29/10/2025
放射線部門の取り組みを紹介します。
先日、放射線部門ではMRI検査における造影剤使用後の患者急変時対応シミュレーションを行いました。
今回の研修は、放射線科医、診療放射線技師、看護師の計18名参加で、MRI室で重篤な副作用(アナフィラキシーショック)が起きたことを想定し、マニュアル通りに行動できるか確認を行いました。
MRI室内は常に磁場が発生しているため、吸着事故に気をつけながらの対応をしなければなりません。副作用が起きた後の応援要請、MRI専用のストレッチャーで前室まで搬送し、バイタルチェックやアドレナリン投与手順等々、本番さながらの研修を行うことができました。
シミュレーション後には、参加者全員で反省会を行いました。この反省会では、疑問点や改善点について活発な協議が行われました。若手スタッフも参加し、有意義な時間になりました。
次回はCT検査における造影剤使用後の患者急変時対応シミュレーションを予定しています。今後も、このような研修を定期的に行い、より安心・安全な検査が提供できるように努めていきます。
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