02/04/2026
「治った」は勘違い?親知らずの痛みに潜む落とし穴
こんにちは。院長の池田です。
4月は、うの花が咲く季節にちなんで、「卯月(うづき)」とも呼ばれています。
普段何気なく使っている言葉にもほかの呼び方があるのは面白いですよね。
実は「親知らず」も同じで、正式には「智歯(ちし)」という名前があります。
今回は、そんな親知らずの意外な落とし穴について紹介していきます。
繰り返す親知らずトラブル!腫れ・痛みが引いても油断禁物
「親知らずが痛み出して心配していたのに、数日後に落ち着いた」そんな経験はありませんか。
ホッと胸をなでおろしたいところですが、実はここに落とし穴があります。
こうした痛みの多くは親知らずそのものではなく、その周りの歯ぐきに汚れが溜まり、細菌が増えて炎症が起こることが原因です。
これを「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」といいます。
数日経つと腫れや痛みが自然に落ち着くことも多いのですが、あくまで体の免疫力によって細菌の活動が一時的に抑えられている状態であり、原因そのものがなくなったわけではありません。
一時的に症状が落ち着いたとしても体調の変化などをきっかけに、腫れや痛みが再発することがあります。
軽い腫れのはずが…放置が招く深刻なリスク
智歯周囲炎のやっかいなところは、「今度もそのうち治まるだろう」と様子を見ているうちに、炎症の範囲が少しずつ広がっていくことがある点です。
最初は軽く歯ぐきが腫れる程度だったものが、再発を重ねるうちに「口が開けづらい」「顔まで腫れてきた」など
症状が悪化してしまうことも実は少なくありません。
さらに、まれではありますが、あごの下や首にまで炎症が広がると、食事の際に飲み込みにくさや痛みを感じることがあります。
このように、日常生活に支障をきたすほど悪化してしまうケースもあるため、痛みや腫れは放置せず、早めの受診をおすすめします。
痛みや腫れが引いているときこそ、保存か抜歯かの判断を
症状が落ち着いているときこそ、このまま経過をみるのか、それとも再発を防ぐために抜歯するのかを考える良いタイミングです。
再発してから「やっぱり抜こう」と思っても、腫れや痛みがある状態では麻酔が効きにくく、処置が難しくなることもあります。
親知らずがあるからといって必ずしも抜歯が必要とは限りませんが、今後の対応については将来的なリスクを踏まえ、歯科医師と相談しながら慎重に検討していくことが重要です。
お口の状態に合わせて、一緒に最適な方法を考えていきましょう。
平和台ファミリー歯科矯正歯科
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