05/11/2025
🦵腱(けん)や靭帯(じんたい)がけがをしたときの治り方
腱や靭帯は、筋肉と骨をつないで、体を動かすときに大切な「ひも」のようなものです。
でも、血があまり通っていないので、けがをすると治るのに時間がかかります。
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🌈治り方の3つの時期(プロセス)
けが発生
↓
① 炎症期(数日〜数週間)
↓
② 増殖期(数週間〜数ヶ月)
↓
③ 再形成期(数ヶ月〜1年)
↓
ほぼ回復(70〜80%)
① 炎症期(えんしょうき)🩹
期間:けがをしてから数日〜数週間
からだの中で起きていること
• けがをした場所が 赤くはれる・痛む
• 白血球(はっけっきゅう)が集まって、壊れた細胞やばい菌をそうじしている
• 血管が広がって、血液が集まり、治すための準備をしている
注意すること
• はれや痛みが長く続くと、治りが悪くなる
• むくみ(体の中の水ぶくれ)が長引くと、あとで痛みが残ることも
💡この時期は「冷やす」ことが大切!
→ 冷やすことで炎症がおさまりやすくなります。
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② 増殖期(ぞうしょくき)🌱
期間:数週間〜数ヶ月
からだの中で起きていること
• 炎症がおさまり、「新しいコラーゲン」が作られ始める
• 血液がたくさん流れ、細胞が活発に活動して傷をうめていく
• できた組織はまだやわらかく、強さは元の15〜65%くらい
注意すること
• ステロイド薬を長く使うと、細胞の働きが弱くなって治りが遅れる
• ギプスなどで固定しすぎると、水分が減ってコラーゲンが弱くなる
💡この時期は「無理をしない」ことが大切!
→ リハビリを少しずつ始めて、軽い動きをすることで治りを助けます。
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③ 再形成期(さいけいせいき)💪
期間:けがから数ヶ月〜1年くらい
からだの中で起きていること
• コラーゲンがしっかりした強いもの(タイプI)に変わる
• 傷あと(はんこん)が強くなり、ストレッチなどにも耐えられる
• 痛みがほとんどなくなり、力は70〜80%くらい回復!
注意すること
• この時期のリハビリがとても大事!
• 運動で正しい方向に力をかけると、コラーゲンの並びがきれいになって強くなる
💡この時期は「よく動かす」ことが大切!
→ 反復運動で、強くてしなやかな腱や靭帯に育てよう!
まとめ
時期 期間 体の中のようす やること・気をつけること
①炎症期 数日〜数週間 はれ・痛み・白血球がそうじ 冷やす/安静にする
②増殖期 数週間〜数ヶ月 コラーゲンが作られる 無理をしない/少しずつ動かす
③再形成期 数ヶ月〜1年 コラーゲンが強くなる
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💬さいごに
けがをするとつらいけれど、
体の中ではちゃんと「なおそう!」という力が働いています。
冷やす → やすませる → 動かす
この3つを順番におこなえば、きっと元気に動けるようになります!✨
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