21/11/2025
「歯石を取らなくても歯周病にはならない」の“事実”と“誤解”
皆さん、こんにちは。大阪・十三のおくだ歯科医院、院長の奥田裕太です。
「歯石は取らなくても大丈夫」
「器具を使えば、歯石は自分でも取れる」
「だから虫歯がないなら歯医者は行かなくてもいい」
インターネットやSNSでこんな情報を見たことがあるかもしれません。皆さんの中には「本当にそうなのかも」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
長年、歯周病を専門分野としている私からすると、これらの情報は「ほんの少し本当で、ほとんど間違い」です。
今回は、歯石と歯周病にまつわる誤解を解き、正しい知識をお伝えしたいと思います。
【研究結果】「15年間歯石だらけ」でも歯周病にならない
世界的に有名な「スリランカスタディ」という研究があります。
1970年〜1985年の15年間、スリランカの茶畑で働く14〜46歳の男性労働者480人を対象に行われたもので、彼らには歯を磨くという習慣がなく、地域に歯科医師もゼロという環境でした。
当然、お口の中は歯垢と歯石だらけ。
「歯石を放置すると歯周病になる(=お口の中がボロボロになる)」というセオリー通りなら、480人全員に重度の歯周病が発見されるはずです。
ところが、480人のうち11%の対象者は、15年経っても歯周病が全く進行しておらず、抜け落ちている歯もありませんでした。
つまり、この11%の対象者に関して言えば、「15年間歯石だらけ」でも歯周病にならない(なっていても進行しない)という事実が明らかになったのです。
いかがでしょう次回からはまた詳しいお話をさせて頂きます。
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