13/11/2025
11月に入って最低気温がぐっと低くなり、急いで厚手の上着を出した方もいたのではないでしょうか。
朝晩が冷え込むようになってきましたね。
今年は夏がとても暑かったせいか、涼しくなり出したタイミングで体調を崩した人が 多い印象です。
季節の変わり目は体調不良に悩む人が増えますが、日中の寒暖差も原因のひとつです。
寒暖差が激しい時期には7℃以上の気温差によって自律神経が乱れ、心身に疲労感が生じる「寒暖差疲労」が起きやすくなります。
◎寒暖差疲労になりやすい方
・暑さや寒さが人よりも苦手に感じる
・冷暖房のエアコンが苦手(体調が悪くなりやすい)
・顔や全身がほてりやすい
・周りの人と比べ、自分だけが寒かったり暑かったりすることが多い
・季節の変わり目に体調を崩しやすい
・熱中症になったことがある、または熱中症になりかけたことがある
・冷え性がある
寒暖差疲労の症状は人によって様々で、頭痛や肩こり、めまい、立ちくらみ、全身倦怠感(だるさ)、関節痛、喘息、下痢、胃腸障害、気分の落ち込みや不眠など。以前に取り上げた「気象病」のひとつとされています。
寒暖差によって自律神経がうまくコントロールできなくなることで心身の不調を引き起こすため、自律神経を整える工夫が必要です。
対策として、最も大事なことは体を冷やさないようにすることです。
重ね着をしたり、お風呂にゆっくり浸かったり、食事で体を温めたり、ストレッチや適度な運動で規則正しい生活を心がけることが有効です。