04/12/2025
【冬期の早寝早起きはNGですよ!】
「早寝、早起き」は、健康のために大切であることは、生物化学的にも根拠があり、一般的によく知られています。
人間は、昼には昼に働く身体の仕組みがあり、夜には夜に働く身体の仕組みがあります。血圧や体温の変化、ホルモン分泌のタイミングなど、身体の全てのリズムが、それに基づいてプログラミングされているためです。
しかし、12月の冬の時期には、「早寝、早起き」が健康の基本というわけではありません。
本来は、四季の移り変わりや自然のサイクル、太陽の日照時間に応じて、睡眠時間の健康法は変化します。
中国医学の古い医学書の養生法の中に、12月は「早寝、遅起き」が大切と書かれています。冬は日照時間が短くなるため、「早寝、遅起き」を心がけ、睡眠時間を長くとることが大切なのです。
朝早く健康のためウォーキングなどされている方も、1時間ほど遅いスタートに変更されてはいかがでしょうか?
『12月の養生法』
中国医学では、12月は「腎」を養う季節です。「腎」を養う食材であるミネラル豊富な海藻、貝類、クルミ、黒豆、黒胡麻、クコの実、ナツメなどを積極的に摂取し、日々の生活では、寒さを避け、血行を促進するため、温かいお風呂に浸かったり、日光浴をしたりすることが大切です。
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