10/12/2025
毎月第2土曜日恒例の星空観察会ですが、12月13日(土)は今シーズン最後の星空観察会になります。
当日の薄明終了(太陽光の影響が無くなり星が綺麗に見える時間)は18:14、月齢23の月はお昼に沈むので、晴れたら月明りのない満天の星に期待できます。
東から冬の星座が昇ってきましたが、この時期に天体望遠鏡で見るのは秋の星座「みずがめ座」の中にいる土星でしょう。
土星は天体望遠鏡で見ると環(わっか)が見えるため、星空観察会では一番人気の天体ですが、今は15年に一度の「わっかを真横から見る時期」になっているため、わっかが一直線でほぼ見えなくなっています。
わっかのない土星は面白くありませんが、よく写真で見る土星とは雰囲気が違い、稀に見る貴重な体験ができます。
また、ちょうど三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」の時期です。
眩しい月明りの影響がない中、14日(日)の深夜から15日(月)の未明にかけてが最も多く流れ星を見ることができそうですが、13日(土)の深夜から14日(日)の未明にかけてもかなりの確率で流れ星が見えそうです。
もしかしたら星空観察会の最中にも流れ星が見えるかも?天体望遠鏡で土星を見つつ、星空を見上げて流れ星を探しましょう!
夕方には天体望遠鏡を設置する予定です。
なお、天候不良で星が見えない場合は中止になります。