13/11/2025
「ダックス=椎間板ヘルニアとは限らない?」
先にお知らせですが、明日11/14は院長不在になりますので、ご迷惑をお掛けしますが院長診察希望の方は別日でのご来院をお願いいたします。
この一か月、椎間板ヘルニアを疑う症状の子が多く来院しております。毎年寒いこの時期は多いですが、今年は特に多いです。
画像のダックス君も先日椎間板ヘルニアの手術を行い、今日軽いリハビリしてから退院となりました。(リハビリ用のバランスパッドが映ってますが)
別のダックスの子は、椎間板ヘルニアとの事でセカンドオピニオンで来院され、検査の結果、椎間板ヘルニアにはではなく別の脊髄の病気でした。
このように、ミニチュアダックス=椎間板ヘルニアとは限らないのです。これは他の犬種の子でもそうですが。
椎間板ヘルニアではなかった飼い主さんは当初MRIではなくCTでの検査を希望されましたが、結果的にCTではわからなかったかもしれない椎間板ヘルニア以外の病気をみつけることができ、やって良かったとのことでした。
「ほとんどはこの病気のことが多いけど、それ以外の病気の可能性もある」という意思が大事で、決めつけは万が一を見逃してしまう可能性があります。病気以外にもこういう思考は日常生活にも役立つと思いますので、この機会に飼い主さん方にも共有したいと思い、書いてみました。
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