10/11/2025
公衆衛生専門職大学院留学生3名が
日本公衆衛生学会総会「国際参加賞」を受賞
国際医療福祉大学公衆衛生専門職大学院(SPH)に在籍する2年生の留学生3名が、2025年10月30日(木)に開催された第84回日本公衆衛生学会総会で、国際参加賞を受賞しました。
国際参加賞は、学会総会において優れた発表を行った外国人演題発表者に授与されます。
今回の受賞者8名のうち3名が本学の留学生で、いずれもSPHの一期生として奨学金を受けて学ぶ学生です。一期生の留学生全員が揃って受賞する快挙となりました。
受賞したのは、
Mr. Monu Tamang(モヌさん、ブータン)
Dr. Chaiyun Boonyossawat(レックさん、タイ)
Ms. Danzan Gerelmaa(ゲゲさん、モンゴル)
です。
モヌさんの研究は、ブータンにおけるレプトスピラ症の疫学的実態を初めて明らかにしたものであり、同国の感染症対策に資する基盤的知見として高く評価されました。
レックさんとゲゲさんの研究は、抗菌薬の使用実態を分析することで、AMR(薬剤耐性菌)対策に向けた政策立案に貢献する重要な成果です。抗菌薬の多用によるAMRの出現は、世界的な公衆衛生課題であり、両名の研究はその解決に向けた一助となるものです。
SPHは、今後もグローバルな視点から公衆衛生の課題に取り組み、国際社会に
貢献できる人材の育成に努めてまいります。