明泉堂こうの治療院

明泉堂こうの治療院 栃木県小山市にある「日本古典的鍼灸」「中医学的鍼灸」「現代医学的鍼?

11/11/2025

治療の本質とは何か、その根源にあるものは何かを知りたいと願い続けてきた。そして、その問いに対する答えを求め、東洋医学のみならず、神経科学・生理学・解剖学・物理学・生物学・心理学といった現代科学の成果を...

08/11/2025

感情と覚醒をつなぐ新しい神経経路として、大脳辺縁系の一部である分界条床核のニューロン(神経細胞)が、中脳の深中脳核の興奮性ニューロンを介して覚醒を誘発することを明らかにしました。この経路はストレスによ...

08/11/2025

2014年からここまで耳介の画像と実際の症状とを比較してすり合わせてきて、ようやく実態に基づいた新しい耳介の分布図が出来上がりました。臨床に使用して改めてその正確さを実感しています。今月の上級講座で参加者の皆さんに試していただこうと思っています。これまでの耳介図と何が違うのか、一言で言って、脳の知覚領域の分布とほぼ同じであることです。むしろこの方が当たり前なのです。実際の症状とツボの反応が異なっているのがおかしいのです。これまで私の本の中でも、各ツボの位置よりも、耳の反応の方を重視するように言ってきましたが、まさにそれを反映している形で出来たのが今回の『新耳介分布図』です。お楽しみに。

Since 2014, I have continuously compared auricular images with patients’ actual symptoms, refining and aligning the findings. At last, a new auricular distribution map based on real clinical patterns has been completed. Using it in clinical practice, I can clearly feel its accuracy.

I plan to have participants try it in this month’s advanced seminar. In short, what makes this new map different from previous auricular charts is that its distributions closely match the sensory areas of the brain. In fact, this should be considered natural. It is the inconsistency between real symptoms and point reactions that has been strange until now.

In my books, I have long emphasized that the ear’s reactions are more important than the precise locations of individual points. This newly developed “New Auricular Distribution Map” directly reflects that principle. Please look forward to it.

22/10/2025

千葉県船橋・市川・浦安の鍼灸治療 美容鍼灸院、耳介画像鍼治療研究所・風の子堂鍼灸院の口コミ14件、施術メニュー5件、写真6件、スタッフ2件を掲載中。頭痛・偏頭痛 不妊・妊活 嗅覚障害 機能性ディスペプシア(FD) め...

17/10/2025

声は「私はここにいる」という宣言

昨日の講義で、こんな話をした。

講義の始めのあいさつで、声がよく出ているクラスは国家試験の成績が良い。
これまで長い間、いくつものクラスを見てきて、強くそう感じている。
一方で、国家試験の成績がふるわないクラスは、年が進むにつれて、だんだんと声が出なくなっていく。

そこで私は、「もっと大きく声を出そう」と言ってみた。
これは何も、私にあいさつをしろと言っているのではない。
声を出すという行為は、自分の存在の証明だからである。

声を出さないということは、「自分はここにいない」と言っているのと同じことなのだ。

英語では “I’m here.” ―「私はここにいる」― という言葉がある。
これは世界で最も多く使われているフレーズの一つだという。
声を出すというのは、まさにこの “I’m here.” を体で表現することなのだ。
この世界に、私は確かに存在している。
そのことを宣言する、それが声を出すという行為である。

学生諸君がこれから挑む国家試験とは、
言い換えれば「国に向かって、自分はここにいる」と宣言することだ。
そして、これから出会う多くの人々、患者、仲間、そして世界の人たちに向かって、
「鍼灸師としての私がここにいる」と言い続けていくことが、これからの使命なのだ。

この小さなクラスでの小さなあいさつは、やがて世界へと流れていく。
その声は、広い大河の流れのように、多くの人の心に届いていく。
その最初の一滴が、いま、ここで発せられる「おはようございます」という声なのである。

The Voice That Says “I’m Here”

Yesterday in class, I shared a simple observation.
Over many years of teaching, I’ve noticed that classes where students greet me with strong, clear voices tend to achieve better results on the national licensing exam.
Conversely, in classes where fewer voices are heard as the year goes on, exam results usually decline.

So I told them, “Raise your voices.”
Not because I want them to greet me—but because to speak aloud is to affirm your own existence.

When you choose not to speak, it is as if you are saying, “I am not here.”
In English, there’s a simple phrase: “I’m here.”
It’s said to be one of the most commonly used expressions in the world.
To raise your voice is, in essence, to embody that phrase with your whole being.
It is a declaration to the world: I exist.

For these students, the national exam is more than just a test—it is a formal declaration to their country:
“I am here, as a practitioner of acupuncture and moxibustion.”
And beyond that, it is a lifelong declaration to those around them—to their patients, their peers, and the world itself:
“I am here, as a healer.”

This small act of greeting at the start of class is not trivial.
It is the very first drop in the great river of their professional journey—
a voice that, in time, will flow outward, reaching people far beyond the classroom.
Each “Good morning” becomes the first ripple of a life that touches others.

13/10/2025

神業を身につけるための思考法

学会や臨床の現場では、時に息をのむような“神業”を目にすることがあります。
一瞬のうちに痛みが消え、長年の不調が解ける――そんな光景を前に、人はしばしば「特別な力だ」と感じます。
しかし、真に学ぶべきは、その“現象”ではなく、その背後にある“原理”です。

神業とは、再現不能な奇跡ではありません。
皮膚・神経・脳・自律神経・免疫がひとつの生命ネットワークとして反応した結果、
体が秩序を取り戻す瞬間――それが、いわゆる“神業”と呼ばれるものの正体です。
つまり、それは「特別な人にしかできないこと」ではなく、「生命が本来もっている働きの現れ」にほかなりません。

治療者が見るべきは、現象の派手さではなく、その内側で起こる静かな変化です。
わずかな皮膚の色調の変化、呼吸の流れ、筋の緊張のゆるみ――
そうした微細な反応を感じ取り、そこに宿る生命の意思を読み取ること。
それが、神業を“身につける”ための第一歩です。

神業を身につけるとは、特別な力を得ることではありません。
生命の法則に沿って、自らの手をその流れに添えることです。
奇跡を起こすのではなく、奇跡が起こるための条件を整える。
治療者とは、そのための媒介であり、触媒なのです。

神業を追いかけるのではなく、神業を生み出す身体の法則を見よ。
真理は現象の奥にあり、それを見抜く思考をもつ者こそ、
静かに、しかし確かに、生命の奇跡を再現できる治療者である。

11/10/2025

易を立てることの終わり ― 現象の奥に在る「潜象」を見る ―

かつて私の易の師である昭和の大家・三剛先生はこう言われた。
「最終的には、易を立てる必要もなくなる。世の中のすべてが易の象である。」

当時は、その意味がまだ実感として分からなかった。
けれど今、長い年月を経てようやくその言葉が胸に響く。
それは、卦を立てて答えを得る段階を超え、
世界そのものを“易の流れ”として見る境地に至るということだった。

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現象は潜象を映す鏡である

三剛先生は「現象は潜象を表す」とも語られた。
起こる出来事は偶然ではなく、すべて内に潜む真実の“象(かたち)”が現れたもの。
だから、外の出来事に一喜一憂するのではなく、
その背後にある「潜象」、すなわち気の流れ・道の理を読むことが大切なのだ。

人に拒まれたとき、それは「道が切り替わるサイン」。
何かが壊れたとき、それは「新しい形が芽吹く前触れ」。
易を学ぶとは、そうした潜在的な真意を見抜く眼を養うことである。

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易を離れて、易に至る

やがて、易を「立てる」ことそのものが不要になる。
それは、答えを外に求める必要がなくなるからだ。
風が吹けば巽、人が笑えば兌、沈黙は艮、
夜明けの光は乾──すべてが天地の語りかけとなる。
そこに立っているだけで、世界が卦のように息づいて見える。

この段階では、易はもはや占ではない。
生き方としての易、
すなわち「道(タオ)」そのものとなる。

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対話が生み出す「変」

易が六爻によって変化を示すように、
人の意識も、対話を通してこそ変わっていく。
誰かと真に語り合うことで、
意識の爻が一つ動き、
人生の卦が次の段階へと移っていく。

占うことを超えて、
生きながら易を読み、易として生きる。
それが、三剛先生の言葉の真意であり、
今、私自身が歩み始めた新しい道でもある。

07/10/2025

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04/10/2025

風の子堂鍼灸院 - 自律神経を整え、心身の健康を取り戻す治療院中谷式耳介画像鍼・練灸治療で健康をサポート

01/10/2025

身体にいいものと悪いものを見分ける方法

私たちは日々「体にいい食べ物は?」「これは悪い?」と迷うことが多いものです。けれども、答えは実はとてもシンプルです。

基準になるのは、その人の「命の元」である“精”。
これはアルコールなら酒精、植物なら精油、人なら精気、英語で言えば“spirits(スピリッツ)”にあたるものです。

つまり―― その精をできるだけ消耗しないもの、あるいは消耗が最も少ないものが、その人にとって一番良い食べ物 なのです。

肉を食べても精の消耗が少ない人にとっては肉が最良の食べ物ですし、野菜であれば野菜が最良になります。甘いものや辛いもの、お酒やタバコ、運動でさえも、同じ基準で考えることができます。

精の消耗が大きければ体に凝りや痛みが出て、逆に消耗が少なければ、血流がよくなり体は軽くなります。精は両親から授かった命の基盤であり、生きている限り減り続け、底をついたときが死だと考えられています。

だからこそ、自分に合わないことをして精を無駄に削ってしまうのはもったいないことです。消耗が増えれば血流に余分なエネルギーが必要になり、さらに精を使い果たす悪循環に陥ります。

食べ物を口にしたあと、体がどう変化するかを観察してみてください。よく耳を傾ければ、自分の体が答えを教えてくれます。

そしてそれはあくまで「自分だけの正解」です。他人にとってはまた別の答えがあります。よく「そんなの食べないなんて人生半分損してるよ」と言う人もいますが、合わないものを食べて精を削ってしまえば、むしろ残りの人生を丸ごと損することになるのです。

https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/33687

住所

駅南町2-3/2
Oyama-shi, Tochigi
323-0822

営業時間

月曜日 09:00 - 22:00
水曜日 09:00 - 22:00
木曜日 09:00 - 22:00
金曜日 09:00 - 22:00
土曜日 09:00 - 22:00
日曜日 09:00 - 22:00

電話番号

+81285378914

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