08/02/2022
さあ今日は少し落ち着くのかなと思ったが、ふたを開けてみればカオス。
昨日は休日診療で、あまりにもゆっくりできたので、コロナはpeak outしたのかと期待してたのですが、本日はスタッフ、医師ともに休憩はほとんど無し。コロナ陽性21人でした。
現時点では相当数の陽性者を診断しましたが、幸いなことに全員軽症です。まだデータはそろっていないので、楽観視はできませんが、現時点では当院での入院例はありません。
最近思うのは、これは誰のための検査なんだろうと、子供は診断しても軽症例が多く、解熱剤を処方するくらい。
たいていは、家族の仕事の問題(特に医療関係、介護職、学校の先生)での調べないと仕事にいけないという依頼。ひどいものになると検査しないと登園できないなど。日本の社会構造、ゼロコロナを求めてるところにも問題はあるようです。
現実検査しないと仕事ができない、登園できない人がいる以上検査をするしかないのですが。
3か月未満の児や基礎疾患がある児の検査の必要性はあるのですが、ごく少数です。家人には60歳以上、基礎疾患のある方には感染は大きなリスクとなるので、検査して陽生であればそういった方に合うことを避ける、また家族にそういった方があれば注意してくださいと説明をしています。
5歳からのワクチンも誰のためのワクチンなのか、今回の低年齢児のマスクも誰のためのマスクなのか、少なくとも子供の為ではないのではないかと考えてしまいます。
我々個人クリニックはスタッフが感染することも、スタッフの家族が感染することも大きな心配事です。できるだけ、可能な年齢の児は駐車場で、車内で診察と検体採取を行っています。個室2部屋はコロナ疑いのある乳幼児や自転車で来られた方に使用しています。マスク、ガウン、シールド、キャップ、シールドの頻回の交換で時間もかかっています。薬剤の返却、会計も陽性者には完全防護で対応しております。
電話対応も途切れることなく、実際スタッフも疲弊しているのがわかります。予約を早い時間に止めることも多くなってきております。通常の75%ほどの人数しか診察できなくなってきています。申し訳ありませんが、初診の方はお断りせざるを得なくなってます。(ただし、1歳以下の児は初診でも受けております)
コロナ陽性で肘内障で断られた児、受験生でどうしても診断書が必要な児など、ケースに応じて可能な限り対応してはいます。
また、コロナ以外でもRSやアデノ、胃腸炎も多く見られます。
RSの児なんかはやはり診察しないと状態がわからないので、基本的にはみなし陽性は行っておりません。(絶対ではないですが)
本当にしんどいのは事務手続き、なんて非効率なんだろう。
色々愚痴ってしまいましたが、明日からも頑張ります。