27/03/2022
《Keep on prevention》
サクラやレンギョウが咲き始めました。
どちらも漢方で皮膚化膿症を解毒発散させるのに用いられます。
サクラ(桜皮)は樹皮を、レンギョウ(連翹)は実を用います。
サクラとレンギョウの花が終わって初夏を迎えるとマオウ(麻黄)やボウフウ(防風)の花が咲き始めます。これらも感染症の病邪を発散させる目的で漢方薬に配合されます。
この2年余りの経験で、春から夏、高温多湿下でも感染症は流行することを再認識しました。
花を見ながらそんなこんなを思い出します。