有意に相関していました。免疫抑制離脱群における良好な組織学的・免疫学的所見は、長期的免疫寛容の可能性を示唆する一方、再開群でみられた線維化進行は、慢性抗体関連拒絶に対する従来の免疫抑制戦略の限界を示しています。肝移植は動的なプロセスであり、長期に肝機能が安定している患者においても、組織学的再評価が必要です。

昨年大学院を卒業され、現在大阪赤十字病院小児外科に勤務されている青木先生の論文がJ Hepatobiliary Pancreat Sci誌に発表されました(責任著者 小川絵里先生 現/藤田医科大学小児外科講師、伊藤孝司先生 当科准教授)。)...
10/10/2025

昨年大学院を卒業され、現在大阪赤十字病院小児外科に勤務されている青木先生の論文がJ Hepatobiliary Pancreat Sci誌に発表されました(責任著者 小川絵里先生 現/藤田医科大学小児外科講師、伊藤孝司先生 当科准教授)。)。

「当科では、胆道閉鎖症の小児に対する生体肝移植において、門脈再建時に新たな手法を導入しています。具体的には、できる限り広い吻合口を確保し、硬化した門脈の徹底的な切除と静脈グラフトの積極的な使用を行っています。 その結果、術後の門脈血流はより安定し、門脈合併症の発生率は有意に低下しました。また、身体の成長に伴い門脈の拡張も良好に得られることが確認されました。 これらの成果から、本手法は胆道閉鎖症患児における門脈再建の質を向上させ、長期的な移植成績の改善に寄与すると報告いたしました。」

Open Accessになっておりますので是非ご一読をお願いいたします!

Background/Purpose We evaluated the outcomes of a new reconstruction method that we adopted in 2017 for small children with biliary atresia, involving aggressive resection of the sclerotic portal ve...

🇺🇸Dr. KANDAのアメリカ放浪記②🇺🇸大学院生3回生の神田修平先生がアメリカ外科学会(ACS)のため、渡米中です!以下、現地の神田先生からです✉️----------------------------------シカゴはイリノイ州最...
07/10/2025

🇺🇸Dr. KANDAのアメリカ放浪記②🇺🇸
大学院生3回生の神田修平先生がアメリカ外科学会(ACS)のため、渡米中です!
以下、現地の神田先生からです✉️
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シカゴはイリノイ州最大の都市で、ニューヨーク、ロサンゼルスに次いで全米第3の都市です🇺🇸四季があり、日本人駐在員も多く暮らしているそうです。

ACS(American College of Surgeons)は世界最大規模の学会のひとつで、世界中から外科医が集まります。異国の医師たちが会場でパソコンに向かって練習していたり、指導医が医学生をそばでサポートしたり——。言葉は違えど、日本と変わらない光景に、少し心が和みました。会場では、大学院の同期である岩城先生と合流しました。

私の発表には2件の質疑応答をいただき、会場でスライドの写真を撮っている方の姿を見たときには、大きなやりがいを感じました!

海外の学会に初めて参加しましたが、日本の医療と研究に自信を持ち、積極的に国際発信することの大切さを再認識する旅となりました✈️また帰国後も、研究に邁進しようと思います💪

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内視鏡外科手術イラストコンテスト (Syujyutu illust 0614) に、当科 長井 和之 講師による手術イラストが掲載されました。https://x.com/jses_main/status/197499518362553170...
07/10/2025

内視鏡外科手術イラストコンテスト (Syujyutu illust 0614) に、当科 長井 和之 講師による手術イラストが掲載されました。

https://x.com/jses_main/status/1974995183625531703?s=43

膵体部癌に対するロボット支援膵体尾切除において、Artery-first approach とマージン確保を両立させる手術手技の工夫を表現しています。

ぜひご覧いただき、「いいね」「リポスト」で応援よろしくお願いいたします!

住所

聖護院川原町 54
Kyoto-shi, Kyoto
606-8507

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