地域の感染症対策あらいぐま

04/01/2021

🎍あけましておめでとうございます。今年が皆さまにとって幸せな一年でありますように。本年もよろしくお願い申し上げます。🎍

21/12/2020

今日は冬至です🍊。かぼちゃ料理を食べて、柚子湯で暖まりましょう。

さて今日は、新型コロナ対策について一つご紹介があります。
厚生労働省の科研費事業として新型コロナウイルス感染症 領域別感染予防策が公開されました。

各論＞診療所＞在宅医療分野のところで、あらいぐま担当者も協力をさせていただきました。沖縄県立中部病院の高山義浩先生と、ウィルグループ株式会社（ウィル訪問看護ステーション江戸川 ）岩本大希さんと、在宅医療分野の部分の原案を作成しました。

訪問看護、訪問介護に携わる方の参考にしていただければ幸いです。

新型コロナウイルス感染症に対する院内および施設内感染対策の確立に向けた研究

18/12/2020

今朝の富士見町はマイナス５℃でした。いよいよ本格的な冬ですね。
久しぶりの更新で失礼いたします。

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本日は、2020年2月からの勉強会などの講師や施設訪問について、まとめてご報告させていただきます。

さて、あらいぐま担当者は、2020年2月～12月の期間に、新型コロナウイルス感染対策について、以下の研修担当や訪問指導などを計42回、実施しております。

・所属センター内 介護施設：18回
・所属外 介護施設：11回
・地域ネットワーク等の研修会：8回
・小中学校の養護教諭の会：3回
・一般の事業所：2回

上記のうち、センター内 2回、センター外の施設やネットワーク 5回はオンラインや動画配信でした。

本年は自主開催の「あらいぐま勉強会」は中止しましたが、複数の地域ネットワーク等における研修の講師を担当させていただくことで、より多くのご施設様とつながることができました😊
ご参加いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

16/09/2020

いつの間にかカエルの声が鈴虫の音にかわってきています。そこかしこで田んぼの稲穂が風になびいている富士見町です。

さて、本日は学校の養護教諭の先生（通称 保健の先生）に対する勉強会のご報告です。

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※換気を徹底して行っています。第1波の感染者の大変少なかった長野県内での写真です。そして、１枚目の富士見町は、私の話していた時は皆さま広がって聞いていただいています。

春に、富士見町と岡谷市のそれぞれの養護教諭の会議の中で新型コロナウイルス感染症対策のお話しをさせていただきました。小学校、中学校、養護学校の養護教諭の先生が集まりました。

地域の流行期の対策として、学年や教室単位で生徒の登校時間と使用する場所をずらすこと、換気や手洗いについてなど、基本的な対策のお話しをさせていただきました。発生時のクラスターを小さくする対策を一緒に考えました。

集団で長時間、生活を共にするということでは、対策としては通所系サービスの対策に近いです。事前にご家族へ協力を依頼しておくことも重要と考えます。

先日、富士見町の養護教諭の先生から冬に向けた勉強会の依頼がありました。今は、春にお話しさせていただきました時より、新型コロナウイルスとの付き合い方がだいぶ分かってきました。春よりも少しすすんだディスカッションができるかなと思います。🌾

26/08/2020

朝夕はだいぶ涼しくなってきた富士見町です🍉

さて、今日は一般の事業所様における新型コロナウイルス感染症対策、手洗い指導についてのご報告です。

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担当者は、たまに一般の事業所様へも感染対策の研修などで訪問を行います。新型コロナウイルス感染症対策、手洗いの研修を6月と8月に、計2カ所の事業所様で行いました。

その時に、蛍光ローションを手に付けて、手洗いをしていただき、ブラックライトで洗い残しを確認するという演習を行いました。そうした所、洗い残しが多い職員の方が一定数おられました。

事業所様にもお伝えしましたが、病院、介護施設で演習を行った時に、真剣に手洗いをしていて、且つ、ここまで洗い残しが多いことはありません。担当者も経験がないできごとで勉強になりました。けっして、それが悪いということではありません。

やはり、手洗いの教育を日頃から受けている病院、介護施設の職員と、一般の方の手洗いは、質が違うということを知ることができました。

２つの事業所様のみのデータであり何とも言えませんが、日ごろからの手洗いの教育が大切であるということを学びました。

そして、利用者さんや、利用者さんのご家族さまへ手洗いについてお伝えする時に、出来ているかの確認、声かけが大切であると考えました。

手洗い確認用の蛍光ローション、ブラックライトは、通信販売で安価なものもあるため、介護施設に常備しておくこともできますよ(^^♪

17/08/2020

暑い日が続きます🍉
久しぶりの更新になり、失礼いたします。あらいぐま担当者はSNSに疎く、記事を３回連続で誤って消してしまってから心が折れて更新が途絶えておりました。

※2020.09.01追記：訪問指導事業は、発生していない施設における感染対策の確認のための訪問です。

さて本日は、サービス付き高齢者向け住宅（以下サ高住）さんへの新型コロナウイルス感染症に係る福祉施設等訪問指導（長野県助成金事業）についてご報告をさせていただきます。

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7月30日に富士見町にありますサービス付き高齢者向け住宅ハッピーライフあくしす様にお伺いしました。

サ高住の入居者さんにとって、施設は住居です。家族のように仲が良い利用者さんもいます。通所を併設している場合、入居の利用者さんがそのまま施設の通所に通います。他施設の通所に通う利用者さんもいます。外から通所に通ってくる利用者さんもいます。

同じように感染対策が難しい特養・グループホームの様に「利用者さんと職員みんなで砦を高くして乗り切ろう！」と言うことが難しいです。利用者さんの生活の自由度が高く、且つ、マスクを外す食堂や風呂場を共有するために、万が一の時のクラスターが大きくなると予想されます。

基本的に利用者さんは食事や入浴時以外はマスクを着用して生活しているため、換気や食堂の配置について話し合いを行いました。写真はその様子です。

利用者さん同士が間隔をあけた横並び、難しい場合には互い違いに座るような向かい合わない配置、一部で壁を向いた配置にすることが考えられます。また、時間をずらしたりも考えられます。

あくしす様では、座席を変更し、さらに夕食など通所が空いている時間には、通所の空間も使用して広々と食事ができるように考えるとのことでした。

18/06/2020

雨の富士見町です。田んぼのカエル🐸の鳴き声でテレビの音がかき消されます。

さて、本日は富士見高原医療福祉センター内の老健・特養きりとう（霧訪山のきりとうです。）の、（直接の）面会禁止期間中の面会についてご紹介します。

センター内の施設としては、2018年開所の一番新しい施設です。長野県の介護施設に多い斜面を生かした構造のため、通所と入所の出入口が別です。2階に通所の出入口があります。
1階が特養、２階が老健ですが、エレベーターを使えば交差せずに玄関に行き来ができます。そして、1階の入所者さんの入口がガラスを多く使用した光を取り込む作りのため、玄関ひろばのガラス（写真）越しに面会できます！

声は聞こえないため、携帯を使ったりするそうです。

12/06/2020

富士見町ではそこかしこの畑が野菜であふれてきています。担当者も、野菜が食べきれなくなってきました。

さて、本日は新型コロナウイルス感染症対策のための介護施設における直接ではない面会の工夫についてのご紹介です。

※コメントをいただき説明を追加させていただきます。
2020.6.12　12：40「」部分追記
「写真は、天井が高く、本棚に向かって左が大きな窓、さらに後ろが開放的な自動ドアの玄関です。後ろのシートは換気がわるそうにも見えますが、完全にふさいでいません。私たちの施設ではガラス越しに面会をする時には携帯電話でお話しをしたりしています」

※写真の掲載は、ご施設様の許可を得ております。
※写真の場所は施設の入口で、換気のよい場所になります。
※施設の機能・構造により、同じ対策が難しい場合があります。

担当者は、長野県助成金事業として「新型コロナウイルス感染症に係る福祉施設等相談員派遣」のため、5月末に近所の社会福祉法人ひなたぼっこ ケアハウスひなたぼっこ様にお伺いしました！

直接ではない形の面会について、検討されていました。お伺いした段階では、まだ開始していない状態でしたので、その後にまた工夫を追加されていることと思います。写真は5月末の段階になります。

私たちは、ひなたぼっこ様が真剣に考えて着々と準備を進めている様子に、自分たちのシミュレーションを含めた進捗状況とを比べて少し焦りました！

09/06/2020

今日はとてもお天気の良かった富士見町です。

さて、今日は高齢者介護施設における新型コロナウイルス感染症の流行に伴う面会禁止の対応について、情報を共有させていただければと思います。国、長野県ともに、高齢者介護施設の面会には慎重な対応を求めています。

こちらでは個人的な意見は控え、情報共有に留めさせていただきます。ガラス越し、窓越し、オンライン等々、直接ではなくても面会ができる工夫を考えたいです！！
以下が情報です。

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①国
2020年5月25日改正の国の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」では、「医療機関及び高齢者施設等において、面会者からの感染を防ぐため、面会は緊急の場合を除き一時中止すべきこと」と書かれております。

②長野県
2020年5月29日改正の「新型コロナウイルス感染症対策・長野県の基本的対処方針」も国と同じ方針です。

➂（公社）全国老人保健施設協会
入所サービスにおける感染対策に関する文書として「社会福祉施設等（入所施設・居住系サービス）における感染防止に向けた対応について」をウェブサイトに掲載しており、「面会については 、感染経路の遮断という観点から、緊急やむを得ない場合を除き、制限すること。テレビ電話等の活用を行うこと等の工夫をすることも検討すること。面会者に対して、体温を計測してもらい、発熱が認められる場合には面会を断ること」と記載があります。

④（公社）全国老人福祉施設協議会
2020年6月5日発出「いわゆる『新しい生活様式』に関する留意点について（改訂その１）」に係る留意事項について」との文書で「「原則禁止」と単純化されて認識されてきているところですが - 中略 - 感染防護策を講じたうえで面会を行うことまで遍く全て断るよう促されているものではないことに留意が必要です」とありますが、大変慎重な文面であり「各地域の感染のリスクを見極めながら対応することが肝要であると考えられます」ともあります。

新型コロナウイルス感染症に関する自治体・関係団体向け事務連絡を掲載しています。

19/05/2020

雨の富士見町です。
担当者は本日、長野県助成金事業として「新型コロナウイルス感染症に係る福祉施設等相談員派遣」のため、近隣のご施設様にお伺いします。

さて本日は、当センター施設の面会禁止時の工夫のご紹介です。施設毎に、それぞれが考えた工夫をしているため、全施設が一緒ではないです。そこも施設の味かなと思います。

老健・特養きりとう（霧訪山のきりとうです）では、面会禁止中に、入所者さんの写真を施設玄関の中に 掲示して、洗濯物の受け渡しの時などにご家族の方に見て頂いています。玄関にテレビを置いて、撮影した動画を流す時もあるとのことでした。

27/04/2020

ご無沙汰しております。あっという間に4月も終わります。さくらは散り始め、しだれ桃が満開の富士見町です。
感染対策担当者はこの２か月間、長野県内で新型コロナウイルス感染症が流行した場合のことを考えて、ずっと準備をしてきました。

※※※以下情報は、すでに何らかの形で地域に発信されている情報です。こちらでのご報告は初めてです。地域差があることが一般に知られてきましたため、掲載しても良い頃かと考えました。写真は、当センター内 老健あららぎの前の桜、老健きりとうの近所にある小野神社です。24日に撮影しました。※※※

さて、例年春に開催のあらいぐま感染症対策勉強会は中止となりました。お知らせがまったくできずに申し訳ありませんでした。

担当者は2月末から順番に、町内の事業所連絡会、近隣の医療・介護ネットワーク内、町内の学校の養護教諭の会での新型コロナウイルス感染対策勉強会、所属センター内介護施設の情報交換会（全6か所予定、あと2か所残っています）を行いました。

当センター5か所の訪問介護ステーション、3か所の訪問看護ステーションでは、各自が訪問時にゴーグルやエプロン、手袋、もしもの時のN95マスクまたはDS2マスクを持つことができるようになりました。介護サービスステーションでは、ラミネートした訪問手順が各自に行きわたるようにして、師長さんや管理者の方に指導をお願いしました。

介護施設向けの新型コロナウイルス感染対策マニュアルは、基本の部分はほぼ完成しました。近隣30施設、ご希望のありました県内のいくつかの施設にお渡しすることができました。われわれの地域は、まだ検査が陽性の方の自宅待機を考える状況ではないため、マニュアルはかなり厳しい対策になっています。流行状況により、緩急をつける必要があるかと考えます。

まだま手順の作成が追いつきません。
必要物品が潤沢にはありません。
長野県は、まだ準備に少しだけ時間がありますため、常に備えていようと思います。

03/03/2020

厚生労働省ウェブサイトの、介護事業所等における新型コロナウイルス感染症への対策が一覧になり、ページが見やすくなりました！

担当者も、介護施設向けの新型コロナウイルス感染対策マニュアルを作成しました。施設が知りたいことは【面会禁止をした時の、家族との荷物受け渡し方法】【介護保険に係る認定審査やケアマネジャーの対応】【通所と入所をかけ持つリハスタッフの行動制限】などの具体的な対策と思います。

また、施設の洗濯は80度10分ではない家庭用洗濯機で行うことも多く、「通常洗濯」の考え方が病院とは異なります。病院のマニュアルをそのまま使用はできないところも注意が必要です。

今までは、自施設や、富士見町の介護系事業所連絡会、役場での地域医療と介護の連絡会議での勉強会など、なかなか市町村を超えることができませんでした。これからもう少し周辺施設への情報提供ができるようにしたいです。

新型コロナウイルス感染症に関する自治体・関係団体向け事務連絡を掲載しています。