05/03/2026
先日、駅伝大会の選手サポートのボランティアに参加しました。
現場には、レース後の選手にマッサージをするアフターケアのブースがありました。
それを見ながら、僕は少し不思議な感覚になりました。
僕の中では、コンディショニングとは「前」に行うものだからです。
試合の前に身体を整える。神経系の感度を上げる。動きのムラをなくす。
その状態でスタートラインに立たせる。
僕にとってトレーナーの仕事は、そこで終わります。
痛みは最後に出るサイン
これまでスポーツ現場や治療院で多くの選手の身体を見てきました。
その中で一度もなかったのは、
調整の必要がまったくない身体
です。
多くの選手が思っているのは
「痛みがない=問題ない」
という考え方です。
でも身体はそうなっていません。
身体が壊れる原理はシンプルで、同じ場所に負荷がかかり続けることです。
しかもそれは、壊れるまで気づかれないことが多い。
痛みは、最後に出てくるサインです。
トップ選手は試合のためにメンテをしない
以前、日本チャンピオン級の選手のメンテナンスをしていたことがあります。
その選手はこう言っていました。
「ここに来るのは試合のためじゃない。練習の質を上げるため。
練習量はもう限界までやっている。だから差がつくのは練習の質。
試合の前だけメンテしても、勝てない。」
別の競技で日本一を目指していた選手も、同じことを言っていました。
コンディショニングは試合のためじゃない
僕がやっているのは、身体のどこか一部に集中してしまう負荷を取り除くこと。
身体全体が均等に使える状態にする。
そうすると一つ一つの筋肉の負担は減ります。でも身体全体としての力は上がります。
だからコンディショニングは試合のためではなく、練習のために行うものだと思っています。
もし今、
・もっと強くなりたい・もっと上のレベルに行きたい
と思っているなら、身体のメンテナンスは「試合の前」だけでは足りないかもしれません。
詳しくはこちらの記事で書いています。
先日、所属する接骨師会から「駅伝大会で選手サポートのブースを出すのでボランティア募集中」という案内をいただきました。以前はこうしたブースを自分で開催したこともあります。最近はあまり現場に出ていなかった...