02/12/2025
冬になり、服装も暖かいものを来ていると思います。
かわいいデザインは、危険性も出てきますよね。
私が子供の頃にはなかったデザインや、それに伴った事故もあるようです。
お気をつけください。
以下引用
子ども服に関する重大事故の報告が寄せられています。
「子ども用パジャマを脱衣中の児童の頭が襟ぐりから抜けない状態になり、環軸椎回旋位固定の重傷。」
日本のパジャマはゆったりしていて締め付けないイメージですが、海外の子ども用パジャマは、子どもの着衣着火を防ぐため、燃えにくい素材又は体にフィットするデザインであることが求められています。
また過去には、エスカレーターの手すりに寄りかかって立っていたら、広告の吊りがねにフードが引っ掛かり、上着で首が絞まったという事故も起きています。このように、子ども服のデザインによっては、ひもやリボン、フードなどで思いがけない事故につながる危険性があります。
子ども服のひもの引っ掛かりによる事故を防ぐため、子ども服のひもの安全基準のJIS規格が2015年12月に制定されました。頭や首回りから垂れ下がっているひも、背中から出るひも、上着やズボンなど股より下にすそがある場合、垂れ下がったひもをつけることができません。このほか、年齢やひもの場所に応じて長さなどの基準が決められています。
このJIS規格は販売を規制するものではないので、JIS規格に合っていない製品が現在でも販売される可能性があります。また、おさがりでもらう、フリマアプリで売られている子ども服は、規格外の場合があるかもしれません。子ども服による思わぬ事故を防ぐため、保護者の方がご自身で十分に注意して子ども服を選ぶことが重要です。
海外ブランドのパジャマでは、体にフィットするように作られているため、購入時はその点を考慮したサイズを選び、無理なく着脱衣できるか確認しましょう。
デザインや着心地だけでなく、危険なひもがついていないか、安全性を確認して選びましょう。
子どもだけで公園などで遊ぶ時など、動き回ることが予想される場合はフードやひもの付いた服を避けましょう。
手持ちの子ども服を点検して、危険なひもは抜いたり縫い付けたりして加工しましょう。