01/12/2025
いきるを支える、HITO病院の総合診療科。
方針決定が難しい重症感染症ケースがあり、
医局で他科の先生に立ち話で相談していたところ、
気づけば一人、また一人と参加し、
最終的に “4人・4診療科の即席カンファ” に発展しました。
誰が主治となり、誰がバックアップに回るか。
オペ日はいつに設定するか。
必要な段取りはその場で即時に決まり、
チームが一気に前へ動き出します。
総合診療が担う視点は複雑ですが、あえて整理すれば:
多併存疾患への対応(総合内科×感染症)
同時介入を組み立てるシステム思考(集中治療)
退院後の生活まで見据えた多職種連携(総合診療)
これらを“ひとつの流れ”として統合し、
患者さんの“いきる”を支える方向に舵を切ることが、
急性期病院で働く総診の醍醐味です。
HITO総診5か条 ③:病院のコンダクターであれ。
専門が重なり、チームが前へ進む瞬間。
その交差点に立ち会えることは、
私たち総合診療科にとって大きな喜びです。
今日も、総合診療科冥利に尽きる一日でした。