アサヒ薬局

10/10/2020

シアターシエマさんで、『ゆうやけ子どもクラブ！』という映画が公開されます。
東京小平で、４０年前に作られた自閉症などの障害児のための放課後児童クラブのドキュメンタリー映画です。
コロナの中で失われつつある人と人の繋がりや、ぬくもりについて、思い出させてくれる、今だからこそ見てほしい、素晴らしい映画です。幾つものきらきらした光景、子どもたちが引き起こす奇跡のような瞬間に立ち会い、いつの間にか温かな想いが胸に満ち溢れ涙が流れます。そして、彼らや家族の葛藤や苦しさもまたきちんと知ってほしい。

今回、シアターシエマさんで監督をお呼びしてトークイベントが開催されます。コロナへの配慮もあり、オンラインで参加することができます。トークイベントや映画についてのエッセイは下記ホームページをクリックしてください。障害のある家族の置かれた現状について、希望について、想いを書きました。ぜひお読みください。そして、一緒に、子どもたちの未来が明るい方へ、変わってゆくよう、考えてみましょう。

上映時間：10/16(金)～10/22(木)　9:20～／14:15～
　　　　　10/23(金)～10/29(木)　9:20～／15:45～
　　　　　　　※10/30(金)以降の時間は決まり次第お知らせいたします。

お問い合せ先：シアター・シエマ　佐賀市松原2-14-16 セントラルプラザ3F|
　　　　　　　電話　0952-27-5116

線路脇の小路で黄色い電車を眺める、小さな少年の瞳は ラファエロの天使のような、澄んだ無垢な瞳だった。 また別の少年の、、 夏の日、、、 きらめく水の中で両手を動かし、水の感覚の柔らかい動きを確かめる 思惟的....

08/10/2020

https://www.asahisaga.com/2020/08/22/映画-ゆうやけこどもクラブ-の豊かさについて-井手洋子監督オンライントークイベント-シアターシエマ/
　 ←エッセイはこちらをクリック

シアターシエマさんで、『ゆうやけ子どもクラブ！』という映画が公開されます。コロナで人と人との距離が出き、少しずつ変わってゆく社会の中、空しいような心の寒さを感じる人も多いのではないでしょうか。
こんな今だからこそ、見てほしい、人の優しさとぬくもりに溢れた放課後児童倶楽部のドキュメンタリー映画です。
あまりに素晴らしい映画だったし、考えることも多く、
その豊かさについて、そして障害を抱えた家族を取り巻く現状についてエッセイを書きました。
上記URLをクリックしてください。また監督をお呼びしてオンライントークイベントが開かれます。

『ゆうやけ子どもクラブ！』公式HP→https://www.yuyake-kodomo-club.com/

上映時間：10/16(金)～10/22(木)　9:20～／14:15～
　　　　　10/23(金)～10/29(木)　9:20～／15:45～
　　　　　　　※10/30(金)以降の時間は決まり次第お知らせいたします。

お問い合せ先：シアター・シエマ　佐賀市松原2-14-16 セントラルプラザ3F|
　　　　　　　電話　0952-27-5116

東京都小平市にあるゆうやけ子どもクラブは、今から40年以上前の1978年に、放課後や夏休みに子どもの活動場所が欲しいという親の切実な願いで誕生した。全国でも放課後活動の草分け的な存在。ゆうやけ子どもクラブの活...

19/04/2020

病院での感染予防の観点から病院を受診することなく、お電話での診療が可能になりました。お電話で診療を受け、アサヒ薬局に病院から処方箋をファックスしていただければ、お薬を調剤いたします。来店されるのが不安な患者さまは、郵送いたします。お薬だいは代引きになりますので、代引き手数料は患者さまの負担になります。
来店の際は４日以内にお薬を取りに来てください。
処方箋をFaxしてもらう場合は、住所の確認受け取り方法の確認のため、アサヒ薬局にお電話下さい。

TEL　0952-71-8088
FAX 0952-98-3436

現在、患者さま同士の感染予防の観点から新店舗、旧店舗、お車、お庭での分散待機をお願いしております。旧店舗には水族館をイメージした半個室の待合室を準備しております。

医療従事者からの感染を心配する患者さまのため、医療従事者と患者さまの間にビニールシートによる壁を作成し、できるだけ空気の循環がないようにしております。

どうか、皆さまが守られますよう、

またみなで笑い合う日が来ますよう、心から祈ります。

嵐の後に、皆で虹を見れる日が来ますよう。

何もできない時代にせめて心は自由に

みんなにエリュアールの『自由』を送ります。

自由　 　　　　　ポール・エリュアール　　　安藤元雄訳

学校のノートの上
勉強机や木立の上
砂の上　雪の上に
君の名を書く

読んだページの上
まだ白いページ全部の上に
石　血　紙　または灰に
君の名を書く

金色の挿絵の上
兵士たちの武器の上
国王たちの冠の上に
君の名を書く

ジャングルと砂漠の上
巣の上　エニシダの上
子供のころのこだまの上に
君の名を書く

夜ごとに訪れる不思議の上
日ごとの白いパンの上
結び合わされた季節の上に
君の名を書く

切れ切れの青空すべての上
池のかび臭い太陽の上
湖のきらめく月の上に
君の名を書く

畑の上　地平線の上
鳥たちの翼の上
影を落とす風車の上に
君の名を書く

曙のそよぎの一つ一つの上
海の上　船の上
途方もない山の上に
君の名を書く

泡と立つ雲の上
嵐ににじむ汗の上
つまらないどしゃぶりの雨の上に
君の名を書く

きらきら光る形の上
色彩の鐘の響きの上
自然界の真理の上に
君の名を書く

目をさました小径の上
伸びひろがった街道の上
あふれ出る広場の上に
君の名を書く

いまともるランプの上
いま消えるランプの上
一つに集まった僕の家の上に
君の名を書く

二つに切られたくだもののような
鏡と　僕の部屋との上
からっぽの貝殻　僕のベットの上に
君の名を書く

くいしんぼうでおとなしい　僕の犬の上
ぴんと立ったその耳の上
不器用なその前足の上に
君の名を書く

僕の戸口の踏み板の上
いつも見慣れた品物の上
祝福された火の波の上に
君の名を書く

許し与えられた肉体全部の上
僕の友人たちの額の上
さしのべられる一つ一つの手の上に
君の名を書く

思いがけないものの映る窓ガラスの上
じっと黙っているときでさえ
心のこもる唇の上に
君の名を書く

取り壊された僕の隠れ家の上
崩れ落ちた僕の烽火台の上
僕の退屈の壁の上に
君の名を書く

望んでもいない不在の上
むきだしになった孤独の上
死神の歩みの上に
君の名を書く

立ち戻った健康の上
消え失せた危険の上
思い出のない希望の上に
君の名を書く

一つの言葉の力によって
僕の人生は再び始まる
僕の生まれたのは　君と知り合うため
君を名ざすためだった

自由　と。

Liberté　　　　Paul eluard

Sur mes cahiers d'écolier
Sur mes pupitre et les arbres
Sur le sable sur la neige
J'écris ton nom

Sur toutes les pages lues
Sur toutes les pages blanches
Pierre sang papier ou cendre
J'écris ton nom

Sur les images dorées
Sur les armes des guerriers
Sur la couronne des rois
J'écris ton nom

Sur la jungle et le désert
Sur les nids sur les genêts
Sur l'écho de mon enfance
J'écris ton nom

Sur les merveilles des nuits
Sur le pain blanc des journées
Sur les saisons fiancées
J'écris ton nom

Sur tous mes chiffons d'azur
Sur l'étang soleil moisi
Sur le Lac lune vivante
J'écris ton nom

Sur les champs sur l'horizon
Sur les ailes des oiseaux
Et sur le moulin des ombres
J'écris ton nom

Sur chaque bouffée d'aurore
Sur la mer sur les bateaux
Sur la montagne démente
J'écris ton nom

Sur la mousse des nuages
Sur les sueurs de l'orage
Sur la pluie épaisse et fade
J'écris ton nom

Sur les formes scintillantes
Sur les cloches des couleurs
Sur la vérité physique
J'écris ton nom

Sur les sentiers éveillés
Sur les routes déployées
Sur les places qui débordent
J'écris ton nom

Sur la lampe qui s'allume
Sur la lampe qui s'éteint
Sur mes maisons réunies
J'écris ton nom

Sur le fruit coupé en deux
Du mirroir et de ma chambre
Sur mon lit conquille vide
J'écris ton nom

Sur mon chien gourmand et tendre
Sur ses oreilles dressées
Sur sa patte maladroite
J'écris ton nom

Sur le tremplin de ma porte
Sur les objets familiers
Sur le flot du feu béni
J'écris ton nom

Sur toute chair accordée
Sur le front de mes amis
Sur chaque main qhi se tend
J'écris ton nom

Sur la vitre des surprises
Sur les lèvres attentives
Bien au-dessus du silence
J'écris ton nom

Sur mes refuges détruits
Sur mes phares ecroulés
Sur les murs de mon ennui
J'écris ton nom

Sur l'absence sans désir
Sur la solitude nue
Sur les marches de la mort
J'écris ton nom

Sur la santé revenue
Sur le risque disparu
Sur l'espoir sans souvenir
J'écris ton nom

Et par le pouvoir d'un mot
Je recommence ma vie
Je suis né pour te connaître
Pour te nommer

Liberté

11/02/2020

一枚の絵の前で立ち尽くす

優しくて優しくて優しくて　少し哀しい　絵

喜びに　光に　祝福に満ちた　絵

そんな絵たちが並んでいます

きっとひとりじゃない

そのことを知ってほしい

詳しくは下記エッセイににて

募金活動も行っています

小さなコインが、絵筆になり、空や花や

自由な心になる

一枚の絵の前で立ち尽くす 様々な想いが胸の中に去来して、でも絵を見ている内に それすらも時の向こうへ押しやられて、 ただ絵と自分だけが、世界の中に存在している 嵐の前にいるようで 同時に 無音の宇宙にいるよう...

12/01/2020

ここではみんな笑顔になれる-はーとあーと倶楽部２０２０カレンダー原画展-2月１日-３月３１日までアサヒ薬局にて開催します

はーとあーと倶楽部

スタンプやローラー。

障害の形に合わせた道具で、
様々な障害を持ちながらもアートを造り続ける彼ら。

個性的でとっても素敵なメンバーが、賑やかに笑いながら
描き出す世界は、沢山の元気と希望を与えてくれます。

例え体は動かなくても、思い通りに言葉で伝えられなくても、心は自由だから。

ぜひ本物の絵を見て、明るいパワーに包まれてみてください。

詳しくは下記ホームページをご覧ください

24/11/2019

誰もまちがいなんかじゃない

アサヒ薬局で行われたダウン症の書道家藤瀬泰寛さんの書道展でのアートイベントで
薬局スタッフの大野さんと薬剤師の齊田さんが歌ってくださいました。
とても温かな音楽会でした

このイベントはさがすたいるの助成金で運営されました

24/11/2019

涙の中に小さな光の種がある-誰も間違いなんかじゃない-やっちゃんの書と音楽と

アサヒ薬局で行われたやっちゃんの書道展。茶話会や誕生会温かな時間が流れました。
固い体で悩みの中にいるお母さんたちを温かく迎えてくださった藤瀬さんには感謝がつきません。
ダウン症で生まれたやっちゃんと藤瀬さんご家族の20年間の歩みにはヒントが沢山あります。来場できなかった方もいらっしゃるので、やっちゃんの人生の歩みも記事や展覧会の様子にをアップしました。

誰しもまちがいなんかじゃない

そんなメッセージをこめた歌もアップしています。
ピアノも薬剤師の齊田さんの歌も魂がこもっています。
詳しくは下記記事をどうぞ。

07/11/2019

アサヒ薬局では、自然治癒力を高める自然薬「松寿仙」の（株）和漢薬研究所から講師　友納　正毅先生をお招きし、季節の病気と自然薬の活用についての健康セミナーを催します。
お昼はみんなでお弁当とおまんじゅうとおしゃべりを楽しみましょう。
笑うことは健康にとってもいいそうですよ。

セルフメディケーションが注目される今、
自分の心や体の声に耳を傾け、病気を予防する力が求められています。

参加費無料です！！
この機会にぜひアサヒ薬局へ遊びに来てくださいね。

詳しくは下記HPリンクをご覧ください。

11/10/2019

緊急告知！明日の茶話会の後の音楽会は誰でも参加できるものにしました。１１時半から、小さな音楽会と、やっちゃんへのHAPPY　BIRTHDAY!　を行いますが、今回は爽やか薬剤師齊田航さんが初めて歌います。物静かな齊田さんから出る圧倒的声量の透明感のある歌声にびっくりし、これは皆さんにも聴いてほしい！とこの時間は誰でも参加可能にしました。
閉店後深夜まで練習している二人の本気の音楽！
大野さんが歌うのは、いつか苦難の中のお母さん達に聴かせたいと思っていたOver the rainbow

齊田さんは、障害があったからこその出逢いを歌う米津玄師！

そしてやっちゃんの書道展も温かなものになっています。
やっちゃんたち一家の温かな歴史と滲むような書に触れ、色んな人が笑顔になって帰っていかれます。
期間中ぜひ足をお運びください

詳しくは下記HPをご覧ください

https://www.asahisaga.com/2019/10/11/誰でも参加できる音楽会-やっちゃんの誕生祝いやるよ-１３日-日曜日-１１時半/

02/09/2019

自閉スペクトラムの子どもたちにとって世界はどのように感知されているのか-青と緑の地平で-さがすたいるクロストーク

見えている風景が違う　聞こえている音が違う

こどもたち

こどもたちの世界を感じることで、少しでも彼らに近づくことができたら　伴に歩むことができたら

８がつ４日のVR体験のエッセイを書きました

佐賀にもこんなにも一生懸命子どもたちのことを考え動いている人がいる！
そのことが嬉しかったクロストークでした

記事は下記HPをクリックしてください

青い稲穂が揺れる上に真っ青な空が広がっている。 切れるように鮮やかな透き通る稲の葉。 その上に白い雲が沸き上がる。 あまりに綺麗な、綺麗な風景。 悲しいことがあるとき、シャッターを押すように刻み付けられる.....

18/08/2019

やっちゃんの一書-『ここからこれから』-藤瀬泰寛書道展-１０月１日から３１日-自閉スペクトラムなど障害のあるお子さまの保護者さま茶話会-書道アートワークショップ１０月１３日開催/

さあ　やるぞ　まだまだ　これから　ここからだ

藤瀬さんの言葉は温かな明るい決意に満ちています。
なんだかみんなへのエールにも聞こえますし、これから佐賀の障害を取り巻く環境が、むくむく広がって開けてゆくような気もします。

障害のある小さなお子さんを持ちの保護者さまからいつも将来の不安を口にされます。でも、一歩一歩歩んだその先に、ちゃんと誰かに幸せを与える力を持つことができる。
やっちゃんがパンを作る真剣な姿を見てそのことを強く感じました。
こんなにおいしいパンを食べたことがない、、、とほろほろと涙しながら、こんな未来が待っていることを、不安の中にいるお母さんたちに伝えたい、またそんな親子の道のりを通じて、一般の方々にも考える機会を持ってもらいたいと思いました。やったちゃんの書や歩み、作業所の様子を紹介します。期間中どなたでもお気軽にお立ち寄りください。
茶話会や書道展について、詳しくは下記をクリックしてください。

『これから ここから』 藤瀬さんのつけたタイトルには、さあ、まだまだここから始まるんだぞという温かい決意が満ちています。 そしてきっとアサヒ薬局に来る多くのお母さんと障害のある子どもたちへのエールでもある...

07/07/2019

あの子の世界を見てみよう。
自閉スペクトラムの子どもたちにとって世界はどんな風に知覚されているのか。VRを使って体験するイベントが開催されます。自閉スペクトラムの子どもたちと一緒に学ぶ子どもたちにも体験してほしいなと思います。そしたらきっと隣人として、どんな配慮や声かけが必要か知って、もっと伴に暮らしやすくなるのではないでしょうか。
アサヒ薬局からも大野さんがトークと音楽で参加されます。
さがすたいるさんのイベントは、職業や年齢の垣根を超えて一緒に話しあうことができて、いい出会いもあり、いつも本当に豊かな会だなと感謝しています。何より楽しいです！
ぜひ参加してみてください。託児もあるようです(^^)

すべての音を拾ってしまうから騒がしい場所に行けない子、、。 光の見え方が違う子、、。 触られると痛いと感じてしまう子、、。 水の感覚がぬめっとするからお風呂に入れない子、、。 おいしいはずの食べ物が銀紙み.....