04/11/2025
そもそもにはなりますが、寝室に暖房を入れて寝る方には、冬用の布団は不要です。寝具の中が熱くなりすぎませんか?そのため、お子様は、冷たい場所を探して、動きます。
季節ではなく、室温に合わせて、寝具の調整をしてください。
以下引用
だんだん寒くなり、寝具も冬物に替えられたご家庭もあるかと思います。赤ちゃん用の寝具は、どんなものを選んでいますか? ふかふか? それとも、固め? どちらが適していると思いますか?
寝具が関係した事故情報が寄せられています。
「保護者のベッドに寝かせていたところ、子どもに羽毛布団が被さって、足だけが出ている状態で、うーうーと唸っていた。保護者が抱き上げたところ、ぐったりして呼吸が不規則な感じだったため、救急要請した。」(0歳)
「ベッドにあおむけに寝かせていた。30分後に子どもを見に行くと、ベッド周りに丸めて置いていた羽毛布団とベッドの間に頭が挟まり、うつぶせ状態だった。抱き上げたところ、顔色も悪く、反応がなかったため、救急要請した。」(0歳)
以上のように顔に寝具が被さったり、ベッド周りに置いていた寝具に頭が挟まれたりして、窒息しかかったという事故が起きています。
寝具についての注意ポイントは、以下のとおりです。
敷き布団やマットレスなどは、固めのものを使用しましょう!
ふかふかの柔らかい敷き布団、マットレスや枕は、うつぶせになった場合、顔が埋ってしまい、鼻や口が塞がれ、窒息するリスクがあります。
掛け布団は、赤ちゃんが払いのけられる軽いものにし、顔に被らないようにしましょう!
掛け布団が鼻や口を覆わないように、いつでも赤ちゃんの顔が見られる状態にしましょう。
掛け布団以外でもタオルやぬいぐるみなど、顔を覆ってしまうようなものはベッド周りには置かないようにしましょう。
ひも付きの枕やよだれかけなど、寝ている赤ちゃんの顔の近くに置かないようにしましょう!
寝ている赤ちゃんの首にひもが巻き付き、窒息するリスクがあります。
そのほか、大人用ベッドではなく、ベビーベッドに寝かせるようにしましょう。
また、毎年11月は、SIDS〔乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome)〕の対策強化月間です。SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま、乳幼児が死に至る原因不明の病気です。うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、うつぶせに寝かせると発症の危険性が高くなるため、あおむけに寝かせましょう(医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合を除く。)。