黒川由紀子老年学研究所

黒川由紀子老年学研究所 Yukiko Kurokawa Institute of Gerontology

* 『ぼくたちはどう老いるか』高橋源一郎2025、朝日新書 著者・高橋源一郎さんは72歳(執筆当時)。鶴見俊輔『もうろく帖』、ハルノ宵子『隆明だもの』、有吉佐和子『恍惚の人』、耕治人「命の終三部作」、谷川俊太郎の詩、そして弟さんの死を手がか...
23/04/2026

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『ぼくたちはどう老いるか』
高橋源一郎
2025、朝日新書
 
著者・高橋源一郎さんは72歳(執筆当時)。
鶴見俊輔『もうろく帖』、ハルノ宵子『隆明だもの』、有吉佐和子『恍惚の人』、耕治人「命の終三部作」、谷川俊太郎の詩、そして弟さんの死を手がかりに、「老い」というテーマを見つめている。
 
「老い」とはどういうことか。
文学作品や身近な死をとおして、その考察は静かに続いていく。
老いの向こうには死がある。
けれど、それを恐れるのでも、美化するということでもない。
 
高橋さんはこう書く。
「ぼくは『老い』について考え、そして書きつづけている。『老い』のことを知りたいからだ。もちろん、それは自分のためでもある。でもそこでわかったことを、みんなに伝えたい。そのことで、みんなが善き『老い』を迎えることができればいいな、そう思って書き続けている」
 
そして、
「この本は『老い』に関する考察の始まりにすぎない」と。
 
「老い」の季節に入った方にも、
まだその手前にいる方にも、
静かに“考えるきっかけ”をくれる一冊。
 
(E)
 
#黒川由紀子老年学研究所 #本紹介 #ぼくたちはどう老いるか #高橋源一郎 #朝日新書

*「作ってみよう私の自分史年表」第7弾、第2回目が開催されました。本日は宿題であった、「私の自分史年表」を作成した感想のシェアからスタート。その後、 「誕生~人生前半」までの印象的だった世界や日本の出来事や、印象的な出来事について語り合いま...
20/04/2026

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「作ってみよう私の自分史年表」第7弾、第2回目が開催されました。

本日は宿題であった、「私の自分史年表」を作成した感想のシェアからスタート。
その後、 「誕生~人生前半」までの印象的だった世界や日本の出来事や、印象的な出来事について語り合いました。
同世代を生きた人と同じ場所で話すからこそ、引き出されていく記憶。
違う世代の参加者同士でも見つかる共通点。
その方ならではの体験談。
さまざまなお話に花が咲きました。

「こんなに丁寧に対話できるなんて今時ない」
そんなご感想もいただきながら、本日の会は終了。

次回に向けての宿題は「人生後半から現在までの自分史年表の作成」。
第3回ではどのようなお話を伺えるのか、今からとても楽しみです。
 
(YH)

#黒川由紀子老年学研究所  #自分史  #自分史年表  #老年臨床心理学  #振り返る

* 『人生、山あり”時々”谷あり』田部井淳子2025、潮出版社 女性として世界初のエベレスト登頂を達成した田部井さん。世界中から「登山家」として注目を浴びることになるが、ご自身は「登山愛好家」と言う。五つ星より満点星。どんなに注目されても、...
16/04/2026

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『人生、山あり”時々”谷あり』
田部井淳子
2025、潮出版社
 
女性として世界初のエベレスト登頂を達成した田部井さん。
世界中から「登山家」として注目を浴びることになるが、ご自身は「登山愛好家」と言う。

五つ星より満点星。

どんなに注目されても、病気の診断を受けても、自身の感覚がブレない田部井さんに励まされる。
 
(M)
 
#黒川由紀子老年学研究所 #本紹介 #人生山あり時々谷あり #田部井淳子 #潮出版社

* 『体の居場所をつくる』伊藤亜紗2025、朝日出版社 摂食障害、ナルコレプシー、コロナ後遺症。11人の人へのインタビューや往復書簡が元となっている。著者はその体験を聴き取り、自身の想像力・知力・身体感覚を駆使してつぶさに細やかに描く。体の...
13/04/2026

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『体の居場所をつくる』
伊藤亜紗
2025、朝日出版社
 
摂食障害、ナルコレプシー、コロナ後遺症。
11人の人へのインタビューや往復書簡が元となっている。
著者はその体験を聴き取り、自身の想像力・知力・身体感覚を駆使してつぶさに細やかに描く。
体の居場所をつくるための工夫に驚嘆する。
 
(K)
 
#黒川由紀子老年学研究所 #黒川由紀子  #本紹介 #伊藤亜紗 #体の居場所をつくる

*「作ってみよう私の自分史年表」第7弾、第一回目が開催されました。今回は、50代から80代の方々にご参加いただき、穏やかな雰囲気のなかで会がスタートしました。初回ということもあり、自己紹介、講座の目的や進め方、資料の説明などのオリエンテーシ...
09/04/2026

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「作ってみよう私の自分史年表」第7弾、第一回目が開催されました。
今回は、50代から80代の方々にご参加いただき、穏やかな雰囲気のなかで会がスタートしました。

初回ということもあり、自己紹介、講座の目的や進め方、資料の説明などのオリエンテーションを行いました。
ワークをいくつか行いましたが、その中のひとつとして、これまでの人生で影響を受けた人をひとり挙げていただくワークにも取り組みました。
両親、きょうだい、小学校時代の友人など、それぞれが思い浮かべた大切な人のこと、そこにまつわる思い出を語ってくださいました。

次回の宿題は、誕生から人生前半までの「私の自分史年表」を記入してくること。
少し大変ではありますが、振り返る時間そのものが楽しい作業でもあります。

これからの講座で、みなさまのお話を伺うのがとても楽しみです。
 
(E)

#黒川由紀子老年学研究所  #自分史  #自分史年表  #老年臨床心理学  #振り返る

*華の会第18弾の6回目が開催されました。華の会は毎回近況報告をお伺いするところから始まります。2週間の間に起きた環境の変化やお身体の変化など、また、お庭のお話が話題にあがることも。 今日のマインドフルネスでは「かけがえがないと感じる時の自...
06/04/2026

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華の会第18弾の6回目が開催されました。

華の会は毎回近況報告をお伺いするところから始まります。
2週間の間に起きた環境の変化やお身体の変化など、また、お庭のお話が話題にあがることも。
 
今日のマインドフルネスでは「かけがえがないと感じる時の自分」に注意をむけました。
皆さまはどのようなときにかけがえがないと感じるでしょうか。
思いもかけず、何かに誰かに深く感動するときでしょうか。
深底ありがたいとしみじみ感じるときでしょうか。
かけがえがないと感じるときのご自身の反応に気づきを向けてみてください。

今回の回想法のテーマは 「私が大切にしている物 今 昔」。
今日は「子供の頃」と「今」についてそれぞれお話しいただきました。

・お菓子を買った景品としてもらった撮影ができるカメラ。
・メンコとベーゴマ
・ボロボロになるまで使ったタオルケット
・物ではなく思い出を大切にしている
・自分の身体を大切にしたい

皆さまの様々な思いをお聞かせいただきました。
グループ回想法では他のご参加者のお話から想起され、お話の内容は多岐にわたり毎回盛り上がりをみせています。

今日はご参加者の方のお庭で咲いた色とりどりのチューリップを囲んで♪

(M)
 
#黒川由紀子老年学研究所  #老年臨床心理学  #マインドフルネス  #回想法  #大切

* 『あったらいいな、こんな車いす』斎藤多加子2020、汐文社 あったらいいと思われる車いすを粘土絵と共に提案。国内外の実例が豊富に紹介され、子どもも大人も読める絵本。バイク機能がついている車いす、階段を上ることができる車いす、山や川でも乗...
02/04/2026

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『あったらいいな、こんな車いす』
斎藤多加子
2020、汐文社
 
あったらいいと思われる車いすを粘土絵と共に提案。
国内外の実例が豊富に紹介され、子どもも大人も読める絵本。
バイク機能がついている車いす、階段を上ることができる車いす、山や川でも乗れる車いすもある。
 
(K)
 
#黒川由紀子老年学研究所  #本紹介 #あったらいいなこんな車いす #斎藤多加子 #汐文社

*有馬晋平さんは九州で木と日々向き合っておられる。その姿から「人間も自然の一部」とのメッセージを受けとる。歳を重ねた木は大部分の細胞が死んでいて、生きているのは表のほんの一部。人間も、無数の死者に支えられて生きている。そのことにもっと思いを...
30/03/2026

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有馬晋平さんは九州で木と日々向き合っておられる。

その姿から「人間も自然の一部」とのメッセージを受けとる。

歳を重ねた木は大部分の細胞が死んでいて、

生きているのは表のほんの一部。

人間も、無数の死者に支えられて生きている。

そのことにもっと思いを馳せたい。

(K)

#黒川由紀子老年学研究所 #老年臨床心理学 #有馬晋平 #スギコダマ #小西威史 (撮影)

*「循環」「再生」「無限大∞」を象徴する“8”を基盤に、国内外の持続可能な取り組みを発信するプラットフォーム「8 Hachi Media」。そちらのウェブサイトにて、「Mindfulness Practice」という連載を黒川が執筆させてい...
26/03/2026

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「循環」「再生」「無限大∞」を象徴する“8”を基盤に、国内外の持続可能な取り組みを発信するプラットフォーム「8 Hachi Media」。
そちらのウェブサイトにて、「Mindfulness Practice」という連載を黒川が執筆させていただいております。

なんと、今回が最終回となります。

最終回となる今月はマインドフルネスで「豊かなこころ」を。

黒川の「マインドフルになるおすすめのスポット」もご紹介しています。

https://8-media.jp/page/vdtT7yYA

是非のぞいてみてください。

ご縁をくださった8mediaの皆さま、毎回投稿をお読みくださっていた皆さま、ありがとうございました。

(M)

#黒川由紀子老年学研究所   #老年臨床心理学 #マインドフルネス

*華の会第18弾5回目が開催されました。 今日のマインドフルネスのテーマは「戸惑うと感じる時の自分」。日常の中でふと立ち止まり、「戸惑う」自分の内側に静かに目を向ける時間から始まりました。 回想法の今回のテーマは 「世代差について」。ワーク...
23/03/2026

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華の会第18弾5回目が開催されました。
 
今日のマインドフルネスのテーマは「戸惑うと感じる時の自分」。
日常の中でふと立ち止まり、「戸惑う」自分の内側に静かに目を向ける時間から始まりました。
 
回想法の今回のテーマは 「世代差について」。
ワークシート「わたしが“世代差”を感じたのは…」を記入しながら、それぞれがテーマについて考えます。
 
その後、世代差について感じていることについてお話していただきました。
• 体力差を感じるとき
• 言葉の変化
• 子どもの遊びが昔と変わっていること
• 若い人の効率の良さや、ものの整理の上手さ
• デジタル化によるスピード感の違い
日常の中で「変わってきた」と感じる瞬間が、それぞれの言葉で語られました。

一方で、「遊びの内容は変わっても、無邪気に笑って遊ぶ姿を見ると安心する」という声もあり、変化していくものの中に、変わらずに流れ続ける“人の本質”のようなものがあるのかもしれません。

そんなことを感じさせてくれる時間となりました。

(E)
 
#黒川由紀子老年学研究所  #老年臨床心理学  #マインドフルネス  #回想法  #世代差

*第4回みんなの老年心理学ゼミを開催しました。満田大先生をお招きし、「認知行動療法を認知症の家族介護者支援にいかす」というテーマでご講義いただきました。認知行動療法の基礎知識家族介護者への集団認知行動療法低強度認知行動療法高強度認知行動療法...
19/03/2026

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第4回みんなの老年心理学ゼミを開催しました。

満田大先生をお招きし、「認知行動療法を認知症の家族介護者支援にいかす」というテーマでご講義いただきました。

認知行動療法の基礎知識
家族介護者への集団認知行動療法
低強度認知行動療法
高強度認知行動療法
反すう焦点化認知行動療法
など

認知行動療法の基本から、導入の流れ、ケースの概念化の過程など多くのことを学ばせていただきました。

カウンセリングの構造や枠、その内側と外側についてどう考え、扱うのか。
クライエントに治療者はどのような立ち位置で伴走するのか。
講義や事例検討を通し考える会となりました。

満田先生、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

来年度もゼミを開催する予定でおりますので、ぜひご興味のおありの方はご参加をご検討ください。

(H)

#黒川由紀子老年学研究所   #認知行動療法 #反すう焦点化認知行動療法   #満田大 先生

*『 悼詞 』鶴見俊輔2008(徳間書店)ある日の研究所内で、気骨のある方として話題になった鶴見俊輔氏。お恥ずかしながら、私は何をなさった方なのか分からず。。。けれど、気骨のあると評される方についてムクムクと興味が沸き、この本を手に取った。...
12/03/2026

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『 悼詞 』
鶴見俊輔
2008(徳間書店)

ある日の研究所内で、気骨のある方として話題になった鶴見俊輔氏。
お恥ずかしながら、私は何をなさった方なのか分からず。。。
けれど、気骨のあると評される方についてムクムクと興味が沸き、この本を手に取った。

分厚い。字が小さい。勉強嫌いの私にはハードルが高い。
及び腰、ページの後ろからのアプローチを選び、「あとがき」を読んでみた。

かっこよかった。

この本に収められているのは、1951年から2008年まで、鶴見俊輔氏が寄稿した追悼文。
知らない人の方が圧倒的に多かったが、読むのが楽しかった。
鶴見氏の故人への言葉があまりに素敵だった。

例えば、岡本太郎氏への追悼文はこう始まる。
“人間は自由に、自分の感じることを表現するのが、まともに生きるということだ。この同じことをめげずに五十年あまり言いつづけ、しかもいつも元気にめげずに言いつづけた快男児が岡本太郎だ。”

たくさんの愛情と敬意。大事な人との別れからくる想い。
あとがきに刻まれた生きる人としての覚悟。
出会ってよかったと、もうちょっと早く知っておくべき方だったと思わされる、そんなご本でした。

(YH)

#黒川由紀子老年学研究所 #本紹介 #悼詞 #鶴見俊輔

住所

元赤坂1-5-8 7階
Minato-ku, Tokyo
107-0051

営業時間

月曜日 09:00 - 16:30
火曜日 09:00 - 16:00
木曜日 09:00 - 16:30

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