特定非営利活動法人 山の薬剤師たち

特定非営利活動法人 山の薬剤師たち 薬剤師が山間へき地における地域医療に貢献しその活動を継続するための?

12/11/2025
【こやだいら薬局】【こやだいら薬局板野店】【障害児通所支援センターたなごころ吉野】【障害者就労継続支援B型たなごころ上板】【障害者グループホームたなごころ吉野】令和7年11月12日11月11日は障害部門3事業所合同で,職員を対象とした感染症...
12/11/2025

【こやだいら薬局】【こやだいら薬局板野店】【障害児通所支援センターたなごころ吉野】【障害者就労継続支援B型たなごころ上板】【障害者グループホームたなごころ吉野】
令和7年11月12日
11月11日は障害部門3事業所合同で,職員を対象とした感染症対策研修会および自然災害研修会を行いました。
感染症対策研修会の講師は,こやだいら薬局板野店 佐古薬剤師が行い,インフルエンザやコロナウイルスについての流行,予防法,ワクチン接種および治療薬のについて話をしました。一般的な内容だけではなく,負担金額など現実的な話を交え興味深い内容でした。また自然災害研修会の講師は,こやだいら薬局 大林が行い,これまでの大地震の紹介,震度とマグニチュードの違い,自身の種類,南海トラフ巨大地震発生時の震度予想,活断層の分布の紹介や地震の備えなどの話を行いました。

感染症については,インフルエンザが流行期に差し掛かっている事やコロナウイルスの変異株の特徴など皆さん真剣に話を聞いていました。ワクチンや治療薬の金額についてはコロナウイルスの負担金はとても高額である事をご理解いただきました。世間一般的にはマスクの着用は個人の主体的な判断を尊重し,個人の判断に委ねられるようになり着用されていない方が多いですが,障害者の事業所としては障害者へ感染させないようにこれからもマスクを着用しましょう!と働きかけました。

自然災害については,南海トラフ巨大地震発生時は阿波市付近は震度6弱~6強が予想されており,また活断層が阿讃山脈南側を走っており直下型地震にも注意が必要である話をしました。
こまかな内容としては消火器の使い方や消火方法,吉野川が氾濫時の防災マップを見ながら避難ルートの確認など実地に近い内容を話し合いました。

座学ですが,より具体的な内容とすることで日々の活動や予行演習に繋がればと思います。

【こやだいら薬局】令和7年10月6日昨日は川井地区の秋の道づくりが行われ,法人より4名参加させていただきました。気温は下がり丁度小雨が降っており作業中に大汗を掻くことは少く,暑さで体力を奪われることが無く良かったです。状況として,昨年同様に...
06/10/2025

【こやだいら薬局】
令和7年10月6日
昨日は川井地区の秋の道づくりが行われ,法人より4名参加させていただきました。
気温は下がり丁度小雨が降っており作業中に大汗を掻くことは少く,暑さで体力を奪われることが無く良かったです。
状況として,昨年同様に事前に行う個所は限られています。 刈り払い機やブロアーなど機械を使っての作業が多く,移動には機会が重いので苦労します。 住民の参加者は減る一方で7人でした。休憩中には木屋平を出て行ったりお亡くなりになられた方の話題が出て懐かしかったです。
人口は減る一方,出来る人が出来る事をそれなりに行っていくしかなさそうですね。
澄み切った穴吹川をふと見降ろすと心が洗われました。

【こやだいら薬局】令和7年9月27日9/1~9/26まで吉野川医療センターより研修医の久米航輝先生が木屋平診療所にて研修が行われました。久米先生は高校時代に登山部だったようで,剣山は何度も来られインターハイに出場もされたようです。道中,懐か...
27/09/2025

【こやだいら薬局】
令和7年9月27日
9/1~9/26まで吉野川医療センターより研修医の久米航輝先生が木屋平診療所にて研修が行われました。久米先生は高校時代に登山部だったようで,剣山は何度も来られインターハイに出場もされたようです。道中,懐かしい!と喜ばれていました。
こやだいら薬局は研修の場を提供し,午後に在宅患者さんの訪問,サロン活動への参加を行いました。また,法人の活動を見ていただくため,こやだいら/なると複合施設たなごころ,障害児通所支援センターたなごころ吉野,障がい者グループホームたなごころ吉野,障害者就労継続支援B型たなごころ上板,こやだいら薬局板野店や自立援助ホームたなごころを見学していただき医療のみならず高齢福祉,自立援助ホームたなごころでは自宅で生活ができない子供の現状や課題をお伝えしました。
今年度も法人施設にて職員を対象とした講演会を行っていただきました。
さて,木屋平の在宅患者さんではこれまで昨年吉野川医療センターの研修医の先生方の介入された内容を考察され引き続き新たな介入がなされました。
計8名の訪問指導対象者宅を訪問し,外来診療では気付かない日々の生活との乖離が見られとても驚かれていました。
久米先生より下記のような介入がなされました。
①服薬に問題のあるお婆ちゃんへ服薬後の分包紙をクリアファイルへ入れていただき,服薬状況を確認する資材提供
②塩分の過剰摂取が疑われるお婆ちゃんへの食事のレシピを示した資材の提供
③自発的な飲水が困難なお爺ちゃんへの飲水方法を家族へ指導
結果として,
①5日分/週の分包紙が入っていました。ゴミ箱より1日分が出てきましたが,当日分の分包紙が行方不明でした。しかし,行方不明分を探す口実として色んな引き出しを開ける事ができ,昨年の薬や8月の薬が発見され,普段の生活を確認する事に繋がりました。
②食事のレシピに載っている食材が1つ無かったとして,レシピを基に調理するには至りませんでした。
③奥さんが旦那さんの口元までコップを持って行っている事が確認でき,今後も飲水量の確保に繋がると思われます。

サロン活動では,久米先生は脱水による健康被害,予防法や熱中症患者を見つけた時の対応を前半のパートで行い,暑さが和らいでからは,虫刺傷や動物咬傷にについて緊急性を要する症状などを詳しくご講演いただきました。講演後の質疑応答では様々な質問が飛び交い皆さんの関心がとても大きかったと思いました。
また,当法人他部署での職員への講演会では,上記2つのテーマに加え,フレイルについて予防方法についてご講演いただきました。質疑応答では,「蛇に咬まれた時の対応」,「熱中症が発覚した時の対応」など詳しく医師へ確認する事ができました,職員および久米先生の貴重な機会となりました。

9/26は久米先生の最終報告会が行われました。
吉野川医療センターの外来診療では経験のできない患者さんの普段の生活が確認出来た事,認知機能低下患者さんへのアプローチ,疾患の理解を得てアドヒアランスを得る意義など必要な問題は多い点,患者さんのみならず家族や近隣住民への働きかけが重要である点や医師,看護師,薬剤師や施設職員など多職種連携で問題点を共有する事が重要である事を考察されていました。
吉野川医療センターへ戻った後には,入院患者が退院後に服薬可能な処方がなされているかを考慮したい点,地域での医療が円滑に行えるように迅速に詳細な情報提供を行っていきたい点や患者さんの希望に沿いながら適切な介入ができるよう判断していきたいと今後の診療の在り方を述べられました。

久米先生の講演は皆が引き付けられ熱心に聞かれていたのが印象的でした。それは,一つ一つ大きなテーマを持って伝えたいことを絞られていた点やその人へ分かりやすく医学用語をかみ砕いている点がとても勉強になりました。
例年行われている研修ですが,研修の意義は研修を受ける側や我々にとってとても大きいと感じています。
今回もこのような機会を持たせていただき木屋平診療所の藤原真治先生始めスタッフのみなさんへ御礼申し上げます。
久米先生4週間の研修をお疲れ様でした。

【こやだいら薬局】令和元年8月30日8/25~8/29に木屋平診療所にて自治医科大学医学生の竹林優希さん研修が行われ,こやだいら薬局は研修の場を提供し,薬局では薬剤師による訪問指導の同行やサロン活動にて講師を行っていただきました。薬局が患家...
30/08/2025

【こやだいら薬局】

令和元年8月30日

8/25~8/29に木屋平診療所にて自治医科大学医学生の竹林優希さん研修が行われ,こやだいら薬局は研修の場を提供し,薬局では薬剤師による訪問指導の同行やサロン活動にて講師を行っていただきました。

薬局が患家を訪問し,お薬のセットやバイタルサインを確認するだけではなく,患者さんに合わせた行動,例えば脱水傾向の方への飲水の促しや実際に一緒に飲水していただく事や血糖値を測定し,医療機関と連携しインスリンの単位を検討する等貴重な経験だったようです。

また,地域研修として剣山に自生するトリカブトを確認し,猛毒成分のアコニチンについて根だけではなく全草に含まれている事を学び,高圧処理する事で毒性を軽減し,漢方薬に入っている附子(ぶし)になり,八味地黄丸,真武湯や大建中湯に含有され内服薬として貢献している事をご理解いただきました。

サロン活動では高校生の時に高校生地域医療現場体験ツアーにて木屋平へ一度来られており,その際に参加された住民と再び触れ合う事ができました。脱水についてご講演をされました。飲水量の説明に止まらず,クーラーの所有率は木屋平ではほぼ皆無(全国平均は9割強)である事を確認し,その中でも脱水にならない工夫について触れられていました。

昨日は最終報告会が行われ,薬局より参加させていただきました。

竹林さんは大学病院,那賀町にてこれまで研修を行って来られましたが,木屋平では病気だけを診るのではなく,生活全般を確認している事に感銘を受けられていました。



高校生で木屋平へ始めて来て,医学生でも再び木屋平へ来られた竹林さんですが,医師となった暁にも木屋平の事を思い出し,色んな職種をマネージメントできる医師になっていただきたいと思います欲しいと思います。

一週間お疲れ様でした。



このような機会を持たせていただき木屋平診療所の藤原真治先生始めスタッフのみなさんへ御礼申し上げます。

【こやだいら薬局】令和7年8月9日昨日は,徳島県主催による令和7年度 高校生地域医療現場体験ツアーがあり,午前中は徳島県立中央病院,午後より中型バスにて木屋平入りし,木屋平診療所にて行われ40名の高校生が来られました。対象としては徳島県下の...
09/08/2025

【こやだいら薬局】
令和7年8月9日
昨日は,徳島県主催による令和7年度 高校生地域医療現場体験ツアーがあり,午前中は徳島県立中央病院,午後より中型バスにて木屋平入りし,木屋平診療所にて行われ40名の高校生が来られました。対象としては徳島県下の医療従事者を目指し地域医療に興味のある高校生です。
こやだいら薬局は木屋平診療所のお手伝いとしてファシリテーターを行わさせていただきました。

内容としては木屋平診療所所長である藤原真治先生によるご講演の後に木屋平診療所を見学される流れです。
講演会は地域住民10名と高校生が10テーブルに分かれて行われました。住民を交えての話では初対面で最初は緊張していましたが,地域住民のフレンドリーな後押しもあり直ぐに緊張はほぐれ各テーブルで笑い声や活発な話し声が聞こえてきました。
最後にはハイタッチをされるなど皆さんが一体となっていました。

徳島県立中央病院では患者さんと医療従事者の壁を感じたようですが,木屋平ではその壁は無く,住民を含めた皆が助け合い医療を継続している事を学ばれました。

医療従事者になった暁には木屋平の事を思い出して欲しいと思います。

自立援助ホームたなごころです。カップケーキを入居者が作りました。
12/07/2025

自立援助ホームたなごころです。
カップケーキを入居者が作りました。

住所

〒772-0002 徳島県鳴門市撫養町斎田西発47−10
Naruto-shi, Tokushima
772-0002

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