身心臨床 ならまち月燈 女性のケアとセラピー

身心臨床 ならまち月燈 女性のケアとセラピー 女性鍼灸師による女性のための鍼灸指圧院です。近鉄奈良駅から徒歩7分、猿沢池の近くの町家の温かく柔らかな光の満ちた空間で、こころとからだをゆっくりとゆるめましょう。

ならまち月燈は東洋医学の女性臨床家による
指圧・鍼灸・マッサージ院です。
女性専門の身心両面にわたる不調をご相談いただきセラピーを受ける場であるとともに
家族や職場でケアをする側に立つことが多い女性がケアされるための場です。
近鉄奈良駅から徒歩7分の古民家で4人の女性指圧師、女性鍼灸師が曜日ごとに施術を担当していますが、ここでは代表としてどのような考えのもとで
「ならまち月燈」を運営しているかを発信いたします。
女性がもっと楽に愉快に笑って元気に人生を歩めるよう
伴走者として精進し続けます。

23/10/2025

日本初の女性総理が、関節リウマチで闘病生活をお送りだったことに驚きと熱い感動を覚えます。

私自身、関節リウマチで30代から20年近い闘病生活を送り、寛解、今は関節を酷使する指圧師となって、元気に幸せに働いていますが、闘病中においては、激しい痛みと倦怠感で起き上がることもできないような日々を経験しているからです。

あまりに元気になっていて、関節リウマチのことを忘れるほどですが、元気になってから過去の自分をふりかえった時に、こんな場所があれば、もっと早くに元気になれたんじゃないかと思うので、関節リウマチでお悩みの方にもう少し丁寧な発信をしていこうと思いました。

関節リウマチに東洋医学ができること。
とくに、指圧ができることをお伝えしたいと思います。

【気休め】のすすめ東洋医学とは、【氣】【血】【水】の三要素が全身を滞りなく巡っているのを善とする健康観です対して西洋医学では、なにかの不調、たとえば頭痛が起きたときに、痛みという信号、身体からのメッセージを薬でブロックする…ということが、治...
16/09/2025

【気休め】のすすめ

東洋医学とは、【氣】【血】【水】の三要素が全身を滞りなく巡っているのを善とする健康観です

対して西洋医学では、なにかの不調、たとえば頭痛が起きたときに、痛みという信号、身体からのメッセージを薬でブロックする…ということが、治療のひとつなのだと思います

【ならまち月燈】に初めてご来院いただく方に問診をすると鎮痛薬が手放せなくなっている方が多いです

頭痛に限らず、月経痛、腹痛、肋間神経痛、関節痛…数限りなく痛みの種類はあって、学校や職場には行かなければならないから、ひと月にひと箱までと決めて服用しています・・などと仰る方もいらっしゃいます

真面目で健気で一生懸命で、どれだけおつらいかが伝わってきます

そして、一様に薬は止めたい、薬に頼りたくないと仰います

根本的な解決になっていないことは、皆さんよくお分かりなのだと思います

でも歯を食いしばって、薬をやめようとする・・ということもまたお辛いことだと思います

とにかく緊張状態にある神経を休めてあげる

それは、くたくたになった脳の興奮した回路を鎮静化するのには最短距離にある方法ですから、決して罪悪感をもたないでください

ただ、興奮した神経を鎮静する・・ということは、東洋医学でいう【気を休める】に通じるものがあります

指圧やマッサージは気休めに過ぎない・・などという表現を見ることがあります

たぶん、文脈をたどればたいしたことがない、一時しのぎにすぎない・・といわれてるんだと思うんですが、それはあまりに【氣が休まる】ことを軽視しすぎです

患者さんに、「気のせいかもしれないけどむっちゃ楽になりました!!!」と言われることもよくあります

【氣のせい】【氣休め】これって、とても大切なことなんです

【氣が休まらない】と、人は休養することができません
安眠することもできません
安心して、脱力してはじめて自己治癒力や自己修復力は働くことができます

人だけではなく、我が家の犬をみていても、なにか物音、空腹、排泄がうまくできていないときなど、氣が休まっていないと、夜間の徘徊があったり、落ち着きがなくなります

動物として、氣が休まっていることはなによりも大切なのです

安心、安全だと思える場所で、【氣を許せる】施術者にお身体をまかせること

ひとつひとつ見れば、そこにはたくさんのハードルがあります

【指圧】や【鍼灸】を施術するまずその前に、動物どうしの勘のようなものでこの人は大丈夫という感じ、信頼をしてお身体をまかせていただくに足る人間になりたい。

【氣が休まり】、【氣を補う】、そして施術後にはしっかり【氣が巡る】状態になって元気にお帰りいただくことを、いつも祈りながら施術をしています

東洋医学の力、華やかさはないですが、なかなか地味に効きます

ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジの代表のありさんの取材記事です。私自身の人生においても、これからのキャリアを考えるうえでも、ウェルビーイングコーチングとの出会いは本当に大きなものでした。私にとって、【なにを学ぶか?】よりも、【誰か...
09/09/2025

ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジの代表のありさんの取材記事です。

私自身の人生においても、これからのキャリアを考えるうえでも、ウェルビーイングコーチングとの出会いは本当に大きなものでした。

私にとって、【なにを学ぶか?】よりも、【誰から学ぶか?】の方が大切でした。

コーチングを学びたいと思って、検索していたわけではなくて、魅力的な女性を雑誌の記事で知り、その方がウェルビーイングコーチングという手法をスクールを立ち上げて教えていると知った時、その方に会いたい一心で説明会に参加しました。

それが2年前、ありさんとの出会いですが、そのとき自分が期待していた何万倍もの学びと果実を今受け取っています。

素敵な人との出会いは、なによりも人生を豊かにしてくれます。

ウェルビーイングコーチングに出会えて幸せです。

「幸せ」を求めて結婚したはずだった。だがある日、「心に積もったものがバーンと爆発」し、幼い娘を抱えて家を飛び出した。厳しい家庭で親の顔色をうかがいながら育ち、…

ならまち月燈が【女性のケア】を大切にする理由8月の最終週。まだまだ暑い日は続いていますが、つい最近までみんみん蝉や、あぶら蝉の大合唱だったのが、つくつくぼうしに置き換わってきて、夜になると秋の虫の声が聴こえてくるようになりました。猛暑とエア...
25/08/2025

ならまち月燈が【女性のケア】を大切にする理由

8月の最終週。

まだまだ暑い日は続いていますが、つい最近までみんみん蝉や、あぶら蝉の大合唱だったのが、つくつくぼうしに置き換わってきて、夜になると秋の虫の声が聴こえてくるようになりました。

猛暑とエアコンが効いた室内との往復で、ただでさえ自律神経がヘトヘトな女性がた、無事に健やかに秋を迎えるご準備はできているでしょうか?

私はお盆休みのあと、発熱して寝こんでおりました。

もともと自己免疫疾患体質というのか、無理をしては寝こむ・・というのは、定例のことです。

思い当たることは、お盆休みで、普段は別に暮らしている息子家族や夫の妹家族が帰ってきていたことです。

息子には1歳と3歳の孫がいて可愛い盛りです。

夫の実家のすぐ近くに自宅がありまして、息子家族は自宅に、夫の妹家族は実家に滞在していました。

私は長男の嫁として、家事を一手に引き受けて働いた…というわけでは全くありません。

ほとんど、外で買ってきたものを食べたり、外食したりで、洗濯や掃除もいつも通りだったのです。

再婚である私を気遣って…ということもあり、もともととても温かい家族であるということもあり、その時は自分自身でも噓偽りなくとても愉しんでいたのです。

でも皆が帰った後に、ドッと疲れが出たのを自分でも隠しようもなく自覚しました。

もともと、自分が一人っ子で育ったこともあるだろうし、永らくシングルマザーで、息子と二人暮らしだったということもあると思いますが、自分の時間は自分が主体的に決め、自分のために使っていました。
今回は自分のペースでいられないことがしんどかったのだと思います。

誰に命じられたわけでもなく、勝手に嫁として、妻として母として、頑張り過ぎて、勝手に疲れているわけです。

元々が役割期待を過剰に果たそうと演じるタイプです。
みんなにいい顔をしたい。

普段は夫と犬と静かに暮らしています。

自分が寝たい時間に寝て、起きたい時間に起きます。
読みたい時に本を読み、在宅でできる仕事は自分の好きな時間に好きなだけします。

そういうペースが一時的にでも狂うと、なにかこころとからだのバランスが崩れるのでしょう。

氣が消耗して、減っているのを如実に感じました。

それでなくても、自分の老親の介護度が上がるにつれ、病院通いやケアマネさんとのやりとり、買い物などで、自分の時間は減っています。

そしてどんなに頑張ったところで、そこでは誰も評価してくれません。

子が親をみることは当たり前…という価値観から、私も親も自由ではありません。

「ならまち月燈」にいらして下さる女性のお話をお伺いしていても、家庭の中でケアを担っている方はとても多いです。

子育て、介護はいうに及ばず、夫の機嫌をとる・・というようなことももちろんケアです。

職業上でもケアワーカー、対人支援職である方がとても多い。

そんな女性は、ご自分を満たすケアをどこかで受けることができているのでしょうか?

東洋医学には、補瀉という概念があります。

身体には、氣・血・水が循環していて、多すぎても少なすぎてもよくないので、足りないものは補い、多すぎるものは瀉する必要があります(瀉は排出、解毒というような意味です)

そして、常に中庸を目指す動的平衡の状態が理想とされます。

自分に使うべき氣を、誰かにあげてしまうと氣虚となります。

本来、元気な状態であれば、いくらでも氣は湧いてくるのですが、いったん氣虚となると、なかなか自分では補いがつきません。

そういうときに、東洋医学では鍼やお灸、漢方、指圧といった方法を用いて、氣を補うのです。

セルフケアという言葉がありますが、セルフケアでできることとできないことがあります。

専門の臨床家によるケアは、足りない氣をしっかりと補ってくれます。

私の場合は、指圧によるケアが一番、氣を補ってくれると感じています。

温かい言葉をかけてもらうこと。
名もなき貢献を、ちゃんと承認してねぎらってもらうこと。
安心して、こころとからだを開ける場であること。

そのうえに、温かい優しい、いたわりに満ちた手をあててもらうだけで、じわ~っと人の情が沁みわたり、ささくれだったこころを潤してくれるのです。

鍼灸や指圧は、こころとからだの【セラピー】ですが、
まずはこころとからだを【ケア】することが大切だと考えています。

ならまち月燈は、『身心臨床』ということばを掲げていますこころとからだは一体のものであるという概念は「身心一如」ということばに代表される東洋思想、東洋哲学ですこころとからだ・・というと、こころが先になりますが、身もこころも・・というとからだが...
14/08/2025

ならまち月燈は、『身心臨床』ということばを掲げています

こころとからだは一体のものであるという概念は「身心一如」ということばに代表される東洋思想、東洋哲学です

こころとからだ・・というと、こころが先になりますが、身もこころも・・というとからだが先

身は単なる体(body)ではなく、魂や心と分かちがたい器、容れものを示す語です

からだ…に漢字をあてるとき、【体】ではなく、【身体】という字をあてることが多いのは、そういう哲学を含んでのことだと思います

みもこころもからだも循環しているものなので、なにが先でもかまわないのですが、指圧や鍼灸は身体療法であるので、身からアプロ―チすることを表現しています

こころにアプローチする臨床は心理臨床というでしょう?

わたしたちは身も心もに寄り添いたいから身心臨床を掲げています

そういうことを考えるそもそもの源を思い出すと、高校の図書館にあった、池見酉次郎著の「心療内科」でした。

第一志望の高校受験に失敗して、不本意にすすんだ神戸のカソリック系の女子校。

自意識過剰で田舎者の私には、なにもかも合わず、友達もできず、できた友達にも嫌われて、学校が嫌いで嫌いで、教室に入れませんでした

退学する元気もなく、卒業するギリギリの出席日数のため、図書館とカウンセリングルームだけを居場所にして通学していました

登校しようとすると胃が痛くて痛くて血を吐いて、病院に行くと十二指腸潰瘍と診断されました

17歳にしてこの世の終わりみたいな気分でいた私のいのちの糸はスクールカウンセラーの先生と図書室でした

『心療内科』

こういう場所がわたしには必要と直感していました

それがわたしの『こころとからだをつなぐこと』への最初の一歩です

随分遠回りしたけれど、40年目にして、またここに還ってきた・・という氣が、最近しきりにしています

住所

奈良県
Nara-shi, Nara
6308373

営業時間

月曜日 13:00 - 20:30
火曜日 13:00 - 20:30
水曜日 10:00 - 20:30
木曜日 10:00 - 20:30
金曜日 10:00 - 20:30
土曜日 10:00 - 20:30
日曜日 13:00 - 20:30

電話番号

+81742817713

ウェブサイト

https://note.com/youjyousya

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