東北大学医学部神経内科

東北大学医学部神経内科 http://www.neurol.med.tohoku.ac.jp/ 医学部学生、初期研修医の皆さんに役立つ情報を発信しています。東北大学病院での後期研修に関する情報や、イベント、講演会、研究会などの情報をご案内いたします。
医療相談には応じられませんのでご了承ください。患者さん向けの情報は発信いたしません。

中村尚子先生が筆頭著者を務めた論文「A novel dysferlin-binding kinase CK2α promotes plasma membrane repair in dysferlinopathy」がThe FASEB jo...
29/03/2026

中村尚子先生が筆頭著者を務めた論文「A novel dysferlin-binding kinase CK2α promotes plasma membrane repair in dysferlinopathy」がThe FASEB journal誌のカバーイメージに採用されました。

The cover image is based on the article A Novel Dysferlin-Binding Kinase CK2α Promotes Plasma Membrane Repair in Dysferlinopathy by Naoko Nakamura et al., https://doi.org/10.1096/fj.202500773RRR.

【研究成果のご報告】このたび、中村尚子先生が筆頭著者を務めた論文「A novel dysferlin-binding kinase CK2α promotes plasma membrane repair in dysferlinopath...
21/03/2026

【研究成果のご報告】
このたび、中村尚子先生が筆頭著者を務めた論文「A novel dysferlin-binding kinase CK2α promotes plasma membrane repair in dysferlinopathy」が2026年3月13日付で国際誌The FASEB journal誌に公開されました。概要は下記の通りです。

成人発症の筋ジストロフィーの一種であるdysferlin異常症で欠損するdysferlinは筋線維膜損傷後の修復過程で重要な役割を持ちます。今回dysferlinに結合し膜修復を促進する分子として新たにCK2αを同定し、CK2αの過剰発現によりdysferlin欠損マウス骨格筋の細胞膜修復が改善することを確認しました。さらにCK2αは同じく膜修復に関わるannexin A1のリン酸化に関係していることも示されました。

本成果はdysferlin異常症をはじめとした筋ジストロフィーの新たな治療標的となる可能性が期待されます。

論文URL
http://dx.doi.org/10.1096/fj.202500773RRR

東北大学公式プレスリリース
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2026/03/press20260319-01-CK2.html

【本学研究者情報】 〇東北大学大学院医学系研究科神経内科学分野 青木正志教授研究室ウェブサイト臨床障害学分野 鈴木直輝准教授研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 ジスフェルリン異常症は、骨格筋の細胞...

【研究成果のご報告】このたび、高井良樹先生が筆頭および責任著者を務めた神経病理に関する論文「Characteristic patterns of complement deposition in NMOSD, MOGAD, and MS」が...
07/03/2026

【研究成果のご報告】
このたび、高井良樹先生が筆頭および責任著者を務めた神経病理に関する論文「Characteristic patterns of complement deposition in NMOSD, MOGAD, and MS」が2026年2月9日付で国際誌 Acta Neuropathologicaに公開されました。概要は下記の通りです。

・NMOSDでは抗補体治療の有効性が確立していますが、他の炎症性脱髄疾患における補体の関与は十分に解明されていませんでした。今回の研究では、NMOSD、MOGAD、MSのヒト中枢神経組織を用いて、異なる活性段階における補体(C3d, C4d, C9neo)の沈着パターンを解析した結果、各疾患にそれぞれ特徴的な沈着パターンが認められました。これは神経病理学的な鑑別に有用と考えられます。加えて、MOGADでは、補体活性の強さの違いにより異なる病理型が存在し(TypeAとTypeB)、終末補体形成が強い病変ほどオリゴデンドロサイト傷害が顕著で、臨床的な重症度とも関連していました。

今回の成果は、これらの疾患の本質的な病態の違いを反映していると考えられ、今後の治療戦略の最適化につながる重要な知見と考えられます。

論文URL
https://link.springer.com/article/10.1007/s00401-026-02985-9
※論文はオープンアクセスで誰でもご覧いただけます

東北大学公式プレスリリース
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2026/02/press20260225-02-NMOSD.html

【本学研究者情報】 〇大学院医学系研究科神経内科学分野 助教 髙井良樹研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 炎症性脱髄疾患(注1)であるNMOSD(注2)、MOGAD(注3) MS(注4) の3疾患...

「ALS診療ガイドライン2023追補版2025」の要約が日本神経学会誌「臨床神経学」に英文総説として掲載されました。当教室の青木正志先生が作成委員長を務める「筋萎縮性側索硬化症(ALS)診療ガイドライン2023」の追補版2025を紹介する英...
06/02/2026

「ALS診療ガイドライン2023追補版2025」の要約が日本神経学会誌「臨床神経学」に英文総説として掲載されました。

当教室の青木正志先生が作成委員長を務める「筋萎縮性側索硬化症(ALS)診療ガイドライン2023」の追補版2025を紹介する英文総説を発表しました。

近年の日本における抗ALS薬の進歩を国外に向けて発信するものです。
とりわけアジア・オセアニア諸国から引用されることを願っています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41565302/
https://dx.doi.org/10.5692/clinicalneurol.cn-002198

Amyotrophic lateral sclerosis (ALS) is an intractable motor neuron disease characterized by progressive degeneration of motor neurons with varying deg …

当科で学生実習を行った現医学部6年生の田久保 将人さんが、Spinocerebellar Ataxia 3と筋萎縮性側索硬化症の合併と考えられた1例をInternal Medicine誌にご報告くださいました。今後の病態理解に役立つ有意義な...
07/12/2025

当科で学生実習を行った現医学部6年生の田久保 将人さんが、Spinocerebellar Ataxia 3と筋萎縮性側索硬化症の合併と考えられた1例をInternal Medicine誌にご報告くださいました。今後の病態理解に役立つ有意義な報告と考えています。田久保さんのますますのご活躍をお祈り申し上げます。

Spinocerebellar ataxia type 3 (SCA3) is a hereditary neurodegenerative disorder characterized by cerebellar ataxia, whereas amyotrophic lateral sclero …

当教室の青木正志先生が委員長を務められた「筋萎縮性側索硬化症(ALS)診療ガイドライン2023追補版2025」が日本神経学会ホームページに掲載されました。ALS治療薬が続々と発売され、これらに関する項目の新設と改訂が行われました。是非、日々...
10/10/2025

当教室の青木正志先生が委員長を務められた「筋萎縮性側索硬化症(ALS)診療ガイドライン2023追補版2025」が日本神経学会ホームページに掲載されました。ALS治療薬が続々と発売され、これらに関する項目の新設と改訂が行われました。是非、日々の診療にお役立てください。

ALS診療ガイドライン2023が発刊された後に、従来のエダラボン点滴に加え、エダラボン経口薬が上市されました。さらには高用量メコバラミンおよびトフェルセンが承認され、発売されました。追補版2025ではエダラボン経口....

2025年8月30日、徳島大学病院で東北大学と徳島大学との交流会「第1回ALSの診療・研究を考える交流会」が初めて開催されました。当教室からは大野尭之先生、四條友望先生、西山亜由美先生が研究成果を発表されました。ALSの診療向上および研究活...
08/09/2025

2025年8月30日、徳島大学病院で東北大学と徳島大学との交流会「第1回ALSの診療・研究を考える交流会」が初めて開催されました。当教室からは大野尭之先生、四條友望先生、西山亜由美先生が研究成果を発表されました。ALSの診療向上および研究活動のさらなる発展を目指し、活発な討論と交流を深めることができました。

2025年8月22〜23日にかけて、仙台において第11回日本筋学会学術集会を開催しました。当教室の青木正志先生が大会長を、臨床障害学の鈴木直輝准教授が運営委員長を務められ、「病態研究から拓く筋疾患治療の新時代」をテーマに掲げ、現地参加360...
08/09/2025

2025年8月22〜23日にかけて、仙台において第11回日本筋学会学術集会を開催しました。当教室の青木正志先生が大会長を、臨床障害学の鈴木直輝准教授が運営委員長を務められ、「病態研究から拓く筋疾患治療の新時代」をテーマに掲げ、現地参加360名の方々が筋疾患研究の最前線を共有する貴重な機会となりました。

【研究成果のご報告】このたび、渡辺靖章先生が筆頭・責任著者を務めた論文「ALS-associated RNA-binding proteins promote UNC13A transcription through REST downre...
28/07/2025

【研究成果のご報告】
このたび、渡辺靖章先生が筆頭・責任著者を務めた論文「ALS-associated RNA-binding proteins promote UNC13A transcription through REST downregulation」が7月24日付で国際誌 The EMBO Journal (電子版)に公開されました。概要は下記の通りです。

筋萎縮性側索硬化症 (ALS) に遺伝学的・病理学的に関連する複数のRNA結合タンパク質の機能異常が、シナプス遺伝子UNC13Aの発現低下に収斂する分子機構を明らかにしました。

論文URL
https://www.embopress.org/doi/full/10.1038/s44318-025-00506-0

本学公式プレスリリース (日本語)
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2025/07/press20250520-01-ALS.html

本学公式プレスリリース (英語)
https://www.tohoku.ac.jp/en/press/different_causes_of_als_converge_on_dysregulation_of_common_gene_expression.html

Researchers are one step closer to finding a common target for treating ALS - a fatal neurodegenerative disease that causes progressive muscle weakness.

2025年7月20日、21日に宮城蔵王で「研修医のための脳神経内科セミナー2025」が開催されました。今年は17名の研修医の先生方に参加していただき、非常に活気ある会となりました。ケーススタディーで意見を交わしたり、専攻医の実際の生活の様子...
27/07/2025

2025年7月20日、21日に宮城蔵王で「研修医のための脳神経内科セミナー2025」が開催されました。今年は17名の研修医の先生方に参加していただき、非常に活気ある会となりました。ケーススタディーで意見を交わしたり、専攻医の実際の生活の様子を聞いたり、夜は懇親会で親睦を深めたりと充実した2日間を過ごしていただきました。秋には教室説明会もありますので、脳神経内科に興味がある研修医の先生方は是非お越しください。

2025年7月5日(土)、NPO法人日本多発性硬化症ネットワークの主催で、Sendai conference2025が開催されました。金子先生と山﨑先生が一般口演で、生田目先生がポスター発表をしました。多くの有意義な口演があり、MSやNMO...
11/07/2025

2025年7月5日(土)、NPO法人日本多発性硬化症ネットワークの主催で、Sendai conference2025が開催されました。
金子先生と山﨑先生が一般口演で、生田目先生がポスター発表をしました。
多くの有意義な口演があり、MSやNMOに関して、海外からの招待演者とも議論を行うことができました。

07/07/2025

【研究成果のご報告】
このたび宮田杏子先生を筆頭著者として、症例報告“An HTLV-1 carrier with sporadic late-onset nemaline myopathy accompanied by skin lesions indicating indolent adult T-cell leukemia/lymphoma and Sjögren’s syndrome: A case report and literature review”がNeuromuscular Disorder誌に掲載されました。 概要は以下の通りです。

孤発性成人発症型ネマリンミオパチー(SLONM)は、筋組織内にネマリン小体が出現する予後不良の筋疾患で、一部にHIVなどのウイルス感染や血液疾患との合併があります。本症例は、HTLV-1キャリアの女性で、亜急性に筋力低下と皮疹が出現し、精査の結果、SLONM、くすぶり型成人T細胞白血病(ATL)、シェーグレン症候群が明らかとなりました。HTLV-1キャリアがSLONMを合併した報告は数例のみであり、ATLと同時期に発症した例は他に報告がありません。筋力低下と皮疹がステロイド内服で早期に改善したことから、免疫関連の病態が疑われます。

筋、皮膚、唾液腺の病理組織からFoxp3やCCR4を発現するCD4陽性T細胞が異なる割合で検出されました。これらのHTLV-1感染細胞が、皮膚では腫瘍性に増殖、筋・唾液腺では二次性に炎症を惹起したと予想されます。

SLONMの病態はまだ不明な点が多く、本症例が病態や治療法を考察する上で一助となることが期待されます。(文責:宮田)

論文はオープンアクセスで誰でもご覧いただけます。

住所

仙台市青葉区星陵町1/1
Sendai, Miyagi
980-8574

アラート

東北大学医学部神経内科がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

その診療所に問い合わせをする

東北大学医学部神経内科にメッセージを送信:

共有する

カテゴリー