独立行政法人 国立病院機構 北陸病院

独立行政法人 国立病院機構 北陸病院 認知症、精神疾患、神経難病(パーキンソン病、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、遺伝性神経疾患など)、重症心身障がい、睡眠障害などを中心に診療を行っています。 医師募集、看護師募集、理学療法士募集、作業療法士募集、言語療法士募集、看護助手募集、心理士募集、臨床研究、治験

24/10/2025

今週の木曜、金曜日午後に当院の文化祭が開催されています。患者さんの作品展示とともに、生演奏の鑑賞があり、皆さんくつろいでおられました。なんとメディカルオーケストラの演奏も例年以上で素晴らしかったです。ありがとうございました。

富山認知症連携フォーラムを10月18日の午後開催しました。富山市民病院の精神科と認知症疾患医療センターのある当院での認知症診療における課題などメディカルスタッフと議論があり、有意義でした。認知症疾患センターや認知症初期集中支援のあり方や担当...
18/10/2025

富山認知症連携フォーラムを10月18日の午後開催しました。富山市民病院の精神科と認知症疾患医療センターのある当院での認知症診療における課題などメディカルスタッフと議論があり、有意義でした。認知症疾患センターや認知症初期集中支援のあり方や担当症例数、質の地域差・課題など興味深く勉強になりました。

J Neurochemに、認知機能が健全な高齢者において、アルツハイマー病の特徴とされるβ-アミロイド蓄積が低濃度の場合、神経毒性を示すどころか保護的な役割を果たす可能性があることが報告され、研究者は、将来より大規模集団を対象とした研究が必...
25/09/2025

J Neurochemに、認知機能が健全な高齢者において、アルツハイマー病の特徴とされるβ-アミロイド蓄積が低濃度の場合、神経毒性を示すどころか保護的な役割を果たす可能性があることが報告され、研究者は、将来より大規模集団を対象とした研究が必要だと指摘しています。

9月1日から当院で認知症ケア研修が行われ本日最終日でした。皆さん終了後も歓談され好評裏に終了いたしました。患者さんのご家族のボランティアワークで、作成していただいた想いがこもった三鈷の松のお守りを記念品としてお持ち帰りいただきました。
04/09/2025

9月1日から当院で認知症ケア研修が行われ本日最終日でした。皆さん終了後も歓談され好評裏に終了いたしました。患者さんのご家族のボランティアワークで、作成していただいた想いがこもった三鈷の松のお守りを記念品としてお持ち帰りいただきました。

先週の抄読会で、シカゴのRush大学からの論文がありました。高齢者では、アミロイドβ以外に、タウオパチーやTDP43、血管障害の合併が多く、抗アミロイドβ抗体薬の適応となる高齢者では、合併病理の認知機能への影響がより強くて、抗アミロイドβ抗...
31/08/2025

先週の抄読会で、シカゴのRush大学からの論文がありました。高齢者では、アミロイドβ以外に、タウオパチーやTDP43、血管障害の合併が多く、抗アミロイドβ抗体薬の適応となる高齢者では、合併病理の認知機能への影響がより強くて、抗アミロイドβ抗体薬の効果があまり期待できない可能性について論じられました。
80歳、85歳以上では、費用対効果、適応をよく検討する必要がありそうです。

Background and ObjectivesDespite the capability of anti-amyloid monoclonal antibodies to lower β-amyloid (Aβ) brain levels, there is thus far limited clinical efficacy on cognitive outcomes. Among individuals with mild cognitive impairment (MCI) or mild-...

28/08/2025

欧州のドイツとオーストリアで、抗アミロイドβ抗体薬が条件付き承認されたようです。フランスは、まだのようです。日本では、費用対効果がよくないと指摘されており、早速ChatGPT5に、聞いて見ました。

ざっくり結論だけ先に:
欧州では承認・償還が進みつつありますが対象はApoE ε4非保有/ヘテロのみなど条件が厳しく、国ごとに運用が分かれています。費用対効果は現行価格のままでは厳しいという評価が優勢で、財政影響も小さくありません。フランスはまだ全国償還に至っておらず、まずは早期アクセス(AAP)や限定施設での管理が現実的な落とし所、という流れです。

いま何が起きている?
承認・対象:欧州ではレカネマブ(Leqembi)が承認済みで、ApoE ε4のホモ接合は除外(非保有/ヘテロのみ)という条件付き。ドナネマブ(Kisunla)も2025年7月にCHMPが同様のApoE条件付きで承認勧告(最終のEC決定を待つ)という段階です。いずれもMRI監視や遺伝子検査が前提。

各国の償還・導入:ドイツとオーストリアは2025年8–9月に上市。ドイツはAMNOG制度で発売初年は償還対象→その後価格交渉という通常の流れ。オランダは**高額薬の“スルイス(封じ込め)”**で、追加評価・交渉を経て可否判断。英国のNICEは当面「費用対効果×」でNHS不採用の草案。フランスはAap(早期アクセス)可否の審査が話題になっており、全国償還は未決です。

費用対効果は?
スウェーデンのモデル分析:レカネマブは米国価格水準では費用対効果が成立しにくい。医療の支払い意思額(例:100万SEK/QALY)を満たす薬価の目安は年3.3万SEK(約€2,900)程度という推計。現在の米国公表価格帯では大幅なディスカウントが必要、という結論です。

英国NICEの評価:レカネマブ/ドナネマブとも臨床便益が小さくコストが高いとして不採用(ドラフト)。加えて点滴投与・MRI・診断体制など周辺コストも大きいと試算。

国家財政インパクト
対象者規模:北欧の人口ベース研究では、70歳層で適格者は約6.2%という推計。欧州全体では数百万人規模が理論上の上限になる可能性。ただしEUラベルのApoE ε4制限やMRI体制等を考えると実際の適用はさらに絞られる見込みです。

年間予算感:英国ではNHSが年5億〜10億ポンドの財政影響を見込む内部資料が報じられています(薬価・運用体制に依存)。欧州全体でも、米国価格並みで広範に導入すると巨額になる可能性が指摘されています(モデリング研究)。

まとめ(臨床・運用の実感値)

ApoE ε4条件は安全性(ARIAリスク)と費用対効果の両面で対象者を狭める設計。そのぶん「財政の暴走」を抑えやすい一方、**運用の手間(遺伝子検査・MRIモニタ)**が増えます。

フランスは現時点で全国償還は未決。仮にAAPが通っても、専門センター限定+登録制などの段階的導入が先行し、最終的な償還・価格はHAS/CEPSの判断次第、というのが現実路線です。

結論:欧州一部での「ApoE条件付き保険収載」は事実ですが、高薬価/周辺コストの大きさに対して便益は中等度という評価が主流。値引き(交渉価格)と厳格な適正使用をセットにしないと、費用対効果・財政の両面で“厳しい”というのが実情です。

という事で、顔のシミ取りは、自費なのであまり問題になりませんが、脳の老人斑は、より効果が期待される対象者を絞らないと、シミを見つけてイケイケドンドンでは、よろしくないようでございます。

22/07/2025

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Nanto-shi, Toyama
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