26/12/2022
石原クリニック 3年間のコロナ診療
今日12月26日は例年より1日早い御用納めでした。
2020年に新型コロナウイルス感染症が始まってから、石原クリニックも、脳卒中、心不全、糖尿病などの重症患者さんを診ながら発熱外来を行ってまいりました。
3年間の実績をまとめてみました。
2020年から3年間の発熱患者受診総数は2234人
抗原検査陽性者655人、PCR陽性者56人、陽性者総数711人でした。
グラフは2020年からの陽性者の推移です。
第1波から第8波に至る推移はマスコミの報告と酷似しています。第8波も数では第7波と変わらない猛威を感じます。
最終的にどんな数になるかが懸念されるところです。
見ていただいてわかることは、第1波からそれぞれの波の間隔がどんどん短くなり、波の面積が大きくなっていることです。
そして、大半が今年に入ってから発生しているところを見ると、患者数の増加の様子がご理解いただけるかと思います。
今は忙しいのは重症者を扱う病院ではなく一次医療の現場です。
周りでは、多くの医療従事者が感染して医療がストップしているお話をよく聞きます。
ウィズコロナは猛獣と居住区を一緒にすることではありません。コロナの性質を知って、感染者の飛沫を浴びない距離を確保して、ロスナイや個別の換気法を考えること。家族に体調不良者が出たら、感染防護と共に生活時間を変えることなど工夫をすることです。