ユサコ株式会社

ユサコ株式会社 ユサコは学術情報を通じ知的情報の創造、蓄積、共有のお手伝いをし、社?

02/12/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
好中球細胞外トラップとヒトLDLを用いた血管内皮細胞の刺激
昭和医科大学 小濵 孝士、他

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2632&dispmid=610

原題
Stimulation of Vascular Endothelial Cells Using Neutrophil Extracellular Traps in the Presence of Low-Density Lipoprotein

26/11/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
高齢期に不正確さが増すことも、バイアスが強まることもない:顔に基づく信頼性判断の正確性とバイアスの年齢関連差
東京大学 鈴木 敦命、他

著者からのひと言🗣️💭
本研究では、「高齢者は第一印象で人を信頼しすぎる」という通説とは異なる結果が得られました。私たちは、顔を見た時の第一印象で「この人は信頼できる(できない)」とつい判断してしまいます。こうした判断の正確さは概して低いものの、相対的には、高齢者の正確さは若年者よりも高いか、少なくとも同程度でした。また、高齢者が「信頼しやすい」というよりも、若年者が「信頼しにくい」バイアスをもつ傾向が一貫して見られました。こうした結果は、高齢者に関するステレオタイプを見直すきっかけになると考えられます。

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2630&dispmid=610&TabModule439=0

原題
Neither inaccurate nor biased in later life: Age-related differences in the accuracy and bias of facial trustworthiness judgment

18/11/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
反復した菊池藤本病後に急性心筋梗塞を発症した思春期男児例
岐阜市民病院 横山 能文、他

著者からのひと言🗣️💭
菊池藤本病は一般に自然軽快する疾患ですが、本症例のように再発を繰り返す場合には慢性的な炎症が生じ、まれに心血管系へ影響を与える可能性があります。本論文では、思春期に急性心筋梗塞を発症した極めて稀な症例を通じて、菊池藤本病と動脈硬化の関連性について考察しました。臨床現場での注意喚起となれば幸いです。

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2629&dispmid=610&TabModule439=0

原題
Acute myocardial infarction in an adolescent following recurrent Kikuchi–Fujimoto disease

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚甲状腺微小乳頭癌に対する積極的経過観察医療法人 神甲会 隈病院 伊藤 康弘、他著者からのひと言🗣️💭種々の画像検査の進歩と普及によって小さい甲状腺癌の発見が急増した。エコーガイド下細胞診にて3mmの乳頭癌で...
12/11/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
甲状腺微小乳頭癌に対する積極的経過観察
医療法人 神甲会 隈病院 伊藤 康弘、他

著者からのひと言🗣️💭
種々の画像検査の進歩と普及によって小さい甲状腺癌の発見が急増した。エコーガイド下細胞診にて3mmの乳頭癌でも診断できる。一方、剖検にて甲状腺には小さい癌が高頻度で報告されている。著者らは微小乳頭癌を診断手術することに疑問を抱き、1993年に積極的経過観察臨床研究を世界で始めて開始し、2年後に癌研病院でも開始した。32年を経て、2025年アメリカ甲状腺学会甲状腺癌取扱規約に積極的経過観察が採用された。日本発の患者さんの為になる情報である。

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2628&dispmid=610&TabModule439=0

原題
Active surveillance for small papillary thyroid carcinoma

多くの国で最近数十年間に小さい甲状腺癌が急速に増え大きい臨床課題となっている。世界に先立ち、1993年に隈病院で、1995年に癌研病院で甲状腺微小乳頭癌に対する積極的経過観察臨床研究が開始され、良好な結果が報告....

12/11/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
担子菌菌糸が媒介する細菌の移動と生存が木質リグニンの分解を促進する
宮崎大学 亀井 一郎、他

著者からのひと言🗣️💭
リグニンは木材の主要構成成分の一つで、その生分解は主に白色腐朽菌と呼ばれるきのこの仲間が担っています。一方で、きのこによって分解されている木材(腐朽材)の内部には多くの細菌類も共存していることが分かっていますが、その役割は不明で、本研究ではその一端を明らかにできました。白色腐朽菌と細菌との物理的・代謝的な相互作用を明らかにし、人為的に再構築できれば、木質バイオマスの有価物への変換(バイオリファイナリー)に応用できると考えています。

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2627&dispmid=610&TabModule439=0

原題
Fungus-mediated bacterial survival and migration enhance wood lignin degradation

11/11/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
セフィデロコルおよびアズトレオナムとセフタジジム・アビバクタムの併用に耐性を示すStenotrophomonas maltophilia TUM26315血流感染症株のドラフトゲノム塩基配列
虎の門病院 酒匂 崇史、他

著者からのひと言🗣️💭
TUM26315株はセフィデロコルの承認前に検出された菌株であるにもかかわらず、鉄トランスポーター遺伝子の変異を伴い、セフィデロコルに耐性となっていた。さらに、耐性機序は明確ではないもののアズトレオナムとセフタジジム・アビバクタムの併用にも耐性を示していたことは、治療薬の選択肢が乏しいという点で注目される。このような高度耐性を有する菌株の今後の疫学動向を注視する必要がある。

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2616&dispmid=610&TabModule439=0

原題
Draft genome sequence of Stenotrophomonas maltophilia strain TUM26315, a bloodstream isolate resistant to cefiderocol and to aztreonam combined with ceftazidime-avibactam

10/11/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
Fusobacterium nucleatum の外膜オートトランスポータータンパク質 Fap2 および CmpA はそれぞれ Aggregatibacter actinomycetemcomitans 血清型 b 型株および d 型株との共凝集を特異的に媒介する.
鹿児島大学 田中 友三佳、他

著者からのひと言🗣️💭
Fusobacterium nucleatum(Fn)は多様な表層タンパク質を有し,広範な細菌種と共凝集するユニークな細菌です.これまで,Fn と様々な口腔細菌の共凝集に関与する Fn の表層タンパク質が同定されてきましたが,それらが結合する相手側細菌の因子については多くが未同定のままです.本研究の結果は,Fn の表層タンパク質 Fap2 と CmpA が Aggregatibacter actinomycetemcomitans のLPS O-多糖領域を認識し結合することを示唆しています.口腔細菌同士がどのように相互作用し,デンタルバイオフィルムを形成していくのか——その仕組みに少し迫ることができたのではないかと考えています.

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2614&dispmid=610&TabModule439=0

原題
The outer membrane autotransporters Fap2 and CmpA facilitate specific coaggregation between Fusobacterium nucleatum and Aggregatibacter actinomycetemcomitans serotypes b and d.

07/11/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
GAPPSにおける胃癌発生に関わる遺伝子変異の解明
熊本大学 松本 千尋、他

著者からのひと言🗣️💭
GAPPSは、胃体部から穹窿部にかけて多数のポリープを形成し、胃腺癌を高率に発症する極めてまれな遺伝性疾患です。疾患概念の普及に伴い報告例は増加していますが、フォローアップや治療法の確立には今なお多くの課題が残されています。本研究では、ポリープから癌へ至る分子進展過程を包括的に解析し、新たな知見を得ることができました。本研究が、この疾患の啓蒙および治療法の発展の一助となれば幸いです。

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2613&dispmid=610&TabModule439=0

原題
Genomic and transcriptomic landscape of carcinogenesis in patients with gastric adenocarcinoma and proximal polyposis of the stomach (GAPPS)

06/11/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
放線菌アクチノプラネス・ミズーリエンシスの胞子嚢開裂において2つの多糖加水分解酵素が胞子嚢マトリクスを分解することで胞子を放出させる
東京大学 光山 京太、他

著者からのひと言🗣️💭
一部の放線菌は、バクテリアでは極めて珍しい多細胞の構造体である胞子嚢を形成します。我々が研究対象としている放線菌は、数百の胞子を内包する胞子嚢を形成し、胞子嚢開裂によって胞子を水中に放出します。胞子はべん毛を持ち、遊走子となって水中を高速で運動します。我々は、このような複雑な形態分化の分子機構に興味をもち、長年研究しています。本論文は一連の研究の1つであり、胞子嚢の構成成分と胞子嚢開裂の分子機構について新たな知見を与えるものです。

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2611&dispmid=610&TabModule439=0

原題
Two glycoside hydrolases decompose the sporangium matrix to release spores during sporangium dehiscence in Actinoplanes missouriensis

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚Homerがカルシウムイオンによって調節されるアクチン骨格を安定的に保ち、上皮細胞が力を感じ取る仕組みを制御する九州大学 松沢 健司、他アブストラクトはこちらからhttps://www.usaco.co.j...
30/10/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
Homerがカルシウムイオンによって調節されるアクチン骨格を安定的に保ち、上皮細胞が力を感じ取る仕組みを制御する
九州大学 松沢 健司、他

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2608&dispmid=610&TabModule439=0

原題
A steady-state pool of calcium-dependent actin is maintained by Homer and controls epithelial mechanosensation

私たちの体を構成する上皮細胞は、互いに引っ張り合う力のバランスをとることで、組織の形や安定性を保っています。本研究では、神経細胞のシナプス構成要素として知られるタンパク質 Homer が、上皮細胞にも発現して.....

27/10/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
シロイヌナズナにおいてNAD(P)(H)バランスを制御する葉緑体局在型NADP(H)ホスファターゼCCR4Cの同定
埼玉大学 明石 一樹、他

著者からのひと言🗣️💭
葉緑体補酵素のホスファターゼの正体を突き止めることは、長年の念願でした。本研究により、その実体がCCR4Cという新たな酵素であることを明らかにし、葉緑体の代謝バランス制御の理解が一歩進みました。今後、この知見が植物の環境応答や生産性向上の基盤研究へ発展し、持続的な農業や資源利用の一助となることを期待しています。

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2607&dispmid=610&TabModule439=0

原題
Identification of CCR4C as a chloroplast-localized NADP(H) phosphatase regulating NAD(P)(H) balance in Arabidopsis

21/10/2025

📚国内研究のアブストラクトを紹介📚
HCV NS3/4Aプロテアーゼは脂肪滴調節因子SPG20を切断し脂肪滴形成を促進する
神戸大学 松井 千絵子、他

著者からのひと言🗣️💭
HCV は肝細胞内に脂肪滴を貯留させ、HCV複製の場を効率よく形成する。このことから、HCV は感染早期に脂肪滴を積極的に肥大化させて、ウイルス増殖に有利な環境を構築していると推察された。今回我々が、HCV 感染による脂肪滴肥大化機構の一端を解明したことにより、HCV増殖阻害、病態改善へとつながることが期待される。また、HCV感染による脂肪滴肥大化、肝脂肪化や肝発癌の分子機序の解明と制御法開発への発展が期待できる。

アブストラクトはこちらから
https://www.usaco.co.jp/article/detail.html?itemid=2602&dispmid=610&TabModule439=0

原題
Hepatitis C virus NS3/4A protease cleaves SPG20, a key regulator of lipid droplet turnover, to promote lipid droplet formation

住所

東麻布2丁目17番12号
Minato-ku, Tokyo
106-0044

営業時間

月曜日 09:00 - 17:30
火曜日 09:00 - 17:30
水曜日 09:00 - 17:30
木曜日 09:00 - 17:30
金曜日 09:00 - 17:30

電話番号

03-3505-3256

ウェブサイト

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