14/02/2017
腱引きとは?
◆かつて江戸時代、人々は怪我や身体の不調を感じると地元の武術家の元を訪れ、治療を受けておりました。
武術家は人体の急所への当身や、生理的反応を利用し、敵を制圧する術に優れていると同時に、人体への造詣が優れていたことにより、武術の技を応用して人体の治療を行っていたからです。
前者を「殺法」と言い、後者を「活法」と申します。
「腱引き」というのはこの「活法」の技法のことです。
わずかな時間で改善する優れた施術です。
◆腱引きの技が枯渇した理由は様々であると考えられますが、この施術方法は柔術の伝承と深く関わっていたと言われています。
どの流派かは明らかでありませんが(現在、柳生心眼流の流派ではないかと言われています)、鍛錬中の当身、関節技などで痛めた筋肉や腱(筋)を復帰するために考案とされています。
武者修行などで全国を行脚し、軒を借りたお礼に施術を行っていたと聞いています。
その結果、腱引きという言葉だけは、肩甲骨の裏側の腱を引く技として全国的に知れ渡っています。
明治以降、柔術の衰退と術者の定住によって、この技による施術を周辺住民に施していたのですが、完治率が高く、周りに患者を無くしてしまう現象となり、この技だけでの生活の継続が困難となり衰退してしまったと思われます。
また、レントゲンの発明によって骨格が視認できる西洋医学に取って代わられたことによっても、腱引きは衰退したのですが、現代の世に継承者がごくわずかながら存在しており、私自身もその腱引きの技術を継承しております。
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ぎっくり腰や四十肩でお悩みの方、ぜひ私におまかせください! 古武術伝来の技、腱引きで施術いたします! 腱引きは、ずれた腱を元の位置に戻すので、ぎっくり腰でも四十肩でも寝違えでも捻挫でも一発で対応が可能です。 夜間施術、出張施術対応中です。