京都大原記念病院グループ

京都大原記念病院グループ リハビリテーションを中心に医療・介護の面展開による丁寧できめ細やかなサポートで安心を提供します。

京都大原記念病院グループは1981年大原に初の医療機関として「大原記念病院(当時)」が開設されたことから始まりました。以来、グループは「時代はどのように変化し、人は安心のために何を求めるのか」ということに向き合い続け、2021年7月に創立40周年を迎えました。

大津赤十字病院との症例報告会を開催しました。会は急性期の治療を担う同院と、その後の回復期リハビリテーションを担う京都大原記念病院グループが、共通する患者の症例を通してお互いに理解し信頼関係を深める狙いで開催するものです。同院とは今回が初めて...
13/11/2025

大津赤十字病院との症例報告会を開催しました。会は急性期の治療を担う同院と、その後の回復期リハビリテーションを担う京都大原記念病院グループが、共通する患者の症例を通してお互いに理解し信頼関係を深める狙いで開催するものです。同院とは今回が初めての開催となり、活発な議論が交わされました。

◆基調報告◆
「主婦生活を取り戻すために~大原のリハビリプログラムと環境を活かした事例~」
60代女性・左被殻出血

◆その他、2例の症例についても経過を報告し、今後の連携の在り方について議論を深めました◆

🛫GFR、海を越えてブータンへ。🛫京都大原記念病院で取り組む、農業をプログラムに取り入れた「グリーン・ファーム・リハビリテーション®(GFR)」の活動を、海を越えてブータンの皆さまにご紹介しました。 日本時間 11月12日(水)昼、ブータン...
13/11/2025

🛫GFR、海を越えてブータンへ。🛫

京都大原記念病院で取り組む、農業をプログラムに取り入れた「グリーン・ファーム・リハビリテーション®(GFR)」の活動を、海を越えてブータンの皆さまにご紹介しました。
 日本時間 11月12日(水)昼、ブータンのティンプーで「回復のための農業:脳卒中リハビリテーションにおける農業療法」と題されたシンポジウムが開催されました。ブータンの伝統的な農業文化を基盤として、低コストで持続可能かつ文化的に適切な治療法を確立し、農業慣行をリハビリに統合する可能性を探ろうと、ブータン脳卒中財団※1が、日本のNGO団体 一般社団法人Think Locally Act Globally (TLAG)と共催したものです。
同国の脳卒中患者、その家族、医療専門家、リハビリテーション専門家※2など45名以上が集う場で、京都大原記念病院のGFRをご紹介しました。参加者は一様に関心が高く、「医療者は科学に基づく専門家。農業活動に抵抗はなかったのか」「どのようにプログラムを実施する職員を教育しているのか」「安全・リスクにはどのように配慮しているのか」など想定時間を超える質疑が続き、基調報告を務めた辻山健太氏(医療連携室)、GFRの実運営を担う岡本彩香医師、吉原賢吾作業療法士らが一つひとつ回答しました。シンポジウムの様子は同国のメディアThe Bhutaneseでも紹介されました。
 京都大原の地で生まれた取り組みが、地域を超えて世界の医療、健康寿命の延伸に貢献し得る可能性を感じる機会となりました。GFRは現在、タキイ種苗株式会社による農業指導、東京科学大学、京都府立医科大学による研究指導を受け、心身機能改善やウェルビーイングへの寄与に向けたエビデンス構築の研究が進められています。何よりも患者様の「あなたらしく」のために、挑戦の軌跡を積み重ねて行きます。

※1 Bhutan Stroke Foundation
※2 資格制度の仕組みが異なるため理学療法士などの呼称は使用せず「リハビリテーション専門家」と記載します。

第35回京都理学療法学術大会で、京都大原記念病院の理学療法士3名が演題発表しました!今回の成果を、日々の臨床にも活かして参ります。■発表演題① 「慢性期脳卒中患者に対する反復性経頭蓋磁気刺激と集中的理学療法の併用にて歩行能力と運動に対するモ...
12/11/2025

第35回京都理学療法学術大会で、京都大原記念病院の理学療法士3名が演題発表しました!今回の成果を、日々の臨床にも活かして参ります。

■発表演題
① 「慢性期脳卒中患者に対する反復性経頭蓋磁気刺激と集中的理学療法の併用にて歩行能力と運動に対するモチベーションの向上を得られた症例」 難波利城(京都大原記念病院)
② 「注意機能障害を呈した小脳梗塞患者に対して視覚的フィードバックと体幹安定化訓練により杖歩行を獲得した症例」澤田晃太郎(京都大原記念病院)
③ 「痙縮に対する装具選定を行い、杖歩行が自立し自宅復帰できた 1 例 」筒井寿峰(京都大原記念病院)

「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう。」11月11日の介護の日に合わせて、グループの介護施設、高齢者住宅 6施設合同見学会を開催しました。お足元の悪いなか、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました✨https://www.i...
09/11/2025

「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう。」

11月11日の介護の日に合わせて、グループの介護施設、高齢者住宅 6施設合同見学会を開催しました。

お足元の悪いなか、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました✨

https://www.instagram.com/p/DQ1CgVDk_8i/?img_index=1&igsh=MWZ6Nnd5bW44b3psdA==

Instagram 通所アカウントの新メンバーもがんばって投稿しています😊
07/11/2025

Instagram 通所アカウントの新メンバーもがんばって投稿しています😊

京都大原記念病院グループは11月4日、グループ内の施設や病院で亡くなった方を慰霊する法要「陵風のつどい」を左京区大原の三千院で執り行いました。導師を小堀光實・同院門主に務めていただきました式場は平安時代末に造られた阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観...
05/11/2025

京都大原記念病院グループは11月4日、グループ内の施設や病院で亡くなった方を慰霊する法要「陵風のつどい」を左京区大原の三千院で執り行いました。導師を小堀光實・同院門主に務めていただきました
式場は平安時代末に造られた阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩)が安置された往生極楽院。法要では小堀導師と式衆(補助役)の僧3人が、読経に続き散華(さんげ)と呼ばれる紙片を撒きました。散華は直径約7㌢の色とりどりの円形の紙片で、その昔仏事の際に清めのため蓮の花を撒いた風習が、時代とともに花を象徴する紙片になったということです。
例年はこの日にグループ施設の一つ「ケアハウスやまびこ」内にある「やすらぎの碑」前にグループの幹部職員が集い献花などを行いますが、今年は諸般の事情で4人の僧のみで執り行いました。
法要には居合わせた観光客も列席。小堀門主は「皆さんにとっては名も知らない人ですが、その人たちのために手を合わせ焼香することで、その心は皆様自身のご先祖様にも通じます。良いことをされました」とねぎらっていました。

10月28日、三上幸夫先生(広島大学病院 リハビリテーション科 教授)をお招きし、職員研修会を開催しました。当日は「生活期リハビリテーションにおける訓練手法のコード開発」と題してご講演いただき、リハビリテーション医療に携わるスタッフを中心に...
05/11/2025

10月28日、三上幸夫先生(広島大学病院 リハビリテーション科 教授)をお招きし、職員研修会を開催しました。当日は「生活期リハビリテーションにおける訓練手法のコード開発」と題してご講演いただき、リハビリテーション医療に携わるスタッフを中心に学びを深めました。近年、生活期リハビリテーションでの評価・介入方法・アウトカムの標準化が必要となっている背景を理解し、今回の学びを実践に活かして参ります。

11月3日、京都大原記念病院グループが事務局を務める「第29回 脳外傷・高次脳機能障害リハビリテーション講習会」が開催されました✨当日の模様は後日、詳細をレポートします😊◆第一部 講演「高次脳機能障害のある人を地域で支える」講師:片岡 保憲...
04/11/2025

11月3日、京都大原記念病院グループが事務局を務める「第29回 脳外傷・高次脳機能障害リハビリテーション講習会」が開催されました✨当日の模様は後日、詳細をレポートします😊

◆第一部 講演
「高次脳機能障害のある人を地域で支える」
講師:片岡 保憲 先生(理学療法士/NPO法人日本高次脳機能障害友の会理事長)
〈座長〉
武澤信夫先生(御所南リハビリテーションクリニック 医師/京都実行委員会 委員長)

◆団体活動紹介
中丹高次脳機能障害と家族の会「さくら」
高次脳機能障害支援「里やま」
高次脳機能障害当事者会「アンサーズ」
高次脳機能障害サポート研究会

◆第二部 対談
〈対談者〉
出口 晋吾 さま(高次脳機能障害当事者会アンサーズ)
片岡 保憲 先生(NPO法人日本高次脳機能障害友の会理事長)
〈司会者〉
小泉英貴先生(京都府立心身障害者福祉センター附属リハビリテーション病院医師)
植田仁美さま(京都府立心身障害者福祉センター生活訓練事業所ひまわり課長)

Instagram 通所アカウントに、「博寿苑デイケア(通所リハビリテーション)」が参画✨ ますます、元気に発信していきます❗️
30/10/2025

Instagram 通所アカウントに、「博寿苑デイケア(通所リハビリテーション)」が参画✨
ますます、元気に発信していきます❗️

第9回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会に、京都大原記念病院グループのスタッフが参加。4演題発表したほか、児玉万実医師(御所南リハビリテーションクリニック院長)が教育講演の座長を務めました。学びを実践に活かして参ります!■発表演題① ...
28/10/2025

第9回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会に、京都大原記念病院グループのスタッフが参加。4演題発表したほか、児玉万実医師(御所南リハビリテーションクリニック院長)が教育講演の座長を務めました。学びを実践に活かして参ります!

■発表演題
① 加速度計を用いたグリーン・ファーム・リハビリテーション(GFR)効果の検証|増田剛(京都大原記念病院 作業療法士)
② 回復期脳卒中後片麻痺患者への反復性経頭蓋磁気刺激(rTMS)と神経筋電気刺激(NMES)の併用療法の臨床的効果|鬼塚沙織(御所南リハビリテーションクリニック 作業療法士)
③ パーキンソン病に対する運動観察療法への反復的経頭蓋磁気刺激の併用効果:歩行解析を含めた検討|大八木海晴(御所南リハビリテーションクリニック 理学療法士)
④ 回復期病棟におけるグリーン・ファーム・リハビリテーション(R)実施者のメンタルヘルスについて|吉原賢吾(京都大原記念病院 作業療法士)

■座長登壇
教育講演15 ボツリヌス療法~SMD(Spastic movement disorder)に対する治療戦略~
座長|児玉万実(御所南リハビリテーションクリニック 院長)
演者|川手信行先生(昭和大学医学部)

住所

京都府京都市左京区大原井出町 164
Kyoto-shi, Kyoto
601-1246

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時代の流れ ヒトの流れと向き合い続ける

京都大原記念病院グループの歴史は、1981年、大原に初の医療機関として「大原記念病院(当時)」が開設されたことから始まりました。以来、グループは「時代がどのように変化し、人は安心のために何を求めるのか」ということに向き合い続けています。創業者である 児玉博行 代表の思いとともに、グループの歩みの転換点を振り返ります。

第一章 リハビリテーション

開設当時の京都は明らかな医療の過剰提供状態にあり、社会的入院※が問題視されていました。患者様が安心して尊厳ある人生を送るため、自院が担うべき役割はなにか。そうした視点で着目したのが、脳卒中などの後遺症を抱える患者様に集中的な訓練を実施し、社会復帰をサポートする「リハビリテーション(以下、リハビリ)」です。社会的認知度は極めて低く、国家資格を有する理学療法士も稀有な時代でした。1984年に初めて一人の理学療法士を採用して以降、布石を打ちつづけ1992年には京都で民間初となる「リハビリ総合施設基準承認」、2000年には制度化と同時に京都府下初の「回復期リハビリ病棟導入」と歩みを進めました。

※社会的入院:入院治療が終わっても、家族・地域の福祉施設などの受け入れ先がないため入院を続けている状態。